🗨️「氷見の道は、もう通れるようになったの?」
国道160号は8月28日9時に開きました。ただし氷見市が数えている市管理の道路の被害は、27日の24件から28日には38路線に増えています。
[交通] この記事の要点
国土交通省 富山河川国道事務所は2026年8月28日、雨量規制で通行止めにしていた国道160号の氷見市中波〜氷見市宇波(5.7km)と氷見市宇波〜氷見市藪田(2.3km)について、点検で異状がないことを確認したとして28日9時00分に通行止めを解除したと発表しました。一方、氷見市が28日10時の第4回災害対策本部会議で示した資料では、市が管理する災害復旧箇所の道路は38路線に増えています。
2026年8月28日 発表
- 氷見市内で車を使って通勤・通学・通院する人
- 七尾・能登方面と氷見・高岡を行き来する人
- 氷見市に実家や空き家があって、様子を見に行こうとしている人
この記事でわかること
- 国道160号の通行止めが、いつ始まっていつ解除されたか
- 雨がやんだ翌日に、壊れた道の数が増える理由
- 氷見市が数えているのは道路だけではないということ
この記事でわかること
- ✓ 国道160号の通行止めが、いつ始まっていつ解除されたか
- ✓ 雨がやんだ翌日に、壊れた道の数が増える理由
- ✓ 氷見市が数えているのは道路だけではないということ
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
国道160号が閉まったのは、まだ暗い27日の午前4時40分だった
富山河川国道事務所の記者発表資料には、時刻がそのまま書かれています。国道160号の氷見市中波〜氷見市宇波と、氷見市宇波〜氷見市藪田。この2区間が閉まったのは8月27日の午前4時40分でした。降り始めからの雨量が規制値に達したためです。
解除は翌28日の午前9時00分。点検の結果、異状がないことを確認したうえでの解除でした。閉まっていたのは28時間20分です。
| 区間 | 延長 | 規制の基準(連続雨量) | 通行止め開始 | 解除 |
|---|---|---|---|---|
| 氷見市中波〜氷見市宇波 | 5.7km | 160ミリ | 8月27日 4時40分 | 8月28日 9時00分 |
| 氷見市宇波〜氷見市藪田 | 2.3km | 160ミリ | 8月27日 4時40分 | 8月28日 9時00分 |
この区間が閉まっている間、氷見市はその間にある宿泊施設が休業したと発表しています。道が1本閉まると、閉まった道そのものより先に、その道でしか行けない場所が止まります。
雨がやんだ翌日に、壊れた道の数が増えた
雨はやんだのに、被害の数が増えるってどういうこと?
降っている間は、職員が現場まで見に行けないからです。点検が進むほど数は増えます。
氷見市が27日15時に出した被害状況では、道路等の被害は市道24件でした。内訳は土砂崩れ20か所、倒木4か所、そのほか路肩や法面の崩壊、陥没など。県道は33件です。
ところが翌28日10時、第4回災害対策本部会議に出された資料では、市が管理する災害復旧箇所の道路は38路線になっていました。1日で14路線ぶん増えたことになります。
| いつの資料か | 市が数えた道路の被害 | 内訳としてわかっているもの |
|---|---|---|
| 8月27日 15時現在 | 市道24件 | 土砂崩れ20か所、倒木4か所ほか |
| 8月28日 10時(第4回本部会議) | 38路線 | 土砂崩壊、倒木、路肩欠損など |
27日の資料には、熊無・床鍋・吉滝・味川の各集落の一部で土砂崩れや倒木により孤立している状態がある、とも書かれています。同じ資料には「孤立している正確な戸数・人数は不明」とも明記されていました。28日には吉滝の3世帯7人に、500ミリリットルのペットボトル1箱と保存食21食が運ばれています。
つまり27日の24件は、少なく数えたのではなく、その時点で行けたところまでの数字です。私は、災害の初日に出る数字は「被害の大きさ」ではなく「点検が届いた範囲」を表していると考えています。翌日以降に増えるのは異常ではありません。
市が数えているのは、道路だけではない
28日の資料は、市が管理する公共土木施設等の災害復旧箇所を種類ごとに並べています。道路38路線に続いて、橋も公園も下水道も市営住宅も載っています。
| 区分 | 箇所・棟 | わかっている場所 |
|---|---|---|
| 道路(土砂崩壊、倒木、路肩欠損など) | 38路線 | — |
| 橋梁(伸縮装置・支承の損傷など) | 1橋 | 大覚口3号線1号橋 |
| 公園(浸水、井戸の破壊、壁面の損傷など) | 3公園 | 氷見運動公園、十二町潟水郷公園、ふれあいの森親水池 |
| 下水道(マンホール陥没など) | 1箇所 | 栄町 |
| 市営住宅(床上・床下浸水) | 40戸 | 大野39戸、大浦1戸 |
27日8時半までの12時間雨量は317ミリで、氷見市の観測史上最大でした。人的被害は28日6時時点で死者・行方不明者・負傷者ともに0人です。
いま通れるかどうかは、どこで見ればよいか
国道160号のような直轄国道は、富山河川国道事務所が通行止めの開始と解除をそのつど記者発表します。時刻まで書かれているので、いちばん確かなのはここです。
市道は違います。市の道路交通規制は、氷見市の「令和8年8月大雨に関する情報【まとめ】」にまとめられていて、28日の時点で掲載されているのは27日15時30分現在のものでした。更新の間隔が国と市でそろっていないので、市道については「載っている時刻」を先に見るのが早道です。
解除の予告が出ていたら、その時刻に通れるんですよね?
そうとは限りません。雨量規制の解除は、雨がやんだあとに点検を始めて、異状がないと確認できてからです。
27日4時40分に閉まった国道160号は、28日の朝まで開きませんでした。雨のピークが過ぎたのは27日の日中ですから、雨がやんでからも半日以上かかっています。予告の時間帯は「そのころに閉まる見込み」であって、「そのころに開く」という意味ではありません。
生活・仕事にどう効くか
- 七尾・能登方面への移動:国道160号の中波〜藪田は8月27日4時40分から28日9時00分まで、28時間20分にわたって通れませんでした。規制がかかる連続雨量の基準は160ミリです。
- 氷見市内の生活道路:市が数えた道路の災害復旧箇所は38路線。27日15時の時点では市道24件(うち土砂崩れ20か所、倒木4か所)でした。1日で14路線ぶん増えています。
- 住まいそのもの:市営住宅は40戸が復旧の対象に入りました。内訳は大野が39戸、大浦が1戸です(8月28日10時時点)。
結局どうすればよいか
- 国道160号は開きましたが、市道には通行止めが残っています。出かける前に氷見市の「令和8年8月大雨に関する情報【まとめ】」で道路交通規制を見てから動く
- 雨量規制は「雨がやんだ時刻」ではなく「点検して異状がないと確認できた時刻」に解除されます。予告された時間帯を解除時刻と読まない
- 自宅前の道が崩れている場合は、片づける前に写真を撮っておく(り災証明書の申請と保険の請求で使います)
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
ほかに使える無料ツール
公式出典
- 国土交通省 富山河川国道事務所「国道160号雨量規制による『通行止め解除』について」(2026年8月28日発表)
- 氷見市「令和8年大雨による被害及び支援状況について」(8月28日10時・第4回災害対策本部会議資料)(2026年8月28日発表)
- 氷見市「氷見市内の被害状況等について」(8月27日15時現在)(2026年8月27日発表)
- 氷見市「令和8年8月大雨に関する情報【まとめ】」(2026年8月28日発表)
更新履歴
- 2026年8月28日 初版を公開
※本記事は2026年8月28日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


コメント