🗨️「9月から北海道の高速道路が夜だけ止まると聞いたけど、うちの通り道は関係ある?」
止まるのは道東道の追分町IC〜占冠ICと、後志道の余市IC〜小樽JCTの3区間だけです。時間はどれも22時から翌朝5時までで、土日祝は止まりません。
[交通] この記事の要点
NEXCO東日本北海道支社が2026年8月5日、令和8年9月にE38道東自動車道とE5A後志自動車道で路面補修工事・維持補修作業を行うため、夜間通行止めを実施すると発表した。対象は道東道の追分町IC〜夕張IC、夕張IC〜占冠IC、後志道の余市IC〜小樽JCTの3区間。
2026年8月5日 発表 (2026年8月25日 更新)
- 夜のうちに札幌と帯広・十勝を車で行き来する人
- 夕張・むかわ穂別・占冠に住んでいて、夜に高速へ乗る人
- 余市・仁木から小樽・札幌へ夜に出る人
- 深夜に長距離を走る配送・観光バスの仕事をしている人
この記事でわかること
- 9月に夜間通行止めになる3区間と、その日にち・時間帯
- 一般道へ迂回すると何分よけいにかかるか(15分か35分かで分かれます)
- 一度降りてまた乗る「乗継調整」の制限時間が、道東道と後志道で4倍違うこと
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
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9月に夜だけ止まるのは3区間
NEXCO東日本北海道支社が2026年8月5日に出した発表によると、9月に夜間通行止めになるのは次の3区間です。時間帯はどれも同じで、各日22時から翌朝5時まで。1晩あたり7時間です。
| 道路 | 区間 | 実施日 | 予備日 |
|---|---|---|---|
| 道東道 | 追分町IC⇔夕張IC | 9月1日(火)〜3日(木) | 9月4日・7日 |
| 道東道 | 夕張IC⇔占冠IC | 9月1日(火)〜11日(金) | 9月14日〜25日(18日を除く) |
| 後志道 | 余市IC⇔小樽JCT | 9月7日(月)〜9日(水) | 9月10日〜14日 |
いずれも上下線の両方向です。土曜・日曜・祝日は実施しません。工事の中身は、道東道が舗装のひび割れや段差を直す路面補修工事、後志道がトンネル内の設備や排水溝を点検・補修する維持補修作業です。
3区間もあるなら、どれか1つに引っかかったら終わりでは?
いいえ、迂回で増える時間は区間ごとに違います。15分で済む区間と、35分かかる区間に分かれています。
迂回すると15分増か、35分増か
NEXCO東日本が配ったチラシ(資料1〜2)には、区間ごとに「高速道路を使ったときより何分長くかかるか」が書かれています。同じ夜間通行止めでも、増える時間は2倍以上ちがいます。
| 迂回する区間 | 高速利用時との差 |
|---|---|
| 追分町IC⇔夕張IC | 約15分長くかかる |
| 夕張IC⇔占冠IC | 約35分長くかかる |
| 余市IC⇔小樽JCT | 約15分長くかかる |
迂回先はどれも「周辺の一般道」です。夕張IC⇔占冠ICの区間は国道274号(日高国道)に降りることになり、山あいを走る区間が長くなります。35分という数字は、まっすぐ走れた場合の目安です。夜の山道で鹿が出て速度を落とせば、これより延びます。
札幌を22時に出て帯広へ向かう人が、夕張ICの手前で「この先通行止め」の表示に気づいて降りたとします。ここから占冠まで一般道で走り直すと、到着は当初の予定より35分遅れます。帯広に0時に着くつもりだった予定は、0時35分になります。
降りて乗り直したときの料金は調整される。ただし時間制限がある
通行止めのせいで途中で降ろされ、一般道を回ってまた同じ方向の高速に乗り直した場合、高速料金が割高にならないよう「乗継調整」が行われます。ここまではどちらの道路も同じです。
違うのは、その制限時間です。
| 道路 | 再流入までの猶予 |
|---|---|
| 道東道(追分町IC⇔夕張IC、夕張IC⇔占冠IC) | 24時間以内 |
| 後志道(余市IC⇔小樽JCT) | 6時間以内 |
同じNEXCO東日本北海道支社の同じ発表なのに、猶予は4倍ちがいます。道東道なら降りたあと一泊して翌日に乗り直しても間に合いますが、後志道は6時間です。22時に余市で降りて、朝5時の再開を待ってから乗り直すと、それだけで7時間。6時間の枠は超えています。
ただし資料には逃げ道が書かれています。降りた料金所(流出指定IC)からなら、通行止めが解除されたあとに乗り直しても調整の対象になります。6時間の縛りが効くのは、銭函・小樽塩谷・朝里・手稲といった別のICから乗り直す場合です。夜のうちに一般道で先へ進んでしまうなら6時間を意識する、降りた場所で朝まで待つなら気にしなくてよい、という分かれ方になります。
金曜の夜は、朝までまたぐ
土日祝は実施しない、と書かれていると「金曜の夜は走れる」と読めますが、そうではありません。発表資料の図では、金曜の22時から土曜の朝5時までは実施日として塗られています。止まらないのは、土曜の夜と日曜の夜です。
じゃあ、週末に出るなら土曜の夜がいいということ?
そうなります。金曜の夜に出るなら、22時より前に該当区間を抜けておくのが確実です。
もうひとつ、夕張IC⇔占冠ICの予備日には9月18日(金)が入っていません。荒天で順延しても、この日だけは止まらない扱いです。
出発前にどこを見るか
予備日への順延は荒天で決まるため、発表時点の日程どおりに終わるとは限りません。当日の実施状況は、NEXCO東日本の道路交通情報サイト「ドラぷら」か、北海道支社のXアカウント(@e_nexco_kita)で確認できます。電話ならお客さまセンター(0570-024-024)が24時間つながります。
そのうえで、判断の順番はこうなります。まず自分の通り道が3区間に入るかを見る。入るなら、出発を22時前か朝5時以降にずらせないかを考える。ずらせないなら、迂回が15分増か35分増かを確かめて、到着予定を書き換える。この3つで足ります。
生活・仕事にどう効くか
- 夜の移動時間:夕張IC〜占冠ICを迂回すると、高速を使ったときより約35分よけいにかかる。追分町IC〜夕張ICと、後志道の余市IC〜小樽JCTはそれぞれ約15分増。
- 高速料金:通行止めのせいで一度降りて乗り直した分は「乗継調整」で割高にならないよう調整される。ただし再流入までの制限時間は道東道が24時間以内、後志道は6時間以内で、後志道のほうが4倍短い。
- 仕事の段取り:22時から翌朝5時までの7時間が対象なので、深夜出発の便は出発を21時台に前倒しするか、朝5時以降にずらすかの二択になる。
結局どうすればよいか
- 自分の通り道が追分町IC〜占冠IC、または余市IC〜小樽JCTに入っていないか地図で確かめる
- 入っているなら、出発を22時前か朝5時以降にずらせないか検討する
- どうしても夜に走るなら、迂回で15分増か35分増かを先に確かめて出発時刻を決める
- 現金・クレジットで払う人は、降りる料金所で「乗継証明書」をもらう
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公式出典
- NEXCO東日本 北海道支社「北海道内の高速道路における夜間通行止めのお知らせ」(資料1〜2を含む)(2026年8月5日発表)
- NEXCO東日本 ドラぷら(道路交通情報)(2026年8月25日発表)
更新履歴
- 2026年8月25日 初版を公開
※本記事は2026年8月25日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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