🗨️「首都高の八重洲線は、いつまで通行止めなの?」
2035年度までです。2025年4月5日(土)20時に神田橋ジャンクション〜西銀座ジャンクションが閉まり、そのまま10年以上戻りません。八重洲出入口と丸の内出口も同時に使えなくなりました。首都高の大規模・長期の規制一覧に載っているもののなかで、これがいちばん長い規制です。理由は工事の順番待ちではなく、日本橋区間の地下化と新京橋連結路の整備にあわせて、八重洲線そのものを造り替えるからです。
[交通] この記事の要点
2026年9月13日 発表
- 八重洲・丸の内・京橋のあたりで車を使って働く人
- 東京駅の周辺へ車で人や荷物を送り届けている人
- 都心環状線と八重洲線を乗り継いで移動していた人
10年半という長さは、他の規制と桁が違います
首都高が「大規模・長期」として並べている規制を、期間の長い順に見ると差がはっきりします。
| 場所 | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 八重洲線 神田橋JCT〜西銀座JCT | 全線通行止め | 2025年4月5日〜2035年度 |
| 都心環状線 銀座入口 | 長期通行止め | 2026年10月18日から約3年 |
| 横羽線 大師料金所付近 | 料金所の撤去にともなう規制 | 2026年5月11日〜2027年3月31日 |
| 渋谷入口・葛西入口 | ETC専用化の工事 | 2026年10月7日から45〜56日 |
下の3つは「待っていれば戻る」規制ですが、八重洲線は待つ側の人生のほうが変わります。2025年に社会人になった人が、開くころには入社11年目です。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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閉まっているのは本線だけではありません
通行止めの区間は神田橋ジャンクションから西銀座ジャンクションまでで、北行き・南行きの両方です。あわせて八重洲出入口と丸の内出口も使えません。東京駅の八重洲側へ首都高で直接降りる道が、まるごと無いということになります。
いっぽうで汐留出入口と東銀座出口は残っています。地図の上では同じ一帯に見えても、使える場所と使えない場所が混ざっているので、名前で1つずつ確かめたほうが確実です。
同じ日に、隣の道路は廃止されました
KK線というのは首都高とは別の道路ですか
別会社です。東京高速道路株式会社が管理していた道路で、2025年4月5日20時に京橋JCT付近から汐留JCT付近までが廃止されました。こちらは通行止めではなく、道路としての役割を終えています
このとき新橋出入口・土橋入口・西銀座入口・新京橋出口も一緒に使えなくなりました(東銀座出口は除きます)。廃止されたKK線の構造物は、歩行者中心の公共的な空間として使い直す計画になっています。
なぜ造り替えなければならないのか
首都高の説明は明快です。日本橋区間を地下化する事業に加えて新京橋連結路を整備し、2035年度に新しい都心環状ルートをつくる。そのとき、いまの八重洲線をそのまま残しておくことができない、という順序です。
都心の高架道路は、横に避けて工事をする余地がありません。線路の上、川の上、ビルの間を縫って通っているので、使いながら直すという選択肢が最初から存在しない区間があります。10年という長さは、工事が遅いからではなく、道路を1本分つくり直すのに必要な時間です。
東京駅の東側は、10年かけて形が変わります
八重洲線が閉まり、KK線が廃止され、日本橋の上の高架が地下へ潜る。この3つが同じ計画の一部です。首都高が通っていた場所が空くという話でもあるので、周辺の街の形も10年かけて変わっていきます。
いま東京駅の東側で車を使う用事があるなら、八重洲線は「そのうち開く道」ではなく「無い道」として扱うほうが正確です。2035年度まで、地図と実際の道は食い違い続けます。
生活・仕事にどう効くか
- 終わりは2035年度:2025年4月5日20時に始まっていて、10年以上続く。首都高の長期規制のなかで最長。
- 出入口も一緒に消えている:八重洲出入口と丸の内出口が対象。汐留出入口と東銀座出口は使える。
- KK線は通行止めではなく廃止:同じ日に京橋JCT付近〜汐留JCT付近が廃止された。こちらは戻らない。
結局どうすればよいか
- 東京駅の八重洲側へ車で行くなら、八重洲出入口を前提にしたルートを組み直す
- カーナビの地図が2025年3月以前のままなら、廃止された出入口へ案内されるので更新時期を確認する
- 都心環状線の築地川区間でも大規模更新が始まるので、乗る入口ごとに期間を確認する
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
ほかに使える無料ツール
公式出典
- 首都高速道路「高速八重洲線の長期通行止めについて(2025年4月5日(土)20時〜2035年度)」(2024年2月14日発表)
- 首都高道路交通情報 大規模・長期一覧(2026年9月13日発表)
更新履歴
- 2026年9月13日 初版を公開。期間・区間・理由は首都高速道路の公表情報による。
※本記事は2026年9月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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