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高崎市 冠水 どこが危ないの? 群馬県50か所のうち19か所が高崎市 場所は線路と高速をくぐる道に並んでいます

群馬県で冠水しやすい道は、国土交通省 関東地方整備局が路線名と地先まで公表しています。令和8年6月15日更新版で県内50か所。そのうち19か所、県全体の38%が高崎市に集まっています。県庁所在地の前橋市は2か所です。

アンダーパスは一度水がたまると、内側からドアが開かなくなります。数の話だけなら、それで終わりです。ただ19か所の場所を並べると、別のことが見えてきます。上佐野町、下之城町、中尾町、京目町。並んでいるのは川のそばではなく、線路と高速道路をくぐる道です。

この記事でわかること

  •  高崎市19か所の地先名(上佐野町3か所・吉井町2か所ほか)
  •  19か所にはJR高崎線をくぐる道が2つ、インターの地下道が2つ入っている
  •  「前橋インター地下道」の所在地は前橋市ではなく高崎市中尾町
目次

高崎市の19か所は、どこにあるのか

国のPDFに書かれている地先名と通称です。番号順ではなく場所で読めるように並べ直し、地番は省きました(同じ町名が3つ並ぶ上佐野町だけ残しています)。

地先 通称
江木町(国道354号) 江木アンダー
高砂町(主要地方道 高崎駒形線) 高駒アンダー
下和田町四丁目 競馬場通り線地下道
旭町 広小路栄町線地下道
倉賀野町 東部縦貫道線倉賀野地下道
中尾町 前橋インター地下道
京目町 高崎インター地下道
上佐野町(93-17) 上佐野第一地下道
上佐野町(137-1) 上佐野第二地下道
上佐野町(1045-1) JR高崎線五輪田地下道
下之城町 JR高崎線下之城地下道
下豊岡町 君が代橋下地下道
小八木町 国道17号小八木町あいおい損保前地下道
下滝町 東部幹線地下道
吉井町池 下池地下道
吉井町長根 西吉井地下道
箕郷町下芝 下芝地下道
高松町(国道17号) 高松立体
浜尻町(市道認定外・区画道路12号線) 浜尻北地下道
群馬県の道路冠水注意箇所50か所の市町村別。高崎市19、館林市9、桐生市4、太田市4、長野原町3、前橋市2、渋川市2、藤岡市2
群馬県50か所の市町村別(出典:国土交通省 関東地方整備局 令和8年6月15日更新版を集計)

上佐野町だけで3か所あります。第一地下道、第二地下道、そしてJR高崎線の五輪田地下道。同じ町内で、線路をくぐる道が3本ぶら下がっているという形です。

読者

19か所って、多いんですか少ないんですか。

おかあさん

群馬県内の50か所のうち19です。次が館林市の9か所、桐生市と太田市が4か所ずつ。前橋市は2か所なので、高崎に集中しています。

冠水した道で車が動けなくなったときに要るもの

JAFのテストでは、セダンが走れなくなる水深と、ドアが開かなくなる水深がほぼ同じでした。つまり止まった時点で、窓を割る以外に外へ出る方法がなくなります。車に置いておくものから挙げます。

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水に浸かった車は、外からの水圧でドアが開かなくなります。割れるのは側面のガラスで、フロントガラスは合わせガラスなので割れません。グローブボックスの奥ではなく、座ったまま手が届く場所に置いてください。

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119番も家族への連絡も、スマホが生きていることが前提です。水に落とすと沈んで探しようがなくなるので、浮く型かどうかがそのまま連絡手段の有無になります。入れたまま操作できます。

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鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。

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「前橋インター地下道」は、前橋市ではなく高崎市にある

19か所の中に、名前と場所が食い違って見えるものが2つあります。前橋インター地下道(中尾町)と高崎インター地下道(京目町)です。どちらも地先の欄は高崎市で、通称にインターチェンジの名前が入っています。どのインターの側道なのかは、この資料には書かれていません。

この点は、地元でも昔から迷う人がいます。Yahoo!知恵袋には2008年5月に、こんな質問が残っています。

関越自動車道の前橋インターは地図を見ればギリギリ高崎市にありそうですが、某ホームページには前橋市内にあると書かれていました。実際はどちらにありますか?

この質問への答えは、いま見ている国のリストには載っていません。リストが書いているのは、前橋インター地下道という道の地先が高崎市中尾町だ、ということだけです。

名前で場所を覚えていると、注意すべき道を自分の生活圏の外だと思い込みます。「前橋の話でしょ」と読み飛ばした先に、高崎市中尾町の地下道があります。

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踏切のある道。線路を平面で渡っている
踏切をやめて線路の下をくぐる形に変えると、その道は周りより低くなります(写真: Pexels)

19か所の共通点は、線路と国道をくぐる地下道

通称を読み直すと、くぐっている相手が分かります。JR高崎線が2か所(五輪田地下道・下之城地下道)、関越道のインター周りが2か所(前橋インター地下道・高崎インター地下道)、国道17号が2か所(小八木町あいおい損保前地下道・高松立体)。残りも東部縦貫道線、東部幹線、競馬場通り線と、市内を貫く道の下です。

ここからは私の見方です。19か所の通称に出てくるのは、JR高崎線が2か所、インターチェンジ名が2か所、国道17号が2か所、国道354号が1か所。残りも市内を貫く道の名前です。線路や幹線を踏切ではなく地下でくぐる設計にした分だけ低い道が増えた、というのがこの並びの読み方だと考えています。冠水しやすい道の数は、便利な街であることの裏返しでもあります。

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この50か所は「注意箇所」であって、冠水の実績ではありません。国交省の説明でも、異常な集中豪雨時に排水能力を超えて一時的に水がたまる恐れのある箇所、という位置づけです。ここに載っていない道で水が出ることもあります。

今その地下道が通れるかは、どこに聞けばいいのか

もうひとつ、この一覧の使いにくさに触れておきます。50か所は管理者が国・県・市町村の3層に分かれていて、PDFの凡例も色で分けてあります。「あの地下道はいま通れるか」を聞こうとすると、まずどこが管理しているかを調べる必要があります。

群馬県も道路管理課のページで冠水箇所マップを公表しています(2026年6月15日更新)。雨が強い日は、そちらと日本道路交通情報センターの情報を併せて確認してください。

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冠水した道に入ってしまったあとの話は、別の記事にしてあります。

よくある質問

高崎市で冠水しやすい場所はどこですか?

国が公表している19か所は、上佐野町(3か所)、吉井町(2か所)、江木町、高砂町、下和田町四丁目、旭町、倉賀野町、中尾町、京目町、下之城町、下豊岡町、小八木町、下滝町、箕郷町下芝、高松町、浜尻町です。いずれも線路や幹線道路をくぐる地下道・アンダーパスです。

前橋市はなぜ2か所だけなのですか?

石倉町(石倉アンダー)と岩神町四丁目(国体道路)の2か所です。理由はこの資料には書かれていません。数の差は、街を横切る鉄道や高速をくぐる道が何本あるかの差として読むのが自然です。

今その道が通れるかを知るには?

群馬県道路管理課の道路冠水箇所マップと、日本道路交通情報センターの規制情報を確認してください。管理者が国・県・市町村で分かれているため、問い合わせ先も分かれます。

出典

  • 国土交通省 関東地方整備局「群馬県における道路冠水注意箇所マップ」令和8年6月15日更新(県内50か所を市町村別に集計) https://www.ktr.mlit.go.jp/road/bousai/road_bousai00000001.html
  • 群馬県 県土整備部 道路管理課「道路冠水箇所マップ」(2026年6月15日) https://www.pref.gunma.jp/page/11076.html
  • Yahoo!知恵袋「関越道・前橋インターは高崎市にありますか?」(2008年5月11日) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1116457546

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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