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印旛沼 復旧/1週間めど、台風26号の前に

🗨️「堤防が切れた印旛沼、いつ水が引いて、いつ直る?」

国土交通省は9月25日、1週間ほどで決壊した堤防の応急復旧と浸水地区の排水を終わらせる目標を出しました。沼の水位は25日朝7時で約3.0m。これを1〜2日で平常の2.3mまで下げ、排水ポンプ車は30台まで増やします。期限を1週間にしたのは、台風26号が近づく前に終えるためです。

[災害] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月25日 発表

影響を受ける人
  • 印旛沼・長門川周辺で浸水した地区(成田市・栄町・佐倉市など)に住む人
  • 周辺の田んぼを持つ農家
目次

1週間でやる3つのこと

柱中身数字
① 沼の水位を下げる大和田排水機場・印旛排水機場などのポンプを最大限動かす約3.0m(25日7時)→ 2.3m(平常)を1〜2日で
② 切れた堤防の応急復旧再び水位が上がっても決壊箇所からあふれないようにする印旛沼など3地区4か所
③ 浸水した場所の排水堤防の外にあふれた水をポンプ車でくみ出す排水ポンプ車を30台まで増やす

3つとも、千葉県・水資源機構・関東地方整備局の3者でつくる「チーム印旛沼」が受け持ちます。国の資料は「台風第26号の接近を考慮し、1週間程度を目途に完了させることを目指します」と書いています。

乾かすときと、次の雨の前に

床上でも床下でも、乾かすのに約1か月かかります。そのあいだ風を送り続ける道具と、次の雨で水を玄関から入れないための道具です。

サーキュレーター(DCモーター・静音・360°首振り)
サーキュレーター(DCモーター・静音・360°首振り)

床をはがしたあとの床下や壁の中は、窓を開けるだけでは空気が動きません。床の開口部に向けて風を送り続けると、乾くまでの1か月を短くできます。

吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)
吸水式 土のう袋(水で膨らむ・逆流防止にも使える)

土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。

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沼の水はどこへ抜くのか

印旛沼の水の出口は2つあります。国の資料によると、北側の印旛排水機場は利根川へ(計画で毎秒92立方メートル)、南側の大和田排水機場は花見川を通って東京湾側へ(同120立方メートル)くみ出します。この2つを止めずに回し続けて、25日朝の約3.0mを平常の2.3mまで下げる計画です。

水位を下げることと、家のまわりの水が引くことは別の話です。沼の水位が下がっても、堤防の外の低い土地にたまった水は自然には戻りません。そこをくみ出すのが③のポンプ車です。

水が残った田んぼ
水が残った田んぼ(イメージ・Pexels)。印旛沼の現場写真ではありません。

切れた堤防はどこか

千葉県が9月23日に出した発表で場所がわかっているのは、次の3か所です。

  • 北印旛沼の堤防(成田市船形干拓)約100m
  • 角川の堤防の一部(成田市下方)
  • 長門川の堤防の一部(栄町酒直)

国の資料は「3地区4か所」としていますが、4か所目の場所は県のページにはまだ出ていません。応急復旧が終わるまでは、切れた場所が仮にふさがれていない状態が続きます。次にまとまった雨が降ったとき、沼の水位がどこまで上がるかは、ここの工事が間に合うかにかかっています。

浸水した家でいまやること

水が引くのを待つあいだにできるのは、被害の記録です。り災証明は市や町に申請しますが、片付けたあとでは被害の程度を示しにくくなります。外から家全体、水が来た高さがわかる壁、床、家電を、片付ける前に撮っておきます。

印旛沼の水がなぜなかなか引かないのかは、前日の記事で地形から書いています。

生活・仕事にどう効くか

  • 家に戻れる時期:沼の水位が下がっても、堤防の外にたまった水はポンプ車でくみ出すまで残ります。国の目標は1週間程度です。
  • 次の雨:応急復旧は「また水位が上がっても決壊箇所から再び氾濫しない」ことが目標。終わるまでは、切れた場所がふさがっていない状態です。

結局どうすればよいか

  • 浸水した家は、片付けの前に外観と室内の写真を撮っておく(り災証明の申請で使う)
  • 台風26号の情報が出たら、応急復旧が終わっているかを千葉県・国交省の発表で確かめる
  • 自宅の住所で浸水想定を一度見ておく

\気になる住所を1つ入れるだけ/

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月25日 初版を公開

※本記事は2026年9月25日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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