🗨️「連休の新幹線、もう取れないんじゃないですか」
JR西日本が9月3日時点でまとめた予約状況では、期間中の指定席268万7千席に対して予約は78万2千席。予約率は29パーセントです。前年より予約席数が2倍に増えた一方で、席の7割はまだ埋まっていません。混むのは日付と時間帯で、期間全体ではありません。
[交通] この記事の要点
2026年9月16日 発表
- 連休に新幹線で移動する予定の人
- まだ席を取っていない人
- 帰省の日程をずらせる人
予約は2倍、でも埋まっているのは3割
ニュースの見出しになりやすいのは「前年比200パーセント」のほうですが、同じ資料には分母も載っています。
| 区分 | 提供席数 | 予約席数 | 予約率 |
|---|---|---|---|
| 全体 | 268万7千席(前年比132%) | 78万2千席(前年比200%) | 29% |
| 新幹線 | 203万5千席(140%) | 66万9千席(203%) | 33% |
| 在来線 | 65万2千席(112%) | 11万3千席(185%) | 17% |
前年の予約率は19パーセントだったので、確かに上がっています。それでも7割は空席のまま集計されています。
予約席数が2倍になった理由の一部は、走る列車そのものが増えたことです。提供席数が前年比132パーセント、新幹線だけだと140パーセントに増えています。分子も分母も同時に増えている数字だということは、押さえておく必要があります。
旅行カバンに足しておくもの
防災セットを丸ごと持って行く話ではありません。宿には水も食料も寝具もあるので、足りなくなるのは電源と灯りと薬です。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
汗で失われるのは水分と塩分の両方です。水だけ飲み続けると体内の塩分が薄まってかえって具合が悪くなります。停電で冷蔵が使えない前提でも常温で置いておけます。
車中泊のエコノミークラス症候群対策として、厚生労働省や日本循環器学会が弾性ストッキングの使用を挙げています。歩く・水を飲むことが基本で、これはその補助です。
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下りは19日、上りは22日
資料が挙げているピーク日です。
| 路線 | 下りのピーク | 上りのピーク |
|---|---|---|
| 山陽新幹線 | 9月19日(土) | 9月22日(火・祝) |
| 北陸新幹線 | 9月19日(土) | 9月22日(火・祝) |
| 在来線 | 9月19日(土) | 9月19日(土) |
新幹線は行きと帰りのピークが分かれているのに、在来線は下りも上りも9月19日です。連休初日に特急の両方向が重なる形で、ここだけ動きが違います。
下り全体の予約率は30パーセント、上りは28パーセント。ほぼ同じです。
期間は5連休ではなく6日間で数えている
この資料が対象にしているのは9月18日(金)から9月23日(水・祝)までの6日間です。祝日の並びでいうと連休は19日からの5日間ですが、前日の金曜から動く人が多いため、集計は1日前から始まっています。
前年との比較も、日付ではなく曜日をそろえた比較(2025年9月19日〜24日)で行われています。
この6日間、「のぞみ」に自由席はない
9月18日から23日まで、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は全席指定席で運行されます。ふだん自由席の1号車・2号車も、この期間は普通車指定席になります。
資料にはこう書かれています。
なお、この期間「のぞみ」に自由席の設定はございません。自由席特急券をお持ちのお客様は、普通車のデッキ等に立席でご利用いただく場合に限り、「のぞみ」にご乗車いただけます。
出典:JR西日本「シルバーウィーク期間の指定席予約状況について」
「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」には通常どおり自由席があります。のぞみだけが対象です。
いま席を取るなら、時間帯から見る
予約率29パーセントという数字は、裏を返せば「日時さえ選べば取れる」という意味です。資料も、混雑する時間帯と列車を外せば十分に空席があるとしています。
時間帯ごとの空きは、JRおでかけネットの特設サイト「シルバーウィーク期間の列車空席情報」で公開されています。列車ごとの記号を見てから買えば、満席の列車を避けられます。
今年はもうひとつ条件があります。台風の予報が20日から21日にかけて重なっていることです。ピークを外して21日以降にずらすと、今度は天気の側でぶつかる可能性があります。日程を動かすなら、空席情報と進路予報の両方を見てから決めるのが早道です。
生活・仕事にどう効くか
- 取れるかどうか:全体の予約率は29パーセント。ピークの日時を外せば席は残っている。
- 自由席:9月18日から23日は「のぞみ」に自由席の設定がない。自由席特急券ではデッキの立席利用に限られる。
結局どうすればよいか
- 下りは9月19日、上りは9月22日を外せるなら、まずそこを検討する
- 「のぞみ」に乗るなら期間中は指定席を取る。自由席は設定されていない
- 空席はJRおでかけネットの特設サイトで時間帯ごとに確認してから買う
公式出典
- JR西日本「シルバーウィーク期間の指定席予約状況について」(2026年9月4日)(2026年9月4日発表)
- 同 別紙1(2026年9月3日現在の予約状況)(2026年9月4日発表)
更新履歴
- 2026年9月16日 初版を公開。2026年9月3日現在の予約状況にもとづく。
※本記事は2026年9月16日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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