🗨️「雷が多い県はどこですか。自分の住んでいる県は多いほうですか」
気象庁の平年値(1991〜2020年)で、県庁所在地の年間の雷日数がいちばん多いのは石川県の金沢で45.1日です。福井37.4日、新潟34.7日、秋田34.3日、富山33.6日と、日本海側の県が上位に並びます。少ないのは北海道の札幌9.2日、宮城県の仙台9.8日です。金沢の雷は11月から2月の4か月に年の約6割が集まっていて、日本海側では雷は冬のものです。
[災害] この記事の要点
2026年10月7日 発表
- 自分の県や引っ越し先で、雷がどれくらい多いか知りたい人
- 「雷は夏のもの」と思っている、日本海側に住む人
- 落雷で家電が壊れたとき、火災保険が使えるか知りたい人
雷が多い県ランキング
気象庁は、各地の気象台で雷を観測した日数を30年分平均して「平年値」として公開しています。1991年から2020年の平年値で、47都道府県の県庁所在地の年間の雷日数を並べたのが次の表です。
雷日数は、雷鳴が聞こえたり稲光が見えたりした日の数です。1日に何回落ちても1日と数えるので、落雷の回数ではありません。
| 順位 | 都道府県 | 観測点 | 年間の雷日数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 石川県 | 金沢 | 45.1日 |
| 2 | 福井県 | 福井 | 37.4日 |
| 3 | 新潟県 | 新潟 | 34.7日 |
| 4 | 秋田県 | 秋田 | 34.3日 |
| 5 | 富山県 | 富山 | 33.6日 |
| 6 | 鳥取県 | 鳥取 | 28.0日 |
| 7 | 鹿児島県 | 鹿児島 | 27.4日 |
| 8 | 島根県 | 松江 | 26.6日 |
| 8 | 熊本県 | 熊本 | 26.6日 |
| 10 | 栃木県 | 宇都宮 | 26.5日 |
| 11 | 福岡県 | 福岡 | 25.5日 |
| 12 | 宮崎県 | 宮崎 | 23.5日 |
| 13 | 奈良県 | 奈良 | 23.1日 |
| 13 | 佐賀県 | 佐賀 | 23.1日 |
| 15 | 群馬県 | 前橋 | 21.8日 |
| 16 | 岐阜県 | 岐阜 | 21.7日 |
| 17 | 長崎県 | 長崎 | 21.6日 |
| 18 | 沖縄県 | 那覇 | 20.4日 |
| 19 | 大分県 | 大分 | 20.3日 |
| 20 | 埼玉県 | 熊谷※ | 20.2日 |
| 21 | 京都府 | 京都 | 19.6日 |
| 22 | 滋賀県 | 彦根※ | 18.9日 |
| 23 | 静岡県 | 静岡 | 18.1日 |
| 24 | 愛知県 | 名古屋 | 18.0日 |
| 25 | 茨城県 | 水戸 | 17.9日 |
| 25 | 長野県 | 長野 | 17.9日 |
| 27 | 大阪府 | 大阪 | 17.3日 |
| 28 | 高知県 | 高知 | 16.2日 |
| 29 | 山口県 | 山口 | 16.0日 |
| 30 | 山形県 | 山形 | 15.9日 |
| 30 | 徳島県 | 徳島 | 15.9日 |
| 32 | 青森県 | 青森 | 15.2日 |
| 33 | 広島県 | 広島 | 15.1日 |
| 34 | 山梨県 | 甲府 | 14.8日 |
| 35 | 東京都 | 東京 | 14.5日 |
| 36 | 三重県 | 津 | 14.3日 |
| 37 | 兵庫県 | 神戸 | 14.0日 |
| 38 | 神奈川県 | 横浜 | 13.8日 |
| 39 | 岩手県 | 盛岡 | 13.6日 |
| 40 | 香川県 | 高松 | 13.4日 |
| 40 | 愛媛県 | 松山 | 13.4日 |
| 42 | 千葉県 | 千葉 | 13.3日 |
| 43 | 和歌山県 | 和歌山 | 12.7日 |
| 44 | 福島県 | 福島 | 12.6日 |
| 44 | 岡山県 | 岡山 | 12.6日 |
| 46 | 宮城県 | 仙台 | 9.8日 |
| 47 | 北海道 | 札幌 | 9.2日 |
※さいたま市と大津市には気象台がないので、埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根の値です。気象庁はこの雷日数を「参考値」としています。観測は職員の目と耳によるもので、多くの気象台で2020年2月に終わっているためです。
1位は石川県の金沢で45.1日、年に8日に1日は雷を観測している計算です。2位の福井37.4日から5位の富山33.6日まで、上位5県はすべて日本海側でした。いちばん少ないのは北海道の札幌9.2日で、金沢の5分の1ほどです。

停電が長引いたときに手元に要るもの
暴風域の中では、電力会社は巡視にすら出られません。復旧を待つ側が数日ぶんの電気と情報を自分で持つ、という前提で選んでいます。
停電下で扇風機とスマホを動かせるかどうかが、夏の避難生活の体感を大きく変えます。大型より、避難所や車まで持ち運べる重さのほうが実際に使えます。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
手回しは常用の充電手段にはなりません。電源が尽きたあとに情報を得る最後の一手として、そしてスマホの電池を情報収集で使い切らないための道具として持ちます。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
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雷がいちばん多い地域は日本海側
県庁所在地に限らず、気象台のある全国の観測点で比べると、上位はさらに日本海側に寄ります。
| 順位 | 観測点 | 地域 | 年間の雷日数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 金沢 | 石川県 | 45.1日 |
| 2 | 酒田 | 山形県 | 41.8日 |
| 3 | 高田 | 新潟県 | 39.8日 |
| 4 | 福井 | 福井県 | 37.4日 |
| 5 | 輪島 | 石川県 | 36.6日 |
| 6 | 新潟 | 新潟県 | 34.7日 |
| 7 | 秋田 | 秋田県 | 34.3日 |
| 8 | 富山 | 富山県 | 33.6日 |
| 9 | 豊岡 | 兵庫県 | 32.9日 |
| 10 | 相川 | 新潟県 | 32.8日 |
| 11 | 敦賀 | 福井県 | 32.6日 |
| 12 | 八丈島 | 東京都 | 28.7日 |
| 13 | 鳥取 | 鳥取県 | 28.0日 |
| 14 | 米子 | 鳥取県 | 27.8日 |
| 15 | 種子島 | 鹿児島県 | 27.7日 |
山形県の酒田41.8日、新潟県の高田(上越市)39.8日、石川県の輪島36.6日、兵庫県の豊岡32.9日と、15位までのうち13か所が日本海に面した観測点です。気象庁も、雷日数は東北から北陸の日本海沿岸で多いと解説しています。
反対に、少ないのは北海道のオホーツク海側と道東です。雄武2.0日、北見枝幸2.3日、根室4.4日と、年に数日しか雷を観測していません。
冬に多い雷、夏に多い雷
金沢の雷日数を月ごとに見ると、12月8.4日、1月7.9日、11月5.3日、2月4.8日が上位です。11月から2月の4か月で26.4日、年の約6割を占めます。8月は3.6日なので、金沢では真冬のほうが真夏の2倍以上、雷が鳴っています。
関東の内陸はこの逆です。栃木県の宇都宮は年26.5日で、関東の県庁所在地では最も多い値ですが、8月7.1日、7月5.7日と夏に集中し、12月から2月はほぼ0日です。
「雷は夏のもの」と思っていると、日本海側の冬は油断しやすいと私は見ています。北陸の冬の雷は、雪やあられと一緒にやって来て、夏の夕立と違って時間帯が読みにくいからです。同じ気象データの読み方で、竜巻の多い県も数えています。
雷から身を守る距離
気象庁は、雷が聞こえたら次のように身を守るよう呼びかけています。
- 鉄筋コンクリートの建物、自動車(オープンカーは除く)、バス、列車の中は比較的安全
- 外にいるときは、電柱や鉄塔のてっぺんを45度以上で見上げる範囲で、そこから4m以上離れた場所に退避する
- 高い木の近くは危険で、幹・枝・葉のすべてから2m以上離れる
- 家の中でも、電気器具や天井・壁から1m以上離れればさらに安全
- 雷が止んでから20分以上たってから、安全な場所へ移動する
家の外で困るのは人だけではありません。近くに落ちた雷の電気が電線や電話線を伝わって家に入り、テレビやパソコンが壊れることがあります。多くの火災保険では落雷は基本の補償に含まれていますが、家電を直せるのは家財に保険を付けている場合です。建物だけの契約では、家電は原則として対象外です。壊れたあとの手続きの流れは、台風で屋根が飛んだら、直す前に撮ると同じで、直す前に写真を撮っておくのが先です。
よくある質問
Q. 雷がいちばん多い都道府県はどこですか。
A. 県庁所在地の雷日数で比べると、石川県(金沢)の年45.1日です。福井県37.4日、新潟県34.7日と続きます。
Q. 雷が少ない都道府県はどこですか。
A. 北海道(札幌)の9.2日、宮城県(仙台)の9.8日が少ない値です。
Q. 冬に雷が多いのはどこですか。
A. 東北から北陸の日本海側です。金沢では11月から2月に年の約6割の雷を観測しています。
Q. 落雷で家電が壊れたら、火災保険で直せますか。
A. 家財に保険を付けていれば、多くの場合は対象です。ひょうなど、ほかの天気の被害の例はひょうの被害は火災保険で直せる?にまとめています。
生活・仕事にどう効くか
- 多い県を見るとき:上位は石川・福井・新潟・秋田・富山と日本海側が占める。関東では栃木県の宇都宮26.5日が多い。
- 季節を見るとき:日本海側は冬(11〜2月)、関東の内陸は夏(7〜8月)に雷が集まる。同じ雷でも多い季節がまったく違う。
- 家の備え:近くに落ちた雷の電気が電線を伝わり、家電が壊れることがある。火災保険の家財の補償で直せるかを証券で確かめておく。
結局どうすればよいか
- 下の表で、自分の県の雷日数を見る
- 雷が聞こえたら建物か車の中へ入り、雷が止んで20分たってから外へ出る
- 火災保険に家財の補償が付いているかを、証券で確かめておく
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
公式出典
- 気象庁 過去の気象データ検索 平年値(年・月ごとの値)(2026年10月7日発表)
- 気象庁 雷の観測(2026年10月7日発表)
- 気象庁 雷から身を守るには(2026年10月7日発表)
更新履歴
- 2026年10月7日 初版を公開
※本記事は2026年10月7日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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