子どもと銭湯に行くと、番台で「何年生?」と聞かれることがあります。銭湯の料金は、大人・中人(ちゅうにん)・小人(しょうにん)の3つに分かれていて、その線は年齢で決まっています。区分と金額を決めているのは、浴場ではなく都道府県です。
多くの県は「6歳」と「12歳」で分かれる
県の発表を見ると、区分の線はどこも同じ形をしています。
| 区分 | 年齢 | 学年でいうと |
|---|---|---|
| 小人 | 6歳未満 | おもに小学校に入る前 |
| 中人 | 6歳以上12歳未満 | おもに小学生 |
| 大人 | 12歳以上 | 中学生から(小学6年生で12歳になった子も含む) |
「小学生のうちは子ども料金」と思っている人は多いのですが、じつは線は学年ではなく年齢です。そのため、小学6年生でも誕生日が来て12歳になれば、決まりの上では大人料金になります。反対に、年長さんで6歳になった子は中人です。実際にどう受け付けるかは浴場によるので、迷ったら番台で聞くのがいちばん早くて安心です。
家の中の温度差を見える化する道具
消費者庁は、部屋ごとの温度を温度計で見える化し、入浴前に脱衣所と浴室を暖めておくことをすすめています。そのための道具です。
リビングと脱衣所に1台ずつ置くと、部屋ごとの温度差が数字で見えます。消費者庁が入浴前の対策に挙げている「温度の見える化」の道具です。
小さめなので、脱衣所や寝室など2台目に。朝起きたときの室温を見ておくと、その日の服や暖房を決めやすくなります。
入浴前に脱衣所を暖めておく用に。人が近づくと動く人感センサー付きです。使うときは取扱説明書の設置場所の注意を守ってください。
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県ごとの子ども料金
銭湯の料金は、物価統制令という古い法律にもとづいて、知事が上限(統制額)を決めています。そのため、同じ年齢でも県によって金額が変わります。
| 県 | 大人 | 中人 | 小人 | いつから |
|---|---|---|---|---|
| 広島県 | 550円 | 250円 | 150円 | 2026年11月1日 |
| 埼玉県 | 550円 | 200円 | 100円 | 2026年4月1日 |
| 千葉県 | 550円 | 200円 | 100円 | 2026年1月30日 |
| 三重県 | 500円 | 200円 | 100円 | 2026年1月10日 |
| 福島県 | 500円 | 150円 | 90円 | 2026年4月1日 |
| 鹿児島県 | 500円 | 150円 | 80円 | 2026年11月1日 |
出典:各県の発表(広島県 2026年10月22日、埼玉県 2026年2月24日、千葉県 2026年1月9日、三重県 2025年12月17日、福島県、鹿児島県 2026年10月15日更新)。区分の年齢はどの県も「6歳未満」「6歳以上12歳未満」「12歳以上」です。金額は上限なので、これより安くしている浴場もあります。

読者
小学生ふたりと行くと、けっこう違うのね。
広島なら、小学生は大人の半分以下の250円よ。中学生になると550円になるから、家族4人だと、上の子が中学に上がった年に1回300円ほど高くなる計算ね。
子ども料金が上がる県が増えている
ここ1年で、大人だけでなく子どもの料金を上げる県が続いています。千葉県は中人を170円から200円に、小人を70円から100円に上げました。埼玉県も小人を70円から100円に、三重県は中人を150円から200円に上げています。広島県は11月から、中人・小人とも50円上がりました(くわしくは広島の銭湯の値上げの記事)。
一方で、福島県と鹿児島県は大人だけを上げ、子どもの料金はそのままにしています(鹿児島の銭湯の値上げ)。
スーパー銭湯は別の決まり
この区分と金額が決まっているのは、地域の人がふだんの風呂に使う「一般公衆浴場」、いわゆる銭湯だけです。福島県の案内にもあるとおり、サウナや岩盤浴のあるスーパー銭湯などは対象外で、子ども料金も施設ごとに決めています。「3歳以下は無料」「小学生まで子ども料金」など、線の引き方もばらばらです。
行く前に確かめること
- 住んでいる県の上限を見る。県のサイトで「公衆浴場 入浴料金 統制額」と探すと出てくる
- 子どもの年齢で区分を決める。学年ではなく、その日の年齢
- 浴場の貼り紙を見る。上限より安い浴場や、回数券のある浴場もある
銭湯そのものの数は、全国で減り続けています(銭湯が減っている理由の記事)。近くの銭湯がまだあるうちに、子どもと一緒に行ってみるのもいいですね。
出典:広島県「公衆浴場入浴料金の統制額の改定について」、埼玉県・千葉県・三重県・福島県・鹿児島県の入浴料金統制額の発表(いずれも2026年11月2日に確認)。
アイキャッチ写真の出典
鹿児島市の銭湯「大野湯」(イメージ)。撮影 Higa4(ヒガ、コモンズの利用者名)/CC0(ウィキメディア・コモンズ)。
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