🗨️「「分電盤の点検」に来た業者に交換を勧められた。契約していい?」
国民生活センターによると、分電盤の点検商法の相談は2023年度の39件から2025年度は6,545件に増え、2026年度も7月末までに2,223件あります。2025年度は契約した本人の8割超が70歳以上です。点検させても、その場で契約しないことが基本です。電力会社の無料の法定点検は4年に1回で、点検後に調査員が交換工事を持ち掛けることはありません。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月11日 発表
- 電話や訪問で分電盤の点検を持ち掛けられた人
- 高齢の親が一人で暮らしている家族
相談件数の推移
| 年度 | 相談件数(パイオネット) |
|---|---|
| 2022年度 | 14件 |
| 2023年度 | 39件 |
| 2024年度 | 1,290件 |
| 2025年度 | 6,545件(前年度の約5倍) |
| 2026年度(7月31日まで) | 2,223件 |
2025年度の相談は6,545件で、契約した本人の8割超が70歳以上でした。パイオネットは全国の消費生活センター等に寄せられた相談の登録分で、実際の被害はこれより多い可能性があります。
手口と実際の金額
電力会社やその委託会社を名乗って点検を持ち掛け、点検のあとで不安をあおってその場で交換を契約させる、というのが基本の形です。国民生活センターは、「分電盤は15年で交換することが法律で決められている」といった説明も、業者のうその説明として挙げています。
- 70歳代女性(2025年9月受付):電力会社を名乗る業者の説明で約14万円の交換契約。あとで電力会社に確認すると無関係の業者だった
- 90歳代男性(2024年6月受付):電力会社の委託と言う業者と約23万円で契約。電力会社に聞くと業者とは無関係だった
法律で交換期限が決まっているという説明は本当か、見分け方と相談先は、分電盤 交換 詐欺/法律に期限はないにまとめています。

来たらどうするか
- 電話などで点検を持ち掛ける業者には、安易に点検させない
- 点検させても、その場で契約しない
- 電力会社が行う法定点検は4年に1回で無料。点検後に調査員が交換工事を持ち掛けることはない
- 契約してしまっても、クーリング・オフなどができる場合がある
- 不安なときは消費者ホットライン188(消費生活センター)に早めに相談する
国民生活センターは、経済産業省と送配電網協議会に、法定点検の正確な情報提供と消費者への啓発を求めています。
生活・仕事にどう効くか
- 相談の中身:点検後に「すぐ交換しないと漏電して火事になる」と迫られ、約14万円や約23万円の交換契約をした例があります。いずれも業者は電力会社と無関係でした。
- 広がり方:2024年度は南関東に集中していましたが、2025年度は北関東や九州北部など各地に広がりました。
結局どうすればよいか
- 電話で点検を持ち掛ける業者は家に入れない
- 点検させても、その場では契約しない
- 契約してしまっても、クーリング・オフなどができる場合がある。消費者ホットライン188へ
公式出典
- 国民生活センター「分電盤の点検商法にご注意ください-相談が各地に広がり増加しています-」(2026年9月16日発表)
- 国民生活センター「「分電盤の点検に行きます」の電話から始まる勧誘に注意」(2025年1月15日発表)
更新履歴
- 2026年10月11日 初版を公開
※本記事は2026年10月11日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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