水回りは見た目がきれいでも、収納内部の漏水跡、給湯器の年式、配管の更新歴などで購入後の負担が変わります。設備を勝手に動かさず、作動確認の可否を仲介会社へ聞きながら進めましょう。

結論:確認順序を決め、症状と未確認箇所を記録する
水回りは「上の換気→器具と壁→床→収納内と配管」の順に見ます。設備の製造年、交換歴、漏水・詰まりの履歴を質問し、確認できなかった機能は未確認として残します。

なぜ確認するのか
国土交通省の現況調査資料では、給排水設備について配管の設置状況や漏水等の不具合を目視等で確認する考え方が示されています。購入者の内見では分解や通水試験をせず、見える範囲と資料・説明を組み合わせます。
内見での確認手順
1. キッチン
シンク下の染み・腐食・臭い、換気扇、コンセント、食洗機の有無を確認します。
2. 浴室
床や壁のひび・目地、扉まわり、天井点検口、換気設備を確認します。

3. 洗面
洗面台下の配管、床の変色、鏡裏収納、洗濯機の寸法と給排水位置を確認します。
4. トイレ
便器まわりの床、タンク・温水洗浄便座の年式、換気を確認します。
5. 給湯器
銘板の製造年、号数、熱源、設置場所、交換歴を質問します。
6. 給排水
公営水道・井戸、公共下水・浄化槽の別、配管更新・清掃・漏水履歴を確認します。
内見後にすること

- 気になる写真に場所と内容を付ける
- 仲介会社へ質問し、回答日と回答者を記録する
- 資料や専門家の調査が必要な項目を分ける
- 修繕費を見込む場合は契約前に見積もり条件を確認する
注意点
空き家では給水が停止され、冬季は凍結防止で水抜きされている場合があります。無断で元栓や設備を操作しないでください。作動確認の範囲と故障時の扱いは、契約前に付帯設備表などで確認します。
FAQ
蛇口から水が出れば配管は問題ありませんか?
短時間の通水だけでは隠れた漏水、排水管の状態、給湯能力までは判断できません。履歴と専門調査も検討します。
給湯器の年式はどこで分かりますか?
本体の銘板に型番や製造情報が記載されることがあります。撮影には許可を得て、交換履歴や保証書も確認します。
まとめ
水回りとあわせて窓・結露・換気を確認すると、湿気の原因を整理しやすくなります。 窓・断熱チェックへ。
中古住宅内見チェックリストWeb版・PDF版もご利用ください。
執筆・確認方針
国土交通省・環境省の公開資料を確認し、不動産実務経験をもとに購入者が現地で記録しやすい形へ整理しました。2026年7月18日確認。個別物件の安全性や契約判断を保証するものではありません。

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