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台風24号は近畿に来る? 気象庁の予報では6日まで北上せず、先に降るのは別の雨

🗨️「台風24号は近畿に来るの? 大阪や神戸はいつから荒れるの?」

気象庁が9月1日15時45分に出した予報では、台風24号は9月4日に奄美群島近海まで北上したあと、5日・6日は南東へ戻って日本の南で停滞する見込みです。6日までの予報に、近畿へ向かう線はありません。一方で大阪・兵庫の降水確率は3日に80%まで上がっていて、こちらは台風ではなく湿った空気によるものです。

[災害] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月1日 発表

影響を受ける人
  • 近畿地方(大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山)に住んでいる人
  • 9月2日から6日にかけて近畿で屋外の予定・移動がある人
  • 台風の進路を待って予定を決めようとしている人
目次

気象庁の予報に、近畿へ向かう線はない

9月1日15時45分に気象庁が出した台風第24号(クロヴァン)の予報です。位置は報道各社が使っているのと同じ配信データからそのまま並べています。

時点中心の位置北緯進む向き予報円の半径
9月1日15時(実況)日本の南22.3度ほとんど停滞
9月2日15時南大東島の南南東約200km24.1度北・ゆっくり80km
9月3日15時奄美市の南約130km27.3度北北西 15km/h130km
9月4日15時奄美群島近海29.9度北 15km/h185km
9月5日15時日本の南29.4度東南東・ゆっくり280km
9月6日15時日本の南28.8度不定・ほとんど停滞400km

北緯の列だけを縦に読むと、この台風の予想がわかります。22.3度から29.9度まで上がったあと、29.4度、28.8度と下がります。9月4日を境に、北へ行くのをやめて南東へ戻る予報です。近畿地方は北緯34度から35度あたりですから、6日までの予報に近畿へ向かう線はありません。

中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/sで、6日まで変わらない予報です。勢力を強めながら北上する形にはなっていません。

停電でスマホを生かすための電源

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それでも大阪と兵庫の降水確率は3日に80%

同じ9月1日の17時に、大阪管区気象台が週間天気予報を出しています。台風が近畿へ向かわないのなら雨も少ないはずだ、と思うところです。数字は逆でした。

日付大阪の天気降水確率(大阪/兵庫)信頼度大阪の最高気温
9月3日くもり時々雨80%/80%30℃
9月4日くもり時々雨70%/70%B28℃
9月5日くもり時々雨60%/60%C28℃
9月6日くもり一時雨50%/40%C29℃
9月7日くもり40%/40%B31℃

大阪の最高気温の平年値は31.5℃です。4日と5日は28℃の予想ですから、平年より3℃ほど低い日が続きます。雨と曇りで気温が上がらないという予想です。

「信頼度C」は、10回のうち4回は外れるという意味

上の表のいちばん右にあるBとCは、気象庁がつけている予報の信頼度です。3日目から先の「雨が降るか降らないか」について、当たりやすさと変わりにくさを3段階で表しています。気象庁はこの3段階について、実際の検証結果まで公表しています。

信頼度内容降水の有無の適中率翌日に予報が変わる割合
A確度が高い予報平均88%平均1%
B確度がやや高い予報平均73%平均6%
C確度がやや低い予報平均58%平均16%
読者

週末の予定を決めたいのですが、5日と6日の予報はあてにしていいのでしょうか。

おかあさん

5日と6日は信頼度Cです。雨が降るか降らないかが当たるのは10回のうち6回弱で、明日の発表で予報そのものが変わる割合も16%あります。いま決めるなら「変わる前提」で決めるところです。3日か4日の発表を見てからでも、週末の予定なら間に合います。

雨上がりの夕暮れ、濡れた路面に街灯とビルの明かりが映っている市街地の道路
9月2日の午後から夜にかけての激しい雨は、台風本体ではなく湿った空気によるものです(写真: Pexels)

先に来るのは台風ではなく、湿った空気

「台風が近畿に来ないなら、大雨の心配もない」と思うところです。ところが9月2日の予想は、台風とは別の理由で荒れます。

大阪管区気象台が9月1日16時38分に出した天気概況では、2日の近畿地方は「湿った空気の影響でおおむね曇り、雨や雷雨となる所がある見込みです。昼前から夜のはじめ頃にかけて、激しい雨の降る所があるでしょう」となっています。大阪府も兵庫県も、昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて激しい雨という同じ表現です。

この雨の原因は湿った空気であって、台風24号の本体ではありません。台風は9月2日の時点でまだ南大東島の南南東約200kmにいます。台風の位置だけを見て「まだ遠いから大丈夫」と判断すると、2日の午後に外していることになります。

進路が決まる前に、近畿でできること

台風の予報円は5日に280km、6日に400kmまで広がります。半径400kmは、大阪から東京までの直線距離とほぼ同じです。この幅では、近畿に来るか来ないかを言い切れません。言い切れないことを待つより、待たなくてもできることのほうが先です。

9月2日の午後から夜にかけて激しい雨の可能性があり、3日以降も降水確率は80%、70%、60%と続きます。この期間に効いてくるのは風より雨で、雨で最初に問題になるのは排水です。ベランダの排水口、雨どい、家の前の側溝。落ち葉やごみが詰まっていると、降った雨がその場に溜まります。

もう一つ、住んでいる場所そのものが水に弱いかどうかは、台風が来る前でも調べられます。浸水の想定区域や土砂災害の警戒区域は住所で決まっていて、天気とは関係なく先に確認できます。

進路が決まってから慌てないための記事も用意しています。

i この記事は2026年9月1日15時45分発表の台風情報と、同日17時00分発表の週間天気予報にもとづいています。台風情報は原則3時間ごと、週間天気予報は毎日11時ごろと17時ごろに更新されます。行動を決めるときは気象庁の最新の発表を見てください。

生活・仕事にどう効くか

  • 予定:6日までの台風予報に近畿へ向かう線は無い。ただし予報円は5日に280km、6日に400kmあり、進路は「不定」。中止・延期をいま決める段階ではない。
  • 天気:大阪・兵庫とも9月2日は昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて激しい雨の降る所がある予想。原因は台風本体ではなく湿った空気。
  • 住まい:3日以降の降水確率は80%→70%→60%と続く。排水口と側溝の詰まりは、台風が来るかどうかと関係なく効いてくる。

結局どうすればよいか

  • 9月2日の午後から夜にかけて、近畿で激しい雨の降る所がある予想を先に押さえる
  • 週間予報の信頼度がCの日(5日・6日)は、予報が変わる前提で予定を組む
  • ベランダと庭の排水口、側溝の落ち葉を今日のうちに取る

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月1日 初版を公開(9月1日15時45分発表の台風予報と、17時00分発表の週間天気予報にもとづく)

※本記事は2026年9月1日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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