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モンベルの日傘、いちばん軽いのは135gではありません|晴雨兼用7モデルを重さ・遮熱率・値段で比べました

6,200円の日傘をカートに入れる前に、200円安くて11g軽い同じシリーズのモデルがあることだけ確認してください。モンベルの晴雨兼用でいちばん軽いのは、いま「135グラムの日傘」として紹介されている55ではなく、124gの50のほうです。

暑さ対策の話は、たいてい家の中の話になります。ですが7月27日からの1週間に熱中症で運ばれた9,180人のうち、道路と屋外で倒れた人が2,828人。3割は移動している最中です(総務省消防庁・速報値)。エアコンも断熱も、玄関を出た先には届きません。

先に結論|モンベルの日傘の選び方

  • 日傘として使えるのは「晴雨兼用」の4シリーズ7モデル。雨傘のほうには遮光・遮熱の表示がない
  • 最軽量は トラベル サンブロックアンブレラ 50(124g・6,000円)。話題の55(135g・6,200円)との差は11gと直径10cm
  • 125gの「O.D.アンブレラ カーボン 60」は軽いが雨傘。軽さだけで選ぶと日傘にならない
  • 遮熱率はサンブロックが約50%、2-Wayは40%。日焼けだけ防ぎたいなら差はなく、暑さを下げたいならサンブロック
  • 紫外線遮蔽率・遮光率は7モデルとも99%以上。ここで比べても差はつかない
目次

モンベルの晴雨兼用は7モデル。重さ・直径・遮熱率・値段の一覧

モンベルの傘は公式サイトで「雨傘」と「晴雨兼用傘」に分けて掲載されています。日傘として売られているのは後者だけです。その7モデルを軽い順に並べます。価格は2026年8月12日時点の公式オンラインストアの掲載額(税込)です。

モデル 重さ 直径 遮熱率 価格
トラベル サンブロックアンブレラ 50 124g 88cm 6本 約50% 6,000円
トラベル サンブロックアンブレラ 55 135g 98cm 6本 約50% 6,200円
トラベル 2-Way アンブレラ 50 137g 88cm 6本 40% 6,600円
トラベル 2-Way アンブレラ 55 159g 95cm 6本 40% 6,800円
トレッキング サンブロック アンブレラ 55 200g 98cm 8本 50% 6,380円
O.D. 2-Way アンブレラ 50 214g 86.5cm 8本 40% 6,400円
O.D. 2-Way アンブレラ 60 271g 101cm 8本 40% 7,000円

紫外線遮蔽率と遮光率は7モデルとも99%以上で、ここに差はありません。実際に選択を分けるのは、重さ・直径・遮熱率の3つだけです。

日傘と一緒に持つと効くもの

日傘が止めるのは頭上から来る日射だけです。照り返しと汗で失う塩分のぶんは、傘では埋まりません。

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日傘が止められるのは頭上から来る日射だけで、路面からの照り返しは残ります。首の血管を直接冷やすほうは傘と役割が重なりません。

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汗で失われるのは水分と塩分の両方です。屋外を歩く日の前に1本カバンへ入れておくと、自販機を探して歩き回らずに済みます。

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135gより軽い124gがある。違うのは直径10cm

同じ「トラベル サンブロックアンブレラ」に50と55の2サイズがあります。55が135g・直径98cm・6,200円、50が124g・直径88cm・6,000円。軽くて安いのは50のほうで、差は11gと200円です。

その代わり直径が10cm縮みます。半径にすると5cmで、これは真上から差したときに肩の外側が日向に出るかどうかの差です。身長160cm前後で肩幅を含めて考えると、88cmは頭と胴体まで、98cmは肩からリュックの上まで入る、という体感の分かれ目になります。

11gは、カバンに入れっぱなしにするかどうかを分ける重さではありません。この2つは軽さではなく、日陰の広さで選ぶ。11gを削って肩が焼けるのは、割に合いません。

125gの「O.D.アンブレラ カーボン 60」を日傘だと思って買わない

ここがいちばん混ざりやすいところです。モンベルには125gの「O.D.アンブレラ カーボン 60」があり、直径103cmで135gの55より軽く、しかも大きい。数字だけ見れば最強に見えます。

ただしこれは公式サイトで雨傘の欄に置かれていて、遮光率も遮熱率も表示されていません。晴雨兼用として売られているのは、さきほどの表の7モデルだけです。価格も9,900円で、日傘のどれより3,000円以上高い。

同じ理由で、全モデル中の最軽量である「トラベルアンブレラ 50」(90g・6,820円)も雨傘です。90g、124g、125gと似た数字が3つ並びます。重さの一覧だけで選ぶと、軽い傘は買えたのに日焼けは止まりません。日傘として買うなら、商品ページに遮熱率が書いてあるかどうかを見てください。

遮熱率は50%と40%がある。2-Wayを選ぶと10ポイント落ちる

晴雨兼用の中でも、サンブロックの2シリーズは遮熱率が約50%、2-Wayの2シリーズは40%です。遮光率はどちらも99%以上なので、日焼けを止めたいだけならどれを買っても同じ。差が出るのは「暑さそのものを減らせるか」のほうです。

10ポイントの差が出るのは、歩く時間が長い日です。駅から物件まで12分、中を見て、また12分。往復25分を炎天下で歩く日は、頭上の日射を半分落とせるかどうかが体感で分かります。逆に、雨の日も1本で済ませたい人は2-Wayでかまいません。遮熱を取るか、傘の本数を減らすかです。

骨の数も見ておきます。6本骨のトラベル系は軽いぶん風に弱く、8本骨のトレッキング サンブロック(200g)は重いぶん風に耐えます。毎日カバンに入れて持ち歩くなら6本骨。現地で1時間立つ日があるなら8本骨です。

家の暑さ対策では、外を歩く30分は守れない

家のほうでいちばん効くのは、窓の外側で日射を止めることです。すだれ、シェード、軒。室内のカーテンは、入ってきた熱を受け止めるので後手になります。

日傘は、同じことを歩きながらやる道具です。遮熱率50%は、頭の上に届く日射の半分を、体に当たる前に落とすという意味です。

私は、日傘は美容グッズではなく、住まいの暑さ対策の一部だと見ています。断熱に何十万円かけても、玄関を出てからの体温は下がりません。冒頭の2,828人が倒れたのは、家の性能がまったく届かない場所です。

家のほうの暑さ対策は 猛暑に強い家・弱い家 で書いています。

結局どれを買えばいいか

  • 迷ったら トラベル サンブロックアンブレラ 55(135g・6,200円)。直径98cmで肩まで入り、重さも毎日持ち歩ける範囲に収まります
  • カバンを1gでも軽くしたい人は 50(124g・6,000円)。ただし直径88cmで肩の外側が出ます
  • 雨の日も1本で済ませたい人は トラベル 2-Way 50(137g・6,600円)。遮熱率は40%に下がります
  • 屋外で長時間立つ日がある人は トレッキング サンブロック 55(200g・6,380円)。8本骨で風に強く、遮熱率は50%のままです
  • 軽さだけで O.D.アンブレラ カーボン 60(125g)を選ばない。これは雨傘です

土地を見に行く日は、駅から歩いて、外周を回って、隣地との境を確かめて、と屋外にいる時間が1時間を超えます。見る順番を先に決めておくと、炎天下で同じ道を戻らずに済みます。

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この記事の数字の出どころ

※価格・仕様は2026年8月12日時点で公式サイトに掲載されている内容です。改定や在庫状況は各公式ページでご確認ください。遮熱率・遮光率はメーカー公表値で、使用条件によって体感は変わります。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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