🗨️「今日の渋滞、7月に出ていた予測と合っていたんですか?」
関東の3路線は45km・35km・30kmが予測どおりそのまま出ました。合わなかったのは名神上りで、予測15kmに対して28kmです。
[交通] この記事の要点
NEXCO東日本とNEXCO西日本が2026年7月17日に公表したお盆期間の渋滞予測に対して、帰省ラッシュのピークにあたる2026年8月13日の実際の渋滞(日本道路交通情報センターの午前11時時点)を突き合わせました。関東の3路線は予測の数字がそのまま出た一方、名神高速の上りは予測の約1.9倍、九州自動車道の下りは予測を大きく下回りました。
2026年8月13日 発表
- 8月14日〜16日に高速道路でUターンする人
- 8月15日に名神高速で関西から東へ抜ける人
- 渋滞予測を見て出発日や出発時刻を決めている人
この記事でわかること
- 中央道下り45km・東北道下り35km・関越道下り30kmは、7月17日の予測と当日の数字が一致した
- 名神上りは予測15kmに対し28km。お盆10日間のどの日の予測(最大25km)よりも長い
- 九州道下りは逆に、予測20km・ピーク11時に対して11時35分で8km
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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7月17日の予測と、今日の実際を並べます
「渋滞予測なんて当たらないでしょ」と思っている人は多いはずです。私もそう思っていました。ところが2026年8月13日、帰省ラッシュのピーク当日の数字を、7月17日にNEXCO東日本・西日本が出した予測と並べてみると、結果はきれいに割れました。
| 路線・方向 | 7月17日の予測(8月13日分) | 8月13日の実際 |
|---|---|---|
| 中央道 下り | 相模湖IC付近 45km(5時〜14時) | 相模湖IC付近で最大45km |
| 東北道 下り | 35km(8時〜16時・ピーク11時) | 鹿沼IC付近で最大35km |
| 関越道 下り | 30km(6時〜14時・ピーク9時) | 大泉JCT付近で最大30km |
| 東名 下り | 綾瀬SIC付近 20km(ピーク8時) | 11時 海老名SA付近で17km |
| 名神 上り | 大津IC付近 15km(7時〜19時) | 11時 瀬田東IC付近で28km |
| 九州道 下り | 筑紫野IC先付近 20km(ピーク11時) | 11時35分 鳥栖JCT付近で8km |
実際の数字は日本道路交通情報センターの午前11時時点、九州道だけ久留米ファンが伝えた現地の情報です。予測はいずれも両社が7月17日に公表した別紙資料から拾いました。
関東の3路線は、数字がそのまま出ました
中央道下りの45km、東北道下りの35km、関越道下りの30km。3路線とも、7月に出た予測の数字と当日の数字がそろっています。1か月近く前に出した紙の数字が、当日そのまま現実になったということです。
中央道下りの45kmは、予測では通過に約135分かかるとされていました。同じ区間の平常時は約35分なので、100分の上乗せです。ここまで一致するなら、8月14日から16日のUターン予測も、関東については数字をそのまま受け取ってよいということになります。
名神上りだけが、予測の倍近くまで伸びました
合わなかったのが名神高速の上りです。予測は大津IC付近を先頭に15km。実際は瀬田東IC付近で28kmでした。約1.9倍です。
問題は倍率だけではありません。NEXCO西日本がお盆10日間で出した予測を全部数えると、管内の最大は25kmで、30km以上の予測は1件もありません。その25kmも全部が名神上りの大津IC付近です。つまり今日の28kmは、10日間のどの日の予測よりも長い渋滞が、予測のピーク日(8月15日)より2日早く出たことになります。
大津ICと瀬田東ICは名神で隣り合うICです。詰まる場所そのものは予測どおりで、外れたのは長さのほうでした。
九州道は逆に、予測より軽く済んでいます
九州道の下りは、筑紫野IC先付近を先頭に20km、ピークは11時という予測でした。ところが11時35分の時点で、下りは鳥栖JCT付近の8km。予測の半分以下です。朝8時20分に筑紫野IC付近で6kmという情報もあり、渋滞帯が始まってからも大きくは育ちませんでした。
ただしこれは地域メディアが伝えた現地の情報1本なので、九州道全体の傾向として読むには弱い数字です。参考程度に見てください。
予測が当てているのは「場所」で、「長さ」ではない
ここからは私の見方です。渋滞予測は、どこで詰まるかを当てるための資料であって、何km・何分を当てるための資料ではないと考えています。
理由は今日の3地域の割れ方です。相模湖IC、大津IC〜瀬田東IC、筑紫野IC〜鳥栖JCT。詰まる場所はどれも予測どおりでした。外れたのは長さで、しかも外れ方が地域ごとに逆向きです。関東はぴったり、関西は倍、九州は半分以下。全国一律に当たるとも、一律に大げさとも言えません。
使い方は2段構えになります。出発の何日か前に予測を見て、詰まる場所と渋滞が続く時間帯を頭に入れる。出発の直前に実況を見て、その日の実際の長さを確認する。予測の「最大渋滞長」だけを見て、行くか行かないかを決めるのがいちばん外れます。
8月15日に名神を使う人は、1日ずらす価値があります
Uターンで名神の上りを使う予定なら、日付で大きく変わります。予測では8月15日が大津IC付近で25km・通過約100分(平常時20分)、翌16日は10km・通過約40分で、渋滞帯も10時から13時の3時間だけです。
今日の実績が予測の1.9倍だったことを考えると、15日の25kmという数字は上限ではなく下限として見ておくほうが安全です。1日ずらせるなら、ずらす。ずらせないなら、13時までに大津ICを抜けるか、20時の渋滞帯終了まで待つ。この2択になります。
生活・仕事にどう効くか
- 8月15日の名神上り:予測は大津IC付近で25km・通過約100分(通常20分)。今日の実績を踏まえると、この数字は下限として見ておくほうが安全です
- 8月16日の名神上り:予測は10km・渋滞帯は10時〜13時の3時間だけ。15日から1日ずらすと、通過時間の増加分は80分から30分に縮みます
- 帰省先で見ておくこと:実家に着いてからの30分で、登記名義と権利証の置き場所を確認しておくと、相続が起きたときの手間が変わります
結局どうすればよいか
- 関東を走るなら、予測の渋滞長はそのまま信じてよい。見るべきは長さではなく「渋滞発生時間」の欄
- 名神で関西から東へ向かうなら、8月15日を外して16日に回す。予測の差は25kmと10km
- 出発前に日本道路交通情報センターかNEXCOの実況を見る。予測は「どこで詰まるか」までしか当たらない
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公式出典
- NEXCO東日本「別紙-1 関東甲信地方・静岡県内の高速道路などにおける主な渋滞予測(最大渋滞長10km以上)」(2026年7月17日発表)
- NEXCO西日本「添付資料① NEXCO西日本管内の10km以上の渋滞予測箇所一覧表」(2026年7月17日発表)
- FNNプライムオンライン(日本道路交通情報センターの8月13日11時時点の情報として報道)(2026年8月13日発表)
- 久留米ファン「九州道(下り線)筑紫野IC付近で渋滞発生」(九州道の現地情報)(2026年8月13日発表)
更新履歴
- 2026年8月13日 初版を公開
※本記事は2026年8月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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