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北方領土 地図 国連が使用を促した世界地図でロシアと同じ色 政府が在外公館を通じて修正を申し入れました

🗨️「国連が使う地図で北方領土がロシア領になってるって本当?」

国連が使用を促す決議を採択した「イコールアース図法」の世界地図で、北方領土がロシアと同じ色で描かれています。政府は在外公館を通じて、掲載サイトの運営者へ修正を申し入れました。

[国際] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月10日 発表

影響を受ける人
  • 学校や職場で世界地図を使う人
  • 北方領土の帰属をめぐる経緯を確認したい人
  • 地図やインフォグラフィックを制作する仕事の人
目次

「イコールアース図法」とは何か

今回の話に出てくるのは、特定の1枚の世界地図です。イコールアース(Equal Earth)図法は、各国の面積を実際の比率どおりに表すことを重視した図法で、2026年9月4日の国連総会で、この図法の地図の使用を促す決議が採択されました。

世界地図には、球体を平面に写す方法がいくつもあります。何を正確に写すかで、写せないものが決まります。

図法正確に写すものゆがむもの
メルカトル図法角度(航海に使われてきた)面積(高緯度ほど大きく写る)
イコールアース図法面積の比率形(引き伸ばされる地域が出る)

国連総会の決議は、この「面積を正確に写す」という性質を評価したものです。色の塗り分けや説明文は図法とは別の話で、地図を作った側の判断で決まります。今回問題になったのは後者のほうです。

北方領土はロシアと同じ色で塗られていた

木原官房長官が2026年9月10日午前の記者会見で明らかにしたのは、この地図で北方領土がロシア領と同じ色で描かれているという点です。あわせて、「ロシアが実効支配し日本が領有権を主張」という説明文が付いていて、これは日本政府の立場とは異なります。

政府がとった対応は、地図を掲載しているウェブサイトの運営者に対し、在外公館を通じて表記を修正するよう申し入れることでした。会見では「我が国の領土および地理的名称に関する誤った認識が広まらないようにする必要がある」「引き続き必要な働きかけを行い、我が国の立場が損なわれないようにしっかりと対応していく」と述べています。

スマートフォンで地図を見ている両手
同じ場所でも、どの地図を開くかで表記が変わることがあります(写真はイメージ/出典 Pexels)

申し入れ先は国連ではなく、地図を載せているサイト

ここで取り違えやすいのが、申し入れの相手です。国連総会が採択したのは「この図法の地図の使用を促す」という決議で、政府が修正を求めたのは、その地図を掲載しているウェブサイトの運営者です。決議そのものの取り消しを求めた、という話ではありません。

地図の塗り分けと説明文は、作成した側が管理しています。だから訂正を求める先も作成・掲載している側になります。

教材や資料に使う前に、出どころを見る

実務の側から見ると、この件は「無料で使える世界地図の素材が、日本政府の立場と違う表記を含んでいることがある」という話でもあります。学校の教材、社内資料、記事のインフォグラフィックに世界地図を使う場面は多く、図法と作成者を確認せずに貼ると、意図しない表記をそのまま載せることになります

北方領土について日本政府がとっている立場は、外務省のサイトで公表されています。地図の説明文と食い違うと感じたときは、原典に当たるのが確実です。

生活・仕事にどう効くか

  • どの地図の話か:国連総会が2026年9月4日に使用を促す決議を採択した「イコールアース図法」の世界地図。
  • 何が問題とされたか:北方領土がロシアと同色で描かれ、説明文も日本政府の立場と異なる。
  • 政府の対応:在外公館を通じ、掲載サイトの運営者へ表記の修正を申し入れた。

結局どうすればよいか

  • 使う世界地図が何図法で、いつ作られたものかを確認する
  • 北方領土の表記は地図の出どころで変わる。教材や資料に使う前に確認する
  • 政府の立場は外務省のサイトで公表されている。原典に当たる

公式出典

更新履歴

  • 2026年9月10日 初版を公開

※本記事は2026年9月10日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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