累計は4名・21名・約5,640万円
既に公表されていた分を合わせると、保険業務に関連する金銭詐取は元営業社員4名、被害にあった契約者21名、金額は約5,640万円になりました。この累計には、8月4日に公表された事案①について、調査の結果13名から約3,300万円を受け取っていたと後から判明した分も含まれています。公表済みの事案でも、調べ直すと金額が増えることがあるということです。
今回はこのほかに、投資話の持ち掛けや金銭の借り受けといった不適切な金銭の授受を、元営業社員2名が行っていたことも判明しています。
280万人への確認が進んでいる
同社は2026年4月と5月の公表以降、契約者に不審な点がないかを確認する作業を続けています。対象は約280万人です。
- 専属代理店が担当する約9万人 … 案内と申し出への調査は概ね完了
- 営業社員が担当する約271万人 … 案内は進行中、事実確認が済んだ分から公表
連絡の方法と規模も資料に出ています。
| 連絡の手段 | 時期 | 件数 |
|---|---|---|
| Eメール | 2026年5〜7月 | 約286万通 |
| 通知(郵送) | 2026年4〜8月 | 約166万通 |
| 電話 | 2026年5〜8月 | 約30万名 |
| 公式サイトの特設ページ | 2026年6月3日〜 | — |
つまり、加入している人のところには何らかの形で連絡が届いているはずの規模です。心当たりがないか確かめる案内なので、開封しないまま置いてある人は一度見ておくほうが確実です。
自分の側で止められる場所
2件に共通しているのは、お金が担当者個人のところへ渡っていることです。保険料は会社の口座へ引き落とされ、解約返戻金は契約者名義の口座へ振り込まれます。担当者が現金や個人あての振込でお金を受け取る場面は、本来ありません。
だから確かめる場所は1か所に絞れます。解約や乗り換えをすすめられたときに、返戻金の振込先が自分名義の口座になっているか。ここが自分の口座であれば、その後にどう使うかは自分で決められます。
生活・仕事にどう効くか
- 解約をすすめられたとき:判明した手口のひとつは「別の商品に入れ替える」という説明で解約させ、返戻金を預かるもの。
- 投資話が出たとき:もうひとつは保険の面談の場で、その会社が扱っていない投資・運用を名目に金銭を預かるもの。
- 連絡が来ていないか:同社は5月から7月に約286万通のメール、4月から8月に約166万通の郵送で確認の案内を送っている。
結局どうすればよいか
- 保険の解約や乗り換えをすすめられたら、返戻金の受け取り先が自分名義の口座かを確認する
- 担当者個人へ現金や振込でお金を渡さない。保険料以外の金銭の授受は会社の業務ではない
- 同社から届いた確認の案内(メール・郵送)を放置せず、心当たりがあれば申し出る
公式出典
- ソニー生命保険「不正事案の未然防止・早期発見に向けた弊社の取組進捗について(2026年8月末時点)」(2026年9月11日発表)
- ソニー生命保険「弊社元営業社員による不正事案について」(2026年8月4日公表)(2026年8月4日発表)
更新履歴
- 2026年9月11日 初版を公開
※本記事は2026年9月11日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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