🗨️「9月の5連休に高速道路へ乗ると、いつもの休日みたいに3割引きになるの?」
なりません。9月19日から23日までの5日間は、休日割引が適用されません。混雑期は最初から除外する決まりで、次に効かないのは10月10日から12日の3連休です。
[交通] この記事の要点
2026年9月10日 発表
- 9月19日から23日に高速道路で出かける人
- 10月・11月の3連休に車で移動する人
- 年末年始に帰省する人
9月19日から23日は、5日とも割引なし
NEXCO西日本が2026年8月28日に出したシルバーウィークの渋滞予測に、こう書かれています。
渋滞の激化を避ける為、令和8年9月19日(土曜)〜令和8年9月23日(水曜)は、高速道路をご利用いただいた場合でも休日割引が適用されません。
NEXCO西日本 中国支社「中国エリアのシルバーウィーク期間における高速道路の渋滞予測」(2026年8月28日)
19日は土曜、20日は日曜、21日と22日と23日は祝日です。本来なら5日とも休日割引の対象になる日ばかりで、それが5日とも外れます。
この扱いは連休が近づいてから決まったわけではありません。高速道路5社が2026年3月17日に連名で出したお知らせに、こうあります。「交通混雑期等(ゴールデンウイーク、お盆、年末年始、シルバーウイークおよび3連休)を除き、休日割引を適用しています」。混む時期は最初から外す、というのが年度当初からの決まりです。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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この先、割引が効かない日
同じお知らせの別紙に、2026年度の1年ぶんのカレンダーが付いています。そこから9月以降の適用除外日を書き出すと、次のようになります。
| 除外される日 | 日数 | 名目 |
|---|---|---|
| 2026年9月19日〜23日 | 5日 | シルバーウィーク |
| 2026年10月10日〜12日 | 3日 | 3連休 |
| 2026年11月21日〜23日 | 3日 | 3連休 |
| 2026年12月26日・27日 | 2日 | 年末 |
| 2027年1月1日〜3日 | 3日 | 年始 |
| 2027年1月9日〜11日 | 3日 | 3連休 |
| 2027年3月20日〜22日 | 3日 | 3連休 |
表にして見えてくるのは、2027年2月には除外日が1日もないことです。2月は3連休が作られない月で、土日はすべて割引の対象になります。急がない長距離の移動を年度内でずらすなら、2月がいちばん割引の効く月ということになります。
3連休が全部ダメなら、連休に車で出かける意味がない気がしてきた。
連休の初日の前夜や、最終日の翌日にずらすと、割引の対象日に戻ります。19日の朝ではなく18日の夜に出る、という選び方です。
そもそも休日割引とは何を指すのか
休日割引は、ETCを付けた軽自動車等と普通車が土日祝に高速道路を使うと、地方部の区間が30パーセント引きになる割引です。中型車・大型車・特大車は対象外で、トラックには最初から関係がありません。
もう一つ、見落とされやすいのが範囲です。首都圏・京阪神圏の大都市近郊区間と名古屋第二環状自動車道は、休日割引の対象外になっています。大都市部と地方部を続けて走った場合は、地方部の区間ぶんだけが割引されます。都市の中だけを走る人は、もともと休日割引を受けていません。
つまり今回の除外で実際に負担が増えるのは、都市を出て地方部を長く走る人です。帰省や旅行で県をまたぐ移動をする人ほど、影響が大きくなります。
連休に出かける前に、計算をやり直す
私は、この除外を「値上げ」ではなく「渋滞対策」として設計されたものだと見ています。5社の文面が「渋滞の激化を避ける為」と書いているとおり、割引で人を呼び込まないことが目的です。実際、シルバーウィークの5日間は各社が10キロ以上の渋滞を全国で279回予測しています。
ただ、目的が何であれ、利用する側から見れば同じ距離で払う額が変わります。連休の予算を組むときは、いつもの休日の料金から3割増しになる区間があるという前提で計算し直してください。ETCの利用照会サービスで、前回の同じ区間の実績額を見ると早いです。
なお、二輪車の定率割引については別の扱いになっています。休日割引が5日とも効かない連休でも、約款に除外日の条文がないという点を別の記事でまとめています。
生活・仕事にどう効くか
- 9月19日〜23日:5日間とも休日割引なし。土日祝でも通常料金になる。
- 10月10日〜12日:3連休のため除外。9月の連休の次に効かないのがここ。
- 年末年始:2026年12月26日・27日と、2027年1月1日から3日が除外。
結局どうすればよいか
- 連休に高速を使うなら、割引が付かない前提で費用を計算し直す
- 出発を18日(金)や24日(木)にずらせないかを検討する
- 2027年2月には除外日がないので、急がない移動はそこへ寄せる
- 深夜割引など、休日割引以外の割引が使えないかを確認する
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 東日本・中日本・西日本高速道路/本州四国連絡高速道路/宮城県道路公社「2026年度における休日割引適用日のお知らせ」(2026年3月17日発表)
- NEXCO西日本 中国支社「NEXCO 西日本 中国エリアのシルバーウィーク期間における高速道路の渋滞予測」(2026年8月28日発表)
- NEXCO東日本「ETC 休日割引」(2026-09発表)
更新履歴
- 2026年9月10日 初版を公開
※本記事は2026年9月10日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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