内見で見えるのは住宅の一部です。過去の雨漏り、修繕、設備故障、境界、確認済証などは、売主や仲介会社への質問と書類確認で補います。口頭回答だけで終わらせず、後で確認できる形に整理しましょう。

結論:確認順序を決め、症状と未確認箇所を記録する
質問は「不具合の有無」だけでなく、「いつ・どこを・誰が・どう直したか」「記録があるか」まで聞きます。回答、資料名、未確認事項を一覧にし、契約書・物件状況等報告書・付帯設備表との整合を確認します。

なぜ確認するのか
建物状況調査が実施されている場合、宅地建物取引業法上、一定の条件を満たす調査結果は重要事項説明の対象になります。一方、調査で全ての不具合が分かるわけではありません。売主の認識、修繕記録、設備の状態、現地確認を組み合わせます。
内見での確認手順
1. 建物の不具合
1 雨漏り、2 漏水、3 シロアリ、4 傾き、5 火災・事故等の履歴
2. 修繕・改修
6 屋根、7 外壁・防水、8 水回り、9 給排水管、10 増改築の時期と施工者

3. 設備
11 給湯器、12 空調、13 換気、14 太陽光等、15故障中・撤去予定の設備
4. 書類
16 確認済証・検査済証、17 図面、18 建物状況調査・性能評価・保証書
5. 敷地・引渡し
19 境界・越境・私道・近隣申し合わせ、20 残置物・付帯設備・引渡し時期
内見後にすること

- 気になる写真に場所と内容を付ける
- 仲介会社へ質問し、回答日と回答者を記録する
- 資料や専門家の調査が必要な項目を分ける
- 修繕費を見込む場合は契約前に見積もり条件を確認する
注意点
質問への回答だけで安全性や契約責任が確定するわけではありません。重要な点は、仲介会社を通じて書面と資料で確認し、契約書類にどう反映されるかを確認します。法的判断は宅地建物取引士、建築判断は建築士など適切な専門家へ相談してください。
FAQ
売却理由は聞いてもよいですか?
質問できますが、回答の範囲は事情により異なります。生活上の問題を確認したい場合は、騒音、近隣、通勤、家族構成の変化など具体的な項目に分けます。
口頭で「雨漏りなし」と聞けば十分ですか?
物件状況等報告書などの書面、調査報告書、修繕記録とあわせて確認し、未確認箇所も残します。
まとめ
20項目をPDFに書き込みながら、外回り・室内・水回り・窓の各記事を順に確認できます。 内見チェックリストへ戻る。
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執筆・確認方針
国土交通省・環境省の公開資料を確認し、不動産実務経験をもとに購入者が現地で記録しやすい形へ整理しました。2026年7月18日確認。個別物件の安全性や契約判断を保証するものではありません。

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