会社ごとに埋める空欄
ダウンロードしてそのまま配れば終わり、ではありません。【】のまま残る空欄が、主に3か所あります。
- 使ってよいAI:ひな形の例は【OpenAI(オープンエーアイ)社が提供するChatGPT】です。解説は、使ってよいサービスを名指しで並べるホワイトリスト方式を勧めています
- 禁止する用途:【(1)・・・】のまま空いています。利用そのものを禁じるのか、AIだけで作った物を禁じるのかを分けて書くとよい、とされています
- 問い合わせ先:例は【セキュリティ部門】です。小さな会社なら、社長や総務の担当者の名前で構いません
もう1つ気をつけたいのは、2023年10月の時点で書かれた文だということです。たとえば商用利用の項目は、ChatGPTの利用規約では生成物の利用に制限がない、と書いています。サービスの規約は変わるので、今の規約を自社で読み直してから残すかどうかを決めるのが安心です。
ルールを作ると仕事が増える
ひな形を読むと、ルールの多くが「確かめる」で終わっていることに気づきます。根拠を自分で確認する。似た作品がないか調べる。そのまま使わず、加筆や修正をする。
AIが書く時間を減らしてくれても、確かめる仕事は人の側に残るのです。私は、社内ルールを作るときに「誰が確かめるのか」まで決めておかないと、決まりだけがあって誰も見ていない状態になると考えます。
AIで要約した文章を外に出すときの著作権は、AI 要約 著作権/問題は入力より出力で扱いました。会社のAIの利用履歴がどこまで見られるかは、Copilot 会社 監視/履歴は画面と別に保管にあります。
よくある質問
Q. 協会のひな形は、無料で使えますか。
A. 協会の資料ページから誰でも落とせます。組織の中で直して使うためのひな形として公開されています。
Q. 条項だけの版と解説付きの版、どちらを使えばよいですか。
A. 作る人は解説付きを読み、社員に配るのは条項だけの版にすると分かりやすいです。解説には、なぜその決まりにしたのかが書かれています。
Q. 画像を作るAIにも、このひな形で足りますか。
A. 協会は2024年2月に「画像編」を別に出しています。画像を作るAIを使うなら、そちらも合わせて読んでください。
Q. この内容はいつ時点のものですか。
A. 2026年10月16日に確認した、日本ディープラーニング協会「生成AIの利用ガイドライン【簡易解説付】第1.1版」にもとづきます。法的な判断が必要なときは、弁護士に相談してください。
生活・仕事にどう効くか
- ゼロから作ろうとしている担当者:協会のひな形の【】を埋めれば、最低限の形はその日のうちにできる。
- 顧客情報を扱う会社:ひな形は個人情報を一律で入力禁止にしている。使うサービスによって条件が変わる点は、別に確かめる。
- AIで作った文章や画像を外に出す会社:似た作品がないかの調べと、加筆修正をルールに入れておく。
結局どうすればよいか
- 協会の資料ページから、解説付きの版を落として読む
- 使ってよいサービス・禁止する用途・問い合わせ先の3つを埋める
- 2023年時点の記述が残っていないか、使うサービスの今の規約と照らす
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 一般社団法人日本ディープラーニング協会 生成AIの利用ガイドライン【簡易解説付】第1.1版(2023年10月)(2023年10月6日発表)
更新履歴
- 2026年10月16日 初版を公開
※本記事は2026年10月16日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。









コメント