🗨️「ソニー生命の詐取で、実際にはどうやってお金を取られたの?」
手口は2つです。ひとつは「別の商品に入れ替える」と言って保険を解約させ、戻ってきた解約返戻金を預かる方法。もうひとつは保険の面談の場で、その会社が扱っていない投資の話を持ちかけて金銭を預かる方法。9月11日の公表では、この2つで元営業社員2名が6名から約2,190万円を受け取っていたことが新たに判明しました。
[事件・事故] この記事の要点
2026年9月11日 発表
- ソニー生命の保険に加入している人
- 担当者から保険の乗り換え・解約をすすめられている人
- 保険の担当者から保険以外の投資や運用の話を持ちかけられた人
新たに判明した2件の中身
公表資料には、2件それぞれの発生時期と手口が書かれています。氏名は公表されていません。
| 項目 | 事案ⅰ | 事案ⅱ |
|---|---|---|
| 発生時期 | 2021年6月〜2023年10月 | 2023年4月〜2024年11月 |
| 被害 | 5名・約920万円 | 1名・約1,270万円 |
| 所属 | 千葉県の支社(50代男性) | 兵庫県の支社(40代男性) |
| 名目 | 自社が扱っていない投資・運用 | 「別の商品に入れ替える」 |
被害人数は事案ⅰが5名、事案ⅱが1名です。ところが金額は事案ⅱのほうが大きい。1人から約1,270万円が動いています。
2つの手口は、どちらも「保険の話の場」で起きている
事案ⅰの説明はこうです。保険契約の面談の際などに、その会社が取り扱っていない投資・運用を名目として金銭を預かった。ただし当初からその金銭を投資や運用に充てる意思はなく、実際には私的な用途に使っていた。
事案ⅱは、公表資料にこう書かれています。
「別の商品に入れ替える」と騙って、弊社保険契約の解約等を促し、弊社から支払われた解約返戻金の一部を原資とする金銭を預かったが、実際には私的な用途に使用したもの。
ソニー生命保険「不正事案の未然防止・早期発見に向けた弊社の取組進捗について(2026年8月末時点)」より
どちらも、知らない相手から突然かかってきた電話ではありません。契約中の保険の担当者と、契約の話をしている場面で起きています。しかも事案ⅱの原資は、契約者自身の保険から出たお金です。
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