🗨️「常磐道の日立あたりが3か月も車線規制になると聞きました。ずっと渋滞するんでしょうか。」
発表資料で渋滞が予測されているのは、92日間のうち5日だけです。10月31日、11月3日、6日、21日、23日に最大約2km。それ以外の日は渋滞予測が立っていません。
[交通] この記事の要点
NEXCO東日本 水戸管理事務所は2026年8月25日、E6常磐自動車道 下り線 日立中央IC(インターチェンジ)〜日立北IC間の追越車線を、2026年9月24日から12月24日まで終日規制すると発表した。宮田川橋(みやたがわばし)の床版取替工事のため。
2026年8月25日 発表 (2026年8月27日 更新)
- 9月下旬から12月にかけて常磐道の下り線でいわき方面へ向かう人
- 日立中央IC・日立北ICを日常的に使う茨城県北部の人
- 常磐道で関東と東北を行き来する運送の仕事をしている人
- 車幅3.0mを超える特殊車両を運行している事業者
この記事でわかること
- 常磐道 日立中央IC〜日立北ICの車線規制がいつからいつまでか
- 92日間のうち渋滞が予測されている5日はどの日か
- 夜間通行止めとどこが違うのか
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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92日間ずっと、追越車線が無い
高速道路の工事といえば夜だけ、というのがふつうの感覚だと思います。今回はそうではありません。
NEXCO東日本 水戸管理事務所が2026年8月25日に発表したのは、E6常磐自動車道の下り線、日立中央ICから日立北ICまでの追越車線を終日ふさぐ規制です。期間は2026年9月24日(木)から12月24日(木)まで。発表資料には「土・日・祝日も昼夜連続で車線規制を実施します」と明記されています。日数にすると92日間です。
3か月ずっと渋滞するということですか。
そうではありません。渋滞が予測されているのは、その92日のうち5日だけです。
渋滞予測が出ているのは5日
発表資料に日付で名指しされているのは、次の5日です。いずれも最大約2kmの渋滞予測です。
| 日付 | 曜日 | 予測される渋滞 |
|---|---|---|
| 10月31日 | 土 | 最大約2km |
| 11月3日 | 火 | 最大約2km |
| 11月6日 | 金 | 最大約2km |
| 11月21日 | 土 | 最大約2km |
| 11月23日 | 月 | 最大約2km |
10月31日と11月21日は土曜、11月3日と23日は祝日です。茨城県北部は袋田の滝や竜神大吊橋など紅葉の行き先が多く、ちょうどその時期と重なります。逆に言えば、それ以外の平日については渋滞の予測が立っていません。追越車線が無くても、通常の交通量なら流れると見込まれているということです。
夜間通行止めとは何が違うのか
同じ「工事の規制」でも、読者への当たり方がまるで違います。
- 夜間通行止め:その区間に入れない。ただし朝6時ごろには元に戻る
- 今回の終日車線規制:入れるが車線が1本減る。それが3か月続く
入れなくなるわけではないので、「通れるか」を心配する必要はありません。気にするのは所要時間のほうです。
路肩が狭くなる。幅3.0m超の車は通れない
発表資料に、運転する側への注意が2つ書かれています。
ひとつは規制区間で路肩の幅が狭くなること。追突事故に十分注意するよう呼びかけられています。工事現場の周辺では工事用車両の出入りもあります。
もうひとつは特殊車両です。今回の規制で、車幅3.0mを超える特殊車両はこの区間を通れません。周辺の道路へ迂回することになりますが、ここに落とし穴があります。特殊車両通行許可を高速道路の経路だけで取っている場合、一般道を走るには別に一般道の許可が要ります。仕事で大型の荷を運んでいる人は、9月24日より前に確認しておく話です。
なぜ3か月もかかる工事なんですか。
橋の床そのものを取り替えるからです。舗装をやり直すのとは規模が違います。
工事の中身は「床版取替」
対象は宮田川橋(みやたがわばし)の下り線・追越車線です。老朽化と大型車の増加で傷んだコンクリート床版を、より耐久性の高いプレストレストコンクリート床版に取り替えます。あわせて、床版の劣化を防ぐための高性能な床版防水も施工されます。
床版は、橋の上で車が直接乗っている板です。ここが傷むと補修では追いつかなくなるため、板ごと入れ替える工事が全国で進んでいます。NEXCO東日本はこれを「高速道路リニューアルプロジェクト」と呼んでいて、常磐道の日立もその一部です。
東北へ向かうなら、東北道側も見ておく
今回の発表資料には、東北地方と関東地方を行き来する人向けの案内が入っています。東北道の別の区間でもリニューアル工事が予定されていて、そちらは夜間通行止めを含みます。常磐道を避けて東北道へ回った先で通行止めに当たる、という順番になりかねません。
関東と東北を車で往復する予定があるなら、常磐道と東北道の両方の規制日程を並べて見るのが確実です。
生活・仕事にどう効くか
- 行楽・帰省の所要時間:渋滞予測が出ているのは10月31日(土)、11月3日(火)、6日(金)、21日(土)、23日(月)の5日で、いずれも最大約2km。紅葉の時期の土日と祝日に集中している。
- 毎日の通勤:土日祝も含めて昼夜連続の規制。夜間通行止めのように「朝には元に戻る」形ではないので、平日朝の下り線も追越車線が使えない。
- 仕事の車両:車幅3.0mを超える特殊車両は通行できない。高速道路の経路だけ特殊車両通行許可を取っている場合は、一般道の許可も別に取る必要がある。
結局どうすればよいか
- 10月31日、11月3日・6日・21日・23日に常磐道の下り線を使う予定があるなら、出発時刻をずらすか前後の日に動かす
- 規制区間は路肩が狭くなるので、規制速度を守って車間距離を取る
- 幅3.0mを超える車両を運行しているなら、一般道の特殊車両通行許可があるか先に確認する
- 関東と東北を往復するなら、東北道側のリニューアル工事の日程もあわせて確認する
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公式出典
- NEXCO東日本 水戸管理事務所「E6常磐自動車道 下り線 日立中央IC⇒日立北IC間 リニューアル工事による終日車線規制のお知らせ」(2026年8月25日発表)
- 同 発表資料(PDF・6ページ。位置図と渋滞予測日)(2026年8月25日発表)
- NEXCO東日本 東北支社 東北道のリニューアル工事(発表資料内で案内)(2026年7月17日発表)
更新履歴
- 2026年8月27日 初版を公開
※本記事は2026年8月27日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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