由良町畑では、2つの区間が重なっています
表をもう一度見てください。由良町畑という同じ地名が、2つの行に出てきます。
1つは「由良町畑〜広川町河瀬」で240ミリ。もう1つは「由良町畑〜広川町井関」で、こちらは連続雨量の欄も規制条件の欄も「-」になっていて、理由の欄に「予防的通行規制区間」とだけ書かれています。何ミリで閉まるかが公表されていない区間です。
つまり由良町畑から北へ向かうと、数字のある規制と、数字のない規制が重なって設定されていることになります。240ミリという数字を見て「まだ大丈夫」と判断しても、もう一方の区間の判断で閉まる可能性がある、という読み方をしておいてください。
和歌山は、数字が出ているほうです
参考までに、ほかの地域と比べておきます。同じ道路情報提供システムで見ると、国道45号(気仙沼〜久慈)の16区間は16区間とも連続雨量の欄が空欄でした。中国地方整備局が所管する広島県内の4区間も、4区間とも非公表です。中部地方整備局の管内は46区間中28区間、6割が「予防的通行規制区間」でした。
それに対して和歌山県内の国道42号は、8区間のうち7区間に数字が出ています。基準が公表されている割合としては高いほうです。雨量計の数字と規制値を見比べて「あと何ミリで閉まるか」を自分で計算できる、という点では、和歌山の紀伊半島側は条件が良い区間だと言えます。
現在の連続雨量は、同じページで見られます
道路情報提供システムのページには、区間ごとに「連続雨量」の現在値も出ています。雨が降り続いているときは、この数字が積み上がっていきます。規制値との差が、そのまま「あと何ミリで閉まるか」です。
注意が1つあります。気象庁のアメダスで見る24時間雨量と、道路の連続雨量は別物です。観測点も数え方も違うので、アメダスの数字から引き算して規制の残りを出すことはできません。見るなら道路情報提供システムの数字を直接見てください。
生活・仕事にどう効くか
- 串本町・すさみ町・白浜町:4区間とも連続雨量250ミリで通行止めになる。パトロールで危険と判断されたときも閉まる。
- みなべ町:山内〜東岩代は300ミリ。県内では最も高い基準で、同じ国道42号のなかで60ミリの差がある。
- 由良町:畑を起点に2つの区間が重なっている。広川町河瀬までは240ミリと公表されているが、広川町井関までは「予防的通行規制区間」で数字が無い。
結局どうすればよいか
- 紀伊半島を回る予定の前に、道路情報提供システムで国道42号の連続雨量の現在値を見る
- 予報の雨量が240ミリを超えそうな日は、日高町〜広川町の区間で足止めされる前提を置く
- 閉まったときの代替路が高速だけになる区間があるので、紀勢道の位置を先に確認しておく
公式出典
- 国土交通省 道路情報提供システム「事前通行規制 国道42号(近畿地方整備局)」(2026年9月12日発表)
更新履歴
- 2026年9月12日 初版を公開。区間と規制条件は2026年9月12日時点の道路情報提供システムの表示にもとづく
※本記事は2026年9月12日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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