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兵庫県 津波浸水想定 見直し/浸水面積は3割減

🗨️「兵庫県の津波浸水想定が見直されて、自分の市の浸水はどう変わったのですか?」

県全体の浸水面積は4,216ヘクタールで、前回(2014年)の6,141ヘクタールから約3割減りました。15市町のうち14市町で面積が減り、播磨町だけが3から4ヘクタールに増えています。最高津波水位は南あわじ市の6.5mで、前回の8.1mから1.6m下がりました。

[災害] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月15日 発表

影響を受ける人
  • 神戸市・尼崎市・西宮市・芦屋市と、播磨・淡路の沿岸の市町に住む人
  • これから沿岸部で家を買う・借りる人
  • 沿岸の市町のハザードマップを見て避難先を決めている人
目次

市町ごとの浸水面積

市町今回(ha)前回(ha)最高津波水位 今回/前回(m)津波高1mまで(分)
尼崎市5359814.0/4.0116
西宮市7969113.5/3.7111
芦屋市66793.6/3.7110
神戸市1,2321,5863.7/3.983
明石市15241.7/2.098
播磨町432.0/2.2110
加古川市11172.0/2.2112
高砂市10862.1/2.3116
姫路市1032762.3/2.5120
たつの市1452591.5/2.3397
相生市72842.6/2.8135
赤穂市1174892.2/2.8222
洲本市1952155.1/5.344
南あわじ市7799646.5/8.142
淡路市1371672.8/3.164
県合計4,2166,141——

出典:兵庫県「南海トラフ巨大地震の津波浸水想定について(解説)」の今回版(2026年10月15日)と前回版(平成25年度実施)。浸水面積は浸水深1cm以上の陸地。前回は2つの条件で計算していて、ここでは面積が大きいほうの数字を載せました。最高津波水位は東京湾の平均海面からの高さです。

住まいのリスクに対する備え

土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。

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一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。

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鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。

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減ったのはどこか

面積の減り方は市町で大きく違います。赤穂市は489から117ヘクタールへ4分の1以下に、高砂市は86から10ヘクタールに減りました。尼崎市も981から535ヘクタールとほぼ半分です。一方で神戸市は1,586から1,232ヘクタールで、2割ほどの減少にとどまります。

報道によると、県は防潮設備の新設や防潮堤のかさ上げといった整備が一定の効果を出したと説明しています。南あわじ市の最高津波水位が1.6m下がったのは、湾口防波堤の整備によるものだとされています。

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読者

面積が減ったなら、うちのあたりはもう安全ってこと?

おかあさん

県は「津波浸水想定図は『安全区域』を示すものではありません」と書いています。色が付いていない所でも、強い揺れや長い揺れを感じたら、すぐ高い所へ逃げるのが前提です。

浸水の深さの内訳

明石海峡大橋と明石海峡(イメージ)
明石海峡。淡路地域は津波の到達が早く、南あわじ市・洲本市は1mの津波まで40分台(写真:Pexels)

県全体の4,216ヘクタールのうち、深さ1m以上は1,155ヘクタール、2m以上は288ヘクタールです。5m以上の50ヘクタールは、すべて南あわじ市に集まっています。神戸市は1,232ヘクタールのうち1m以上が356ヘクタールで、3m以上はほとんどありません。

浸水の深さが家のどこまでにあたるかは、浸水深 0.5m 3m 5m/家のどこまで浸かるで図にしています。

地図の見方

  • 市町ごとの図は県のページにPDFで載っている(神戸市は東部と西部の2枚)
  • 南あわじ市は福良・阿万・松帆の詳しい図が別にある
  • 住所で調べる県の住所検索の地図(CGハザードマップ)は更新準備中で、今は前回の想定が出る
  • 津波は第2波以降のほうが高くなる場所もあり、図の深さは第1波ではない

家を買う・借りるときの重要事項説明では、この浸水想定図は説明の対象になっていません。兵庫県内には説明の対象になる津波災害警戒区域の指定がないためで、重要事項説明 津波/区域指定がなければ説明なしに条文と確かめ方をまとめました。

これからの予定

県は解説資料で、沿岸の市町がこの想定をもとに津波ハザードマップの作成や避難方法の検討、地域防災計画の修正を進めるとしています。報道によると、県は2026年度中に県独自の被害想定もまとめる方針です。

生活・仕事にどう効くか

  • ハザードマップ:沿岸の市町は、この想定をもとに津波ハザードマップを作り直します。住所で調べる県の住所検索の地図(CGハザードマップ)は更新準備中で、今は前回の想定が表示されます。
  • 避難の時間:津波の高さが1mに達するまでの時間は、南あわじ市で42分、洲本市で44分、神戸市で83分です。面積が減っても、ここは短いままです。

結局どうすればよいか

  • 自分の市町のPDF(県のページ)で、家の場所の色と浸水深を見る
  • 住所検索の地図は前回の想定のままなので、新しい想定はPDFで確かめる

\気になる住所を1つ入れるだけ/

災害リスクを住所で調べてみる ›

浸水・土砂・地盤をまとめて表示(無料)

公式出典

更新履歴

  • 2026年10月15日 初版を公開

※本記事は2026年10月15日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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