【2026年9月5日 追記】国道10号の日木山地区は、9月4日19時00分に通行止めが解除されました
本文で「当分の間」と書いた区間は、発表の当日のうちに開いています。鹿児島国道事務所が第3報を出しました。ここから下の本文は2026年9月4日時点の記録です。
- 解除は2026年9月4日19時00分です。「通行の安全が確認されたため」と鹿児島国道事務所が発表しています
- 閉まっていたのは9月4日13時30分から19時00分までの5時間半でした。区間は姶良市加治木町日木山地内の延長約800mで、本文と同じです
- 9月5日10時23分時点の鹿児島県道路通行規制情報にも、この区間はもう載っていません
- ただし本復旧が終わったわけではありません。令和7年8月7日の豪雨で崩れた斜面を応急復旧して対面通行にしている区間なので、まとまった雨が降れば同じように閉まります
同じ場所は雨のたびに閉まる可能性があります。出かける前に最新の規制状況を確認してください。 鹿児島国道事務所 記者発表資料(第3報)「国道10号日木山地区の通行止め解除について」(2026年9月4日)で更新されています。
🗨️「加治木の国道10号、いつになったら通れるの?」
鹿児島県の一覧では解除予定が「当分の間」で、時期は決まっていません。迂回は鹿児島空港前の溝辺麓交差点まわりか、隼人西インターから加治木インターまでの高速で、高速は有料区間を含みます。
[交通] この記事の要点
2026年9月4日 発表
- 国分・隼人から姶良・鹿児島市へ通勤する人
- 姶良から霧島方面へ向かう人
- 国道10号を使って鹿児島と宮崎・大分を行き来する運送・営業の車
- 加治木町日木山の周辺に住んでいる人
止まっているのは、加治木町日木山の約800メートル
鹿児島国道事務所が9月4日に出した記者発表資料(第2報)に、区間と時刻がそのまま書かれています。閉まっているのは国道10号の姶良市加治木町日木山(ひきやま)地区、延長はおよそ800メートルで、9月4日13時30分から全面通行止めです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | 国道10号 姶良市加治木町日木山地区(延長約800m) |
| 開始 | 2026年9月4日13時30分 |
| 内容 | 全車通行止め(災害規制) |
| 解除予定 | 当分の間 |
| 迂回路 | 有(一般道ルート・高速ルートの2つ) |
| 管理者 | 国土交通省 九州地方整備局 鹿児島国道事務所 |
「当分の間」は鹿児島県道路通行規制情報の解除予定の欄に実際に入っている文字列です。同じ一覧に載っている県内72件の規制のうち、この欄が「当分の間」になっているものが41件あります。9月に入ってから始まった規制は13件で、9月4日に始まったのはこの日木山の1件だけです。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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閉まっている理由は、去年8月に崩れた斜面
記者発表資料には「令和7年8月7日の豪雨により災害が発生しましたが、応急復旧工事の完了に伴い、現在は対面通行を実施中です」「当該地区におきまして、降雨の影響により、13時30分から全面通行止めを行います」と書かれています。
つまり、9月4日に新しく崩れたという発表は出ていません。去年の豪雨で被災した斜面を応急復旧して片側ずつ通していた区間が、雨が降ったので閉じられた、という順番です。第1報のタイトルは「(事前予告)」でした。
応急復旧が終わったなら、もう直っているんじゃないんですか?
応急復旧は仮の措置で、本復旧とは別です。だから雨のたびに閉める判断が続きます。国道の同じ場所で去年から繰り返し止まっているのは、そのためです。
迂回は鹿児島空港まわり。高速ルートは有料
記者発表資料の別添「迂回路図」に、2つの経路が交差点名まで書かれています。
| ルート | 経路 |
|---|---|
| 一般道 | 国道223号入口交差点 → 国道223号 → 西光寺交差点 → 国道504号 → 溝辺麓交差点 → 県道56号 → 県道55号 → 加治木IC交差点 → 国道10号加治木バイパス → 加治木団地入口交差点 |
| 高速 | 国道223号入口交差点 → 国道10号 → 隼人小浜交差点 → 県道471号 → 隼人西IC → E78東九州道 → 加治木IC → 国道10号加治木バイパス → 加治木団地入口交差点 |
一般道のほうは、溝辺麓(みぞべふもと)交差点が鹿児島空港の前にあたります。800メートルを避けるために、空港まで大きく北へまわる形です。高速ルートには「隼人西IC〜加治木IC間は有料になります」という注記が付いています。
加治木の市道は、去年の被害が残ったまま
国道が1本止まったときに使いたくなるのが市道ですが、姶良市の交通規制情報を見ると、市道の通行止めは15路線あります。地区別では加治木が8路線でいちばん多く、内訳には橋の被害が並んでいます。
| 場所 | 状態 |
|---|---|
| 永原・市野線(岩元橋付近) | 橋流失 |
| 迫線(中田橋) | 橋流失 |
| 竹脇線(川内橋) | 道路流出 |
| 錦江橋 | 沈下のため車両通行止め(歩道橋は一部通行可) |
| 楠木坂線・桑迫公民館前線 | 道路崩壊 |
この一覧は令和8年6月26日16時30分現在としてページに載っているものです。去年8月の豪雨から10か月が過ぎた時点で、橋が3本流されたままだったことになります。国道が閉まると、逃げ道になるはずの市道が最初から無い地区です。
去年は高速が無料になったと聞きました。今回もそうなりますか?
今回の迂回路図には「有料になります」と書かれています。去年8月の通行止めのときにあった東九州道の無料措置は2025年11月に終了していて、今回の措置は発表を待つことになります。
4日夜から5日昼前は線状降水帯のおそれ
気象庁は9月4日16時5分に、鹿児島県で4日夜遅くから5日昼前にかけて線状降水帯が発生するおそれがあると発表しています。鹿児島地方気象台の天気概況では、薩摩地方の5日18時までの24時間降水量は多い所で180ミリの見込みです。
雨が続いている間は、解除の判断が先へ延びます。姶良市は鹿児島市への通勤圏で、土地の実取引を見ると坪単価の中央値は姶良市が59,504円、鹿児島市が241,322円です。安い土地を選んで通勤時間を買った人ほど、この800メートルの影響を受けます。
生活・仕事にどう効くか
- 通勤:一般道の迂回は国道223号・504号と県道55号・56号を通って鹿児島空港前の溝辺麓交差点をまわる経路になる。800メートルを避けるための短い抜け道は案内されていない。
- 費用:高速を使う迂回は隼人西インターから東九州道で加治木インターまで。記者発表の迂回路図には「隼人西IC〜加治木IC間は有料になります」と注記されている。
- 生活道路:姶良市の交通規制情報では市道15路線が通行止めで、うち加治木地区が8路線。岩元橋・中田橋・川内橋の3本は橋が流失したままと記載されている(令和8年6月26日16時30分現在)。
結局どうすればよいか
- 出発前に鹿児島県道路通行規制情報で、日木山の欄が「当分の間」から変わっていないかを確かめる
- 一般道でまわるなら鹿児島空港前の溝辺麓交差点経由、急ぐなら隼人西インター〜加治木インターの高速を使う(有料)
- 市道も塞がっている地区なので、カーナビの案内が細い道に入るときは姶良市の交通規制情報と突き合わせる
- 自宅や職場の斜面・川のリスクは、住所を入れて災害リスク診断で確かめておく
公式出典
- 国土交通省 九州地方整備局 鹿児島国道事務所 記者発表資料(第2報)「国道10号日木山地区の通行止めについて」(2026年9月4日発表)
- 鹿児島県道路通行規制情報(2026年9月4日発表)
- 姶良市「その他の交通規制情報」(2026年9月4日発表)
- 気象庁 鹿児島県の天気概況(2026年9月4日16時35分 鹿児島地方気象台)(2026年9月4日発表)
更新履歴
- 2026年9月4日 初版を公開
※本記事は2026年9月4日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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