🗨️「台風は発生するの? いつ日本に近づくの?」
気象庁は14日9時の解析で、トラック諸島近海の熱帯低気圧が15日9時までに台風に変わると予想しています。そのあとも発達を続け、17日9時には中心気圧970ヘクトパスカルの「強い台風」になる見込みです。19日9時の予想位置は北緯25.4度・東経138.0度で、ここは日本の南。ちょうど5連休の初日にあたります。
[災害] この記事の要点
2026年9月14日 発表
- 9月19日からの5連休に移動を予定している人
- 伊豆諸島・小笠原諸島に行き来する人
- 台風の備えをいつ始めるか決めかねている人
気象庁が出した5日先までの予想
気象庁が14日に公開している予報を、時刻ごとに並べます。気圧が下がるほど、そして風が強まるほど、階級の呼び名が上がっていきます。
| 日時 | 階級 | 中心気圧 | 最大風速 | 最大瞬間風速 | 位置 |
|---|---|---|---|---|---|
| 14日9時(解析) | 熱帯低気圧 | 1004hPa | 15m/s | 23m/s | 北緯12.1度・東経154.8度 |
| 15日9時 | 台風 | 1000hPa | 18m/s | 25m/s | 北緯14.7度・東経152.0度 |
| 16日9時 | 台風(強い勢力へ) | 990hPa | 25m/s | 35m/s | 北緯17.8度・東経151.8度 |
| 17日9時 | 強い台風 | 970hPa | 35m/s | 50m/s | 北緯22.5度・東経149.3度 |
| 18日9時 | 強い台風 | 970hPa | 35m/s | 50m/s | 北緯24.4度・東経143.3度 |
| 19日9時 | 強い台風 | 970hPa | 35m/s | 50m/s | 北緯25.4度・東経138.0度 |
熱帯低気圧 14日09時の実況 中心気圧 1004hPa 最大風速 15m/s 最大瞬間風速 23m/s 北緯12.1度・東経154.8度
気象庁 台風情報(2026年9月14日)
14日から17日までの3日間で、中心気圧が1004ヘクトパスカルから970ヘクトパスカルまで34ヘクトパスカル下がる予想です。最大瞬間風速は23メートルから50メートルへ、倍以上になります。
台風シーズンが始まる前に、家へ置いておくもの
風で割れるのは窓、家に入ってくるのは水です。この2つは、進路が決まってから買いに走っても店の棚から消えています。
窓が割れるのを防ぐ道具ではありません。割れたあとの破片を膜で押さえるものです。飛散率を約1%まで落とせるのは防災安全合わせガラスですが、そちらは発注から施工まで日数がかかって台風の前には間に合いません。今日のうちに手を動かせるのはこちらです。貼るのは室内側です。
土のうは砂を詰める前提の道具ですが、住宅街ではその砂が手に入りません。水で膨らむ型なら平たいまま棚にしまえて、玄関の段差にも、下水が逆流してくる風呂・トイレの排水口の上にも置けます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
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19日の予想位置は「日本の南」
19日9時の予想は北緯25.4度・東経138.0度。北緯25度台は沖縄本島や奄美と同じ緯度帯で、東経138度は静岡県から伊豆諸島がならぶ経線です。つまりこの位置は、本州のはるか南の海上になります。
19日に日本の南にいるなら、連休の後半は直撃するということですか
そこはまだ決まっていません。19日9時の予報円は半径444.5キロメートルあって、これは「台風の中心が70%の確率でこの円に入る」という範囲です。半径444キロは東京から岡山あたりまでの距離にあたります。北へ曲がるのか西へ進むのかは、この時点の予報では絞り込めていません
予報円は日がたつほど大きくなる
| 予報時刻 | 予報円の半径 |
|---|---|
| 15日9時(24時間後) | 129.6km |
| 16日9時(48時間後) | 203.7km |
| 17日9時(72時間後) | 259.3km |
| 18日9時(96時間後) | 333.4km |
| 19日9時(120時間後) | 444.5km |
24時間後の129.6キロに対し、120時間後は444.5キロ。3.4倍に広がります。連休の予定を今日の予報だけで決められないのは、この広がり方が理由です。逆にいえば、17日ごろになれば予報円が絞られて、行き先の可否が判断できるようになります。
5連休のどこに重なるか
2026年のシルバーウィークは9月19日(土)から23日(水・秋分の日)までの5日間です。19日9時の予想位置が日本の南ということは、連休の初日には台風がまだ本州から遠いことになります。動きが出るとすれば連休の中日以降です。
この住所は浸水しやすい場所ですか?
住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。
進路が決まる前にできること
台風の備えは、進路が確定してからでは間に合わないものと、確定してからで足りるものに分かれます。
| いま(進路が未確定) | 17日ごろ(予報円が絞られてから) |
|---|---|
| ベランダの物を室内に入れられる状態にしておく | 実際に片づける |
| 自宅の浸水想定と土砂災害警戒区域を確認する | 避難先までの経路を歩いて確かめる |
| 懐中電灯・モバイルバッテリーの充電残量を見る | 飲料水と食料を買い足す |
| 連休の移動は「変更できる予約か」を確認する | 変更・取消の判断をする |
左の列は、台風が来なくても損にならないものだけを並べています。ベランダを見ておく、ハザードマップを開く、充電を見る——どれも数分で終わって、空振りでも失うものがありません。進路が読めない段階でやる価値があるのは、この「空振りでも困らないこと」だけです。
ハザードマップは前に一度見たことがあります
一度見ていれば十分です。ただ、覚えているのはたいてい「色が付いていたかどうか」だけで、何メートルの想定だったか、内水と外水のどちらだったかまでは残っていないことが多いです。台風が来る前の静かな日に開き直すと、次に警報が出たときの判断が速くなります
生活・仕事にどう効くか
- 連休の移動:19日9時の予想位置は日本の南。予報円の半径は444.5キロあり、この時点では北へ曲がるか西へ進むかが絞れていない。移動の可否を今日決められる段階ではない。
- 島に行き来する人:伊豆諸島・小笠原諸島の航路は、台風が日本の南にあるだけで欠航や条件付き就航になる。本州が晴れていても止まる。
- 住まいの備え:17日9時には中心気圧970ヘクトパスカル・最大瞬間風速50メートルの予想。ベランダの飛散物対策は進路が決まる前に準備しておける。
結局どうすればよいか
- 17日ごろまでは進路が絞れない。連休の予約が変更できる条件かどうかだけ先に確認する
- ベランダ・バルコニーの物を室内に入れられる状態にしておく(片づけるのは進路が固まってから)
- 自宅の浸水想定と土砂災害警戒区域を、雨が降る前の今日のうちに地図で見ておく
公式出典
- 気象庁「台風情報」(熱帯低気圧 TC2630 の予報・2026年9月14日9時の解析)(2026年9月14日発表)
- 気象庁「大雨・台風等に関する情報」(新潟地方気象台ほか 府県天気概況)(2026年9月14日発表)
更新履歴
- 2026年9月14日 初版を公開。14日9時の解析にもとづく。
※本記事は2026年9月14日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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