🗨️「宮崎の土砂災害の警報、うちの市はいつまで危ないの?」
宮崎市と日南市は18日19時から19日0時まで、串間市は18日21時から23時まで、気象台が警戒レベル4相当と判定した時間帯です。大雨警報はこの3市と国富町に出ています。
[災害] この記事の要点
2026年9月18日 発表
- 宮崎市・日南市・串間市・国富町に住んでいる人
- 宮崎県南部へ車で向かう予定がある人
- シルバーウィークに宮崎へ帰省・旅行する人
いちばん降ったのは日南市の油津と酒谷
気象庁のアメダスで、9月18日20時10分の時点の宮崎県内の雨量はこうなっています。24時間の降水量が多い順に上から並べたものです。
| 観測地点 | 24時間 | 3時間 | 1時間 |
|---|---|---|---|
| 油津(あぶらつ・日南市) | 257ミリ | 116ミリ | 39.5ミリ |
| 酒谷(さかたに・日南市) | 226ミリ | 93ミリ | 60ミリ |
| 田野(たの・宮崎市) | 215.5ミリ | 63.5ミリ | 29ミリ |
| 宮崎(宮崎市) | 211.5ミリ | 57.5ミリ | 15ミリ |
| 国富(くにとみ・国富町) | 195ミリ | 50ミリ | 16.5ミリ |
| 串間(串間市) | 95.5ミリ | 24ミリ | 1ミリ |
酒谷の1時間60ミリは、気象庁が「非常に激しい雨」と呼ぶ強さです。ワイパーを最速にしても前が見えにくくなり、車のブレーキが効きにくくなります。
串間市は24時間で95.5ミリと、南部のほかの地点よりだいぶ少ない数字です。それでもレベル4相当の判定が出たのは、雨がこれから強まる見込みだからで、気象台は21時から23時をその時間帯としています。
レベル4相当が出ている市と、その時間帯
気象台の判定は市町村ごとに時間帯が違います。18日19時58分発表のものを並べるとこうなります。
| 市町 | 土砂災害 | 大雨警報 |
|---|---|---|
| 宮崎市 | 18日19時〜19日0時がレベル4相当 | 継続中 |
| 日南市 | 18日19時〜19日0時がレベル4相当 | 継続中 |
| 串間市 | 18日21時〜23時がレベル4相当 | 19時58分に新たに発表 |
| 国富町 | レベル2相当 | 継続中 |
| 都城市・小林市・日向市・西都市など | レベル2相当 | 注意報 |
気象台が同じ発表に添えた一文は「南部平野部では、土砂災害に厳重に警戒してください」でした。19時22分の大雨警報のほうには「低い土地の浸水や河川の増水に警戒してください」と書かれています。土砂と浸水の両方が同時に名指しされているのが今の状態です。

0時を過ぎたら安全、ではありません
表に書いた時間帯は「気象台がレベル4相当と判定した時間」であって、「その時間を過ぎたら土砂が動かない時間」ではありません。
土砂災害は、雨が止んだあとに起きることがあります。地中にしみ込んだ水が斜面の重さを増やし、支えていた力を弱めるまでに時間差があるからです。24時間で257ミリという雨は、地面が水を含みきった状態を意味します。雨がやんでも、斜面のそばでは数日は警戒が続くと考えたほうが実態に合います。
しかも今回は、この先に台風25号が控えています。気象庁の進路予想では20日から21日にかけて本州へ近づく見込みで、宮崎県も影響の外ではありません。水を含んだままの地面に次の雨が乗る形になります。
自分の家が警戒区域かどうかは、住所で引ける
「土砂災害に厳重に警戒」と言われても、自分の家がその対象なのかは警報からはわかりません。都道府県が指定している土砂災害警戒区域(イエローゾーン)と特別警戒区域(レッドゾーン)は、住所を入れれば地図で確かめられます。
確かめておくと何が変わるかというと、避難するかどうかを迷う時間がなくなります。区域の中なら警報が出た時点で動く、外なら家の2階以上で様子を見る、と先に決めておける。夜の大雨の最中に地図を開くのは、いちばん向いていない作業です。
地下道に水が見えたら、深さは測らない
宮崎県南部の平野部には、鉄道や道路の下をくぐる地下道が点在しています。この形の道は周りより地面が低いぶん水が集まりやすく、走ってくる側からは水深が見えません。
手前の路面が濡れている程度に見えても、いちばん低いところでは車のドアが水圧で開かなくなる深さになっていることがあります。9月18日には宮崎市内のアンダーパスで、水に浸かった車があったことが地元局によって伝えられています。
入るかどうかの判断は、深さを見てからでは間に合いません。水が見えた時点で引き返す。これが結論です。
生活・仕事にどう効くか
- 夜間の移動:レベル4相当の時間帯は18日19時から19日0時まで。日が暮れたあとの移動は、水路や崖の位置が見えないぶん危険が増す。
- アンダーパス:宮崎県南部の平野部には鉄道や道路の下をくぐる地下道が多く、周りの水が一気に集まる。入ってからでは水深がわからない。
- 連休の予定:台風25号が20日から21日にかけて本州へ近づく見込みで、地面に水が残ったまま次の雨が来る可能性がある。
結局どうすればよいか
- 自分の住所が土砂災害警戒区域かどうかを、ハザードマップで確認する
- レベル4相当の時間帯に外へ出る用事は、朝まで動かせないか考える
- 地下道・アンダーパスに水が見えたら、深さを測らずに引き返す
公式出典
- 気象庁 宮崎地方気象台「気象警報・注意報」(土砂災害・2026年9月18日19時58分発表)(2026年9月18日発表)
- 気象庁 宮崎地方気象台「気象警報・注意報」(大雨警報・2026年9月18日19時22分発表)(2026年9月18日発表)
- 気象庁 アメダス(2026年9月18日20時10分の観測値)(2026年9月18日発表)
更新履歴
- 2026年9月18日 初版を公開
※本記事は2026年9月18日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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