🗨️「生成AIの社内ルールを作りたいのですが、使えるサンプルはありますか」
日本ディープラーニング協会が、会社の中でそのまま直して使えるひな形を無料で公開しています。入力の注意6つと、生成物を使うときの注意5つの2部構成で、会社ごとに埋める空欄は主に3か所です。
[AI] この記事の要点
2026年10月16日 発表
- 生成AIの社内ルールを任された総務・情報システムの担当者
- 社員が勝手にChatGPTを使い始めて困っている小さな会社の経営者
- 顧客の個人情報を扱う不動産会社や士業の事務所
ゼロから書かなくていい
社員がChatGPTを使い始めて、慌てて社内ルールを作ることになった。そんなとき、白紙から条文を書く必要はありません。一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA=ジェイディーエルエー)が、会社の中で直して使うためのひな形を公開しています。
名前は「生成AIの利用ガイドライン」です。2023年5月に作られ、同じ年の10月に第1.1版へ改められました。協会の資料ページから、条項だけの版と、解説付きの版を落とせます。画像を作るAI向けの「画像編」(2024年2月)も別にあります。
前文には、組織が最低限決めておいた方がよい事項を示したもので、【】の中を書き換えて使う、と書かれています。全部を作り直す必要はなく、会社ごとの事情を埋める作りです。

AIを自分の側に置くなら、最初の1冊
3冊とも入口が違います。手が止まっている場所で選んでください。
最初の1円までがいちばん短い本です。第1章がLINEスタンプ作りから始まるので、何から触ればいいか分からずに止まっている段階なら、ここから手が動きます。巻末の20ジャンル一覧がそのままアイデア帳になります。
自分の経験や知識を有料記事にして売る型を、集客から書き方まで通しで扱っています。AIの章は8章のうち1章だけで、残りは「何を誰に売るか」の設計です。売る場所をnoteに決めた人向け。
AIの話は出てきません。2023年刊で、売るものを決める・商品にする・集客する・売る、という土台だけを会話形式で扱います。AIの手順書を読んでも手が止まる人は、たいていここが空いています。
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入力と生成物の2部構成
ひな形は、生成AIを「データを入れて、結果を受け取る」仕組みとして見ています。だから中身は、入れるときの注意と、出てきた物を使うときの注意の2つに分かれます。
| 場面 | ひな形が挙げる注意 |
|---|---|
| 入れるとき | 他人の文章など著作物/登録商標・意匠(ロゴやデザイン)/著名人の顔写真や氏名/個人情報/秘密保持契約で預かった他社の秘密/自社の機密(ノウハウなど) |
| 使うとき | 中身に嘘が混じる/他人の権利を侵す(著作権・商標や意匠・虚偽の個人情報や名誉毀損)/著作権が生まれないことがある/商用利用できないことがある/サービスごとの独自の禁止事項 |
入れるだけなら問題になりにくいものもあります。ひな形の解説は、他人の文章を入力するだけなら原則として著作権侵害にはならないとしています。ただし、その作品と同じような物を作る目的があれば話が変わります。そのため、プロンプトに既存の作品名や作家名を入れないという決まりが入っています。
個人情報は、ひな形では一律で入力禁止です。サービスによっては条件を満たせば入れられる余地も書かれていますが、判断が難しいので、まず全部止めておく作りです。設定で学習を止める話は、こちらにまとめました。
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