🗨️「代行バスが増えたなら、昼に八代へ行けるようになりましたか?」
通しの便はそうなっていません。9月1日から1日7本が10本に増えますが、宇土駅発の10本は6時40分・6時50分と、17時30分以降の8本です。6時50分の次は17時30分で、その間の10時間40分は発車がありません。八代駅・新八代駅から宇土駅方面も同じで、新八代駅発は7時40分の次が18時20分です。
[交通] この記事の要点
JR九州が2026年8月28日、令和8年熊本地震で運行を取り止めている鹿児島本線 宇土駅〜八代駅間のバス代行について、2026年9月1日(火)から運行本数の増便と一部の時刻変更を実施すると発表した。宇土駅から八代駅方面、八代駅・新八代駅から宇土駅方面とも1日7本(14台)から1日10本(20台)になる。実施は当面の間。
2026年8月29日 発表
- 宇土駅〜八代駅の区間で通勤・通学している人
- 八代・新八代から熊本方面へ出る予定の人
- 有佐駅・千丁駅を使っていた人
- 交通系ICカードで乗るつもりの人
この記事でわかること
- 増便される3本がどの時間帯に入るのか
- 宇土発・新八代発とも10時間40分の空白が残ること
- SUGOCAなどICカードの残高では乗れないこと
増えるのは3本。入るのは朝と夕方
JR九州が2026年8月28日に出した資料は、増便の本数と、別紙の運行時刻表がセットになっています。本数はこう変わります。
| 行き先 | 現在 | 9月1日から |
|---|---|---|
| 宇土駅から八代駅方面 | 1日7本(14台) | 1日10本(20台) |
| 八代駅・新八代駅から宇土駅方面 | 1日7本(14台) | 1日10本(20台)(一部時刻変更あり) |
増える3本がどこに入るかは、別紙の時刻表を見ないと分かりません。八代駅方面の宇土駅発は、次の10本です。
| 宇土駅 発 | 小川駅 | 新八代駅 | 八代駅 着 |
|---|---|---|---|
| 6:40 | 7:30 | 8:10 | 8:30 |
| 6:50 | 7:40 | 8:20 | 8:40 |
| 17:30 | 18:20 | 19:00 | 19:20 |
| 18:10 | 19:00 | 19:40 | 20:00 |
| 18:20 / 18:30 / 18:40 | 19:10 / 19:20 / 19:30 | 19:50 / 20:00 / 20:10 | 20:10 / 20:20 / 20:30 |
| 18:50 / 19:00 | 19:40 / 19:50 | 20:20 / 20:30 | 20:40 / 20:50 |
| 19:30 | 20:20 | 21:00 | 21:20 |
6時50分の次が17時30分。間は10時間40分あります。増えた3本は17時30分から19時台の側に入っていて、日中には1本も置かれていません。
本数が増えたと聞いたので、昼に八代へ出られると思っていました。
通しの便は朝2本と夕方以降8本です。昼に動くなら、別の手を考えることになります。
帰りも同じで、空白は10時間40分
宇土駅方面も形は同じです。八代駅発は7時20分の次が18時、新八代駅発は7時40分の次が18時20分になります。
| 八代駅 発 | 新八代駅 | 小川駅 | 宇土駅 着 |
|---|---|---|---|
| — | 6:00 | 6:40 | 7:30 |
| — | 6:10 | 6:50 | 7:40 |
| 6:00 | 6:20 | 7:00 | 7:50 |
| — | 6:30 | 7:10 | 8:00 |
| 6:15 | 6:35 | 7:15 | 8:05 |
| 6:50 | 7:10 | 7:50 | 8:40 |
| 7:00 | 7:20 | 8:00 | 8:50 |
| 7:20 | 7:40 | 8:20 | 9:10 |
| 18:00 | 18:20 | 19:00 | 19:50 |
| 19:00 | 19:20 | 20:00 | 20:50 |
10本のうち3本は八代駅を発車せず、新八代駅が始発です。八代駅から乗れるのは7本になります。片道の所要時間は約1時間50分。宇土駅を6時40分に出ると、八代駅に着くのは8時30分です。
宇土〜小川だけは、15〜20分おきに動いている
資料には、通しの便とは別の運行が書かれています。宇土〜松橋、宇土〜小川の区間は、引き続き約15〜20分間隔を目途に循環バスが走ります。
つまり、日中に発車がないのは通しの便のほうです。宇土から松橋・小川までなら昼も動けます。空白が効いてくるのは、小川より南の八代市鏡文化センター・新八代・八代へ通しで向かう場合です。
有佐駅と千丁駅には停まらない
途中の停車駅は松橋駅、小川駅、八代市鏡文化センター、新八代駅です。有佐駅と千丁駅は、大型バスの乗り入れができないため停車しません。有佐駅を使っていた人は八代市鏡文化センターの乗り場へ、千丁駅を使っていた人は新八代駅へ回ることになります。
八代市鏡文化センターの乗り場が、時刻表では有佐駅の代わりとして並んでいます。駅名で探すと見つからないので、乗り場の名前で覚えておく必要があります。
ICカードの残高では乗れない
運賃の扱いも資料に書かれています。乗車券・定期券・回数券などの有効なきっぷがあればそのまま乗れます。持っていない場合は、降車駅で現金を払います。
ここで引っかかるのがSUGOCAなど交通系ICカードのチャージ残高では乗れないという一文です。ふだんタッチだけで改札を通っている人は、現金かきっぷを用意しないと降りられません。
列車が戻るのは10月中旬頃
この区間の鉄道の再開は、JR九州が8月27日に「2026年10月中旬頃を目指す」と発表しています。日付ではなく「頃」のままで、復旧の進捗は土木が約40%、線路が約25%、電力が約10%、建築が約20%です。
私は、9月1日の増便が朝と夕方に寄せられたのは、通学・通勤の時間帯を先に埋める判断だと見ています。1日20台という台数の中で配るなら、そうなります。ただ日中に病院や買い物で八代へ出る人にとっては、10月中旬までこの空白が続く、ということでもあります。
生活・仕事にどう効くか
- 朝の移動:宇土駅から八代方面は6時40分と6時50分の2本のみ。八代駅着は8時30分と8時40分で、片道約1時間50分かかる。
- 昼の移動:宇土駅発は6時50分の次が17時30分。八代駅発は7時20分の次が18時。日中に通しで移動する便は9月1日以降も設定されない。
- 運賃の払い方:乗車券・定期券・回数券があれば乗れる。持っていない場合は降車駅で現金払い。SUGOCAなど交通系ICカードのチャージ残高では乗車できない。
結局どうすればよいか
- 八代方面へ通しで行くなら、宇土駅6時40分・6時50分の2本か、17時30分以降に合わせる
- 宇土方面へ戻るなら、新八代駅7時40分までか、18時20分以降で組む
- 有佐駅・千丁駅を使っていた人は、八代市鏡文化センターか新八代駅の乗り場へ回る
- ICカードしか持っていない場合は、乗車前にきっぷを買うか現金を用意する
公式出典
- JR九州「鹿児島本線(宇土駅〜八代駅間)におけるバス代行の増便および一部時刻変更について」(別紙・運行時刻表)(2026年8月28日発表)
- JR九州「令和8年熊本地震の影響に伴う運行取り止め区間における運行再開見通しについて」(2026年8月27日発表)
更新履歴
- 2026年8月29日 初版を公開
※本記事は2026年8月29日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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