値上げの理由
市の審議会資料には、値上げせざるを得ない理由が数字で並んでいます。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 水道管のうち、寿命40年を過ぎた割合 | 47.30%(約302kmのうち約143km) |
| 料金収入で費用をまかなえている割合 | 2024年度95.61%、2025年度93.35%(速報) |
| これから10年の取り替え費用 | 約122億円(これまでの年平均の約2倍) |
| 料金を据え置いた場合 | 2027年度に赤字、2030年度に資金不足 |
出典:審議会資料(2026年2月5日・4月28日・7月30日)。寿命を過ぎた管の割合は、全国平均(25.4%)の倍近くあります。今のペースでは2026年度に50%を超え、2039年度には70%に達する見通しです。給水収益も、大口の利用者の撤退などで2022年度に10億円を下回りました。
全国でも同じ理由で値上げが続いています。理由と、自分の市の予定を調べる方法は次の記事にまとめました。
このあとの流れ
山口放送によると、市は12月の市議会に料金の条例改正案を出す予定です。可決されれば、2027年4月から新しい料金になります。市の資料も、改定は2027年度からを想定しています。
市は資料の中で、今回の改定で収入が増えても一時的で、計画の後半にもう一度料金を見直す検討が要るとも書いています。「36年ぶり」の次は、そこまで間を空けずにやって来そうです。
生活・仕事にどう効くか
- 毎月の水道代:2〜3人世帯(20㎥・13mm)で月512円、年に約6,100円増えます(税込・料金案どおりの場合)。
結局どうすればよいか
- 検針票で、自分の家のメーターの口径(13mmか20mmか)と月の使用量を確かめ、下の表の近い行を見る
- 12月の市議会で条例改正案が通るかを、市のホームページか広報で確かめる
- 使用量の少ない世帯ほど上がる割合が大きいので、一人暮らしの人は特に月の使用量を見直す
公式出典
- 下松市上下水道局「上下水道事業審議会」(資料・議事要旨の一覧)(2026年10月9日発表)
- 第3回審議会資料「水道料金体系(案)」(PDF)(2026年9月11日発表)
- 第4回審議会 議事要旨(PDF)(2026年9月29日発表)
- 審議会資料(老朽管・更新需要、PDF)(2026年2月5日発表)
- 審議会資料(財政見通し、PDF)(2026年4月28日発表)
- 山口放送(10月16日)(2026年10月16日発表)
更新履歴
- 2026年10月17日 初版を公開
※本記事は2026年10月17日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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