dots(ドッツ)は、調べものや資料づくりを継続して任せたい人に向くChatGPTのAIエージェントです。一問一答だけの利用なら、まず普通のChatGPTで足りるかを確かめるほうがよい、と私は考えています。
「どうなの?」の判断は、賢さだけでなく、毎回指示し直す仕事が減るかで変わります。この記事では公式の操作案内と紹介動画を基に、始め方と頼み方を整理します。筆者自身の長期使用レビューではありません。
2026年10月8日確認。対象プラン・画面・提供状況は更新されます。動画公開時の情報と最新の公式案内が違う場合は、公式案内を確認してください。
dotsは何が違う
OpenAI(オープンエーアイ)のdotsは、会話の合間にも仕事を進め、途中の条件変更や修正を引き継ぐ仕組みです。たとえば資料の比較を頼んだあとで予算が変われば、作業中の比較にその条件を加えられます。

専用のクラウド上のコンピューターとブラウザーがあり、接続したアプリを使って調査、分析、文書作成、ソフトウェアの作業を進めます。会話や修正から、仕事の好みや判断基準も引き継ぎます。
読者
パソコンを閉じても仕事を続けてくれる?
クラウド上の仕事は続けられます。自分のパソコンのファイルやアプリを使う仕事には、そのパソコンがオンラインで、ChatGPTアプリが開いている必要があります。
アプリへの接続と、連絡先の接続と、自分のパソコンへのアクセスは別々です。「連絡できるようにしたら、メールも全部読める」という扱いにはなりません。
出典:OpenAI公式・dotsの概要、コンピューターとアプリの接続
料金と使えるプラン
最初のdotは、対象のProまたはBusiness Premiumプランに含まれ、dotの追加料金はかかりません。ただし、誰でも無料で使えるサービスという意味ではありません。
| 利用区分 | 2026年10月8日の公式案内 |
|---|---|
| Pro(プロ) | Pro 100・200・500が対象。18歳を超える利用者で、欧州経済領域・英国・スイスを除く地域に段階提供。 |
| Business Premium(ビジネス・プレミアム) | 世界で段階提供。通常のBusinessと同じ名称ではありません。 |
| Enterprise(エンタープライズ) | 管理者による有効化が必要。初期状態では無効。 |
| Free・Plus | 今回確認したdotsの対象プランの一覧には掲載されていません。 |
日本はProの除外地域には入っていませんが、対象プランでもすぐに表示されるとは限りません。入口がないときは、利用中のプラン、アプリの更新、組織の管理設定を確認してください。
dotとの会話はChatGPTの利用上限に数えられません。一方、dotが開始・管理するChatGPT Work(ワーク)やCodex(コーデックス)の仕事は、それぞれの上限に数えられます。高度な作業の利用枠もあり、「24時間対応」と「作業量が無制限」は別です。
契約額はプランや購入画面で確認してください。紹介動画の金額を、自分の契約にそのまま当てはめないようにします。
出典:OpenAI公式・Access、dotsの利用開始・料金と利用枠
始め方と最初の依頼
- パソコンのChatGPTアプリかブラウザーでdotsを開き、初期案内に従って作成します。
- 仕事に必要なアプリだけ接続します。この段階はスキップして、後から追加することもできます。
- 自分のパソコンを使う必要がある場合は、デスクトップアプリでアクセスの内容を確認します。
- 目的・材料・期限・成果物・確認が必要な操作を伝え、最初の結果を見て修正します。

初回の作成はパソコンからです。作成後は、対応する更新が利用できればスマートフォンのChatGPTアプリでも同じdotとやり取りできます。スマートフォンのブラウザーは非対応と案内されています。
\対象アカウントで入口と初期案内を確認/
最初は、送信や購入を伴わない小さな仕事が試しやすいと私は考えています。次の依頼文は当サイトが作った例で、実行済みの結果ではありません。
そのまま使える依頼文
添付した打ち合わせメモから、決まったこと・未決定のこと・私が今日対応することを整理してください。今日の17時、日本時間までに、担当者と期限を付けた表で見せてください。不明な担当者や日付は推測せず「未確認」としてください。メール送信や予定の変更はせず、まず結果を私に見せてください。

調査なら「公式サイトを優先し、候補を3件まで比較」、発信なら「文字起こしから紹介文を3案、公開前に確認」と絞ると、結果を確認しやすくなります。期限がある仕事には時間帯まで書きます。
継続して頼むなら「平日9時、日本時間で1週間、締切が変わったときだけ知らせて」と期間と通知条件も伝えます。設定できた日時・繰り返し・通知先をdotに確認させ、予定された仕事の画面で見直してください。
出典:OpenAI公式・始め方
任せる範囲と止め方
調査や下書きと、顧客への送信や購入は、別の操作です。「返信案を作って」という依頼だけで、送信まで許可したことにはなりません。
公式の案内では、設定のPersonalization(パーソナライズ)からPermissions(権限)内のカスタムルールを開き、操作ごとの扱いを設定できます。画面の場所や表示は環境・更新で異なります。
| 操作の例 | 最初に指定する範囲の例 |
|---|---|
| 資料を読む・比較表を作る | 必要な資料と成果物の形式を指定する |
| 顧客へのメール送信 | 文面を見せて、送信前に確認を求める |
| 商品を買う・共有ファイルを削除 | 自分が行う操作として残す |
カスタムルールで、アプリ自体のアクセス権が増えるわけではありません。組み込みの保護や確認も残ります。結果の数字、宛先、引用元は、人が読んで確かめる工程を含めて任せます。
読者
止めるときは一時停止だけ押せばいい?
Pause(ポーズ)はdot本体の現在の仕事を止めます。別のタスクはActivity(アクティビティ)、繰り返しの仕事はScheduled(スケジュール)で、それぞれ停止を確認します。
会話や音声通話を終えただけでは、任せた仕事が止まるとは限りません。また、停止しても送信済みのメッセージなどが元に戻るわけではありません。
YouTubeで使用感を見る
動画の表記:Dots(ドッツ)、ChatGPT Dots(チャットジーピーティー・ドッツ)、DevDay(デブデイ、開発者向け発表イベント)。Leo Tohyama(レオ・トーヤマ)はチャンネル名です。
画面の操作や使った人の感想を見たいときは、次の4本を参考にできます。動画の説明は、発信者のタイトル・概要欄に基づく紹介です。動画内の料金や将来予測は、現在の利用条件として扱わないでください。
私は、継続する調査・資料の更新・未対応事項の確認がある人ほど、dotsを試す意味があると考えています。まず1件、結果を読んで確認できる仕事を頼み、修正の手間も含めて自分の時間が減るかを見てください。
公式情報と関連記事
アイキャッチ写真:Pexels(写真ID 4050291)。一般的なパソコン作業のイメージで、dotsの実画面ではありません。図解:当サイト制作。
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