パナソニックの全自動コーヒーメーカー「NC-A58」と旧型「NC-A57」の違いは、大きさと、容量と、水の扱いの3つです。新型は横幅が22.0cmから15.2cmに細くなり、一度に淹れられる量は5カップから4カップに減りました。
そして旧型にあった「沸騰浄水」が、新型にはありません。沸騰したお湯を活性炭に通して水道水のカルキやカビ臭を除く仕組みで、発売時にはカルキを90%以上除去するとうたわれていた機能です。
運営者はどちらも買っていません。使い心地は、実際に使った人の記事・動画・投稿を、名前を添えて紹介します。
パナソニック
全自動コーヒーメーカー NC-A58(ブラック)
2025年4月発売4カップ 545ml幅15.2cm
豆挽きから抽出、ミルの洗浄まで全自動。2026年4月にホワイトも加わりました。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
先に結論
- ✓ 新型NC-A58は幅15.2cmで、旧型より6.8cm細い。ただし奥行は2.7cm深く、重さは0.2kg重い。
- ✓ 容量は旧型5カップ(670ml)、新型4カップ(545ml)。多く淹れるなら旧型。
- ✓ 旧型の「沸騰浄水」と活性炭フィルターは新型に無い。コースは新型が「ストロング」を足して4つ。

新型NC-A58の商品ページは、下のボタンから開けます。
\Amazon.co.jp/
ブラック(NC-A58-K)の商品ページです。
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NC-A58とNC-A57の違い
パナソニックの公式FAQ(よくある質問)には「NC-A58とNC-A57の違いは」というページがあります。上の図の項目に加えて、電源コードの位置が本体横から背面へ、操作ボタンが本体下部から上部へ移ったことが載っています。
コースは「ストロング」が加わって4つになりました。粗挽きと中細挽きの2種類のフィルターとの組み合わせで、新型は6種類、旧型は4種類の味を淹れ分けます。
価格はどちらもオープン価格です。家電Watchの福永太郎氏は発売前の記事でNC-A58の直販価格を19,800円と書き、ギズモード・ジャパンの橘修氏はNC-A57の公式通販価格を27,500円と記しています。
無くなった「沸騰浄水」は何をしていたか
旧型のNC-A57は水容器に活性炭フィルターが入っています。公式FAQによると、沸騰したお湯をこのフィルターに通して水道水のカルキやカビ臭を除きます。2018年の発売時の報道では「カルキを90%以上除去できる」と説明されていました。
このフィルターは消耗品で、交換目安は1日1回の使用で約2年。品番はACA95-119-Kです。新型のNC-A58にはこのフィルターも、ガラス容器のふたにあったミネラルフィルターもありません。代わりに掲げるのは「沸騰循環」で、水を循環させながら沸騰させて温度を調節する、という説明です。
欲をいわせてもらえれば、前作に搭載されていた、沸騰浄水機能を復活させて欲しいことくらい。
ギズモード・ジャパン 橘修「豆を入れてボタンを押すだけ。1ランク上の味わいが楽しめる全自動コーヒーメーカー」2025年5月12日
橘氏はそう書いたうえで、水道水で美味しく飲めたのはよかった、とも記しています。浄水器の水やミネラルウォーターで淹れる家なら、この差はほとんど効きません。維持費では、旧型は活性炭フィルターを約2年ごとに買い足し、新型はペーパーフィルターだけです。フィルターの公式価格は、確認できませんでした。
小さくなったが、軽くはなっていない
公式は「設置面積約80%(前モデル比)」と書いています。横幅は6.8cm細くなりましたが、奥行は24.5cmから27.2cmへ深く、重さは3.0kgから3.2kgへ増えています。細くて、少し深くて、少し重い。これが新型の形です。
家電Watchの西村夢音氏は、一度に淹れられる量がマグカップ2杯強なのは少し物足りない、と書いています。朝にまとめて淹れる家なら、5カップの旧型が合う場面もあります。

どんな商品か
NC-A58は、豆を挽く・蒸らす・抽出する・保温する、までを1台でこなす全自動タイプです。縦型のミルは蒸らしの前に自動で洗浄されます。コーヒー粉からも抽出できます。



画像:Amazon.co.jp の商品ページより
2026年3月の新色ホワイトの発表文によると、購入者の約92%が「満足」と回答し、発売からの販売台数は前年の旧型の2.5倍以上です。
主な仕様
| 品番 | NC-A58(ブラック -K/ホワイト -W) |
|---|---|
| 最大容量 | 4カップ(545ml) |
| コース | ストロング/リッチ/マイルド/デカフェ豆 |
| 消費電力 | 770W |
| サイズ・重さ | 幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cm・3.2kg |
| 沸騰浄水・活性炭フィルター | なし |
| 保証期間 | 確認できませんでした |
パナソニック公式の仕様ページとFAQから。
使っている人の動画とX投稿
シニア向けチャンネル「ぞうじぃの記憶」は、自腹でNC-A58に買い替えた記録を発売直後に公開しています。
YouTube ぞうじぃの記憶・2025年4月10日公開。概要欄に「自腹でガジェットを買って」とあります。
「konlog」は、外観と実演、お手入れまでを8分にまとめています。
YouTube konlog・2025年7月6日公開。
Xには、パナソニックの全自動コーヒーメーカーを使い、手で挽いてハンドドリップしていたころの20分が3分になった、という投稿がありました。型番は投稿に無く、価格はちょうど2万円だったとあります。
うちはパナソニックの全自動コーヒーメーカーを使ってます
ちょうど2万円でした
これを導入する前まで、手で挽いてハンドドリップしたものを水筒に入れて仕事に行ってたので、正味20分はかかってましたが、今は3分くらい
時給換算でとっくに元は取りましたね☕️#モーブー pic.twitter.com/Mh25KGsUA0— ヘロベロ (@shuten_room) 2026年9月27日
紹介していた人の記録
家電Watchの西村夢音氏は、QOL(生活の質)が上がった、という題でこの商品を紹介しています。
西村氏は、スタバで買った豆で淹れたら店で飲んだときと同じ味だった、デカフェ豆コースで満水まで淹れると10分前後かかる、と書いています。
豆を挽く際の稼働音がかなり大きく、お住まいの環境によっては深夜の使用は難しいかもしれません。
福永氏はスタート直後の音を「地下鉄の車内レベル」と表現し、数秒で収まるとも書いています。使うたびに洗うのは水容器・バスケット・メッシュフィルター・ガラス容器の4つ、というのが同氏の記録です。
選ぶ前の注意点
- ミルの音が旧型より大きいのか小さいのかは、確認できませんでした。
- 公式FAQは、使うたびに4つの部品を洗うよう案内しています。食器洗い乾燥機は使えません。
- ミルの刃は直接触らず、粉は棒で刃を回して落とす、と公式FAQにあります。自動洗浄で刃の手入れが要らなくなるわけではありません。
- 旧型NC-A57はAmazonでは発送まで日数がかかる表示でした。公式の比較表にはもう載っていません。
新型NC-A58の商品ページは、こちらからも開けます。
どちらを選ぶか
- キッチンの幅が足りない人、ストロングの濃い味がほしい人は新型NC-A58。
- 朝に5杯まとめて淹れたい人や、水道水のカルキが気になる人は旧型NC-A57。活性炭フィルターは約2年ごとに交換します。
- 浄水器の水やミネラルウォーターで淹れる家なら、沸騰浄水の有無は選ぶ理由になりません。
旧型NC-A57のAmazonページは、こちらです。
この記事で確認した情報源
- ・パナソニック公式FAQ「NC-A58とNC-A57の違いは」(新旧の違いの一覧。)
- ・パナソニック公式FAQ「活性炭フィルターの役割や交換時期は」(カルキ除去、交換約2年、品番。)
- ・パナソニック公式FAQ「コーヒーメーカーのお手入れ」(洗う部品、食洗機不可、刃の扱い。)
- ・パナソニック公式「NC-A58 仕様」/「NC-A57 仕様」(2機種の仕様を突き合わせました。)
- ・パナソニック ニュースルーム「NC-A58 新色のホワイトを発売」2026年3月19日(満足約92%、販売台数2.5倍以上。)
- ・家電Watch 西村夢音「スタバ重課金勢、パナのコーヒーメーカーを買ったらQOL爆上がり」2026年3月13日(1か月使って購入した記録。)
- ・家電Watch 福永太郎「2万円しないパナのコーヒーメーカー」2025年3月7日(音、手入れ、直販価格19,800円。)
- ・ギズモード・ジャパン 橘修「豆を入れてボタンを押すだけ」2025年5月12日(沸騰浄水の復活を望む記述。)
- ・家電Watch「パナソニック、コクのあるノンカフェインコーヒーが抽出できる『全自動コーヒーメーカー』」2018年6月19日(NC-A57の沸騰浄水「カルキを90%以上除去」。)
新型NC-A58の商品ページは、こちらのボタンから開けます。
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