🗨️「台風18号が沖縄に近づいているけど、高速道路はいつから止まるの?」
前回の台風13号では、予告の8時間後にあたる午前2時に沖縄自動車道の全線が閉まり、開いたのは41時間後でした。予告は最接近の前日に出ます。
[交通] この記事の要点
気象庁は2026年8月23日9時45分、台風第18号(ソウデル)が26日9時に沖縄本島近海へ達する見込みだと発表した。沖縄本島では台風接近のたびに、沖縄総合事務局開発建設部・西日本高速道路・沖縄気象台の3者連名で道路通行止めの予告資料が出ており、2026年はすでに3回出ている。
2026年8月23日 発表
- 沖縄本島で車を使う人(那覇〜名護の移動、旧盆の帰省)
- 25〜27日に沖縄へ旅行・出張する予定の人
- 本島北部(国頭村・大宜味村)に住んでいる人
- ゆいレール・路線バスで通勤している人
この記事でわかること
- 沖縄自動車道が止まるときは那覇IC〜許田ICの全線がまとめて閉まること
- 通行止めの予告が誰の名前で、いつ出るのか
- 予告された時刻と、実際に閉まる時刻がどれだけズレるのか
先に結論
- 沖縄自動車道が止まるときは、那覇IC〜許田ICの全線がまとめて閉まる。区間だけの通行止めにはならない
- 予告は沖縄総合事務局・NEXCO西日本・沖縄気象台の3者連名で、最接近の前日に出る
- 台風13号(8月)のときは、開くまでに41時間かかった
- 一般道で閉まるのは橋と高架橋。毎回ほぼ同じ8か所が名指しされている
「高速が止まるのは、台風が来てからでしょ」と思っていると、車を動かす時間を丸ごと失います。台風第13号のとき、沖縄自動車道は8月7日午前2時に閉まり、開いたのは8日午後7時でした。41時間、那覇と名護のあいだを高速で往復する手段が無かったことになります。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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台風18号は26日に沖縄本島近海へ
気象庁が2026年8月23日9時45分に出した情報では、台風第18号(ソウデル)は23日9時に小笠原近海にあり、中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートルで、西北西へ時速25キロで進んでいます。強さは「強い」で、23日21時には935ヘクトパスカルの「非常に強い」台風になる予想です。
その後の予報がこちらです。
| 日時 | 位置 | 中心気圧 | 最大風速 |
|---|---|---|---|
| 23日9時(実況) | 小笠原近海 | 950hPa | 40m/s |
| 25日9時 | 日本の南 | 950hPa | 40m/s |
| 26日9時 | 沖縄本島近海 | 960hPa | 40m/s |
| 27日9時 | 東シナ海 | 965hPa | 35m/s |
26日9時の予報円は半径220キロあり、進路はまだ幅があります。ただし強風域は半径370キロまで広がる予想なので、中心が本島を外れても風は当たります。旧盆のウンケーが25日、ウークイが27日で、人と車がいちばん動く3日間とそのまま重なります。
通行止めの予告は、最接近の前日に出る
沖縄本島では、台風が近づくと沖縄総合事務局開発建設部・西日本高速道路・沖縄気象台の3者連名で「台風第◯号の影響による道路通行止めの可能性」という資料が出ます。今年はすでに台風7号(6月24日)、台風9号(7月10日)、台風13号(8月6日)の3回出ています。
台風13号のときの資料は8月6日に公表され、中身は6日11時時点の情報でした。沖縄本島地方への接近は7日から8日にかけて。つまり、接近の前日に出ています。台風18号の最接近が26日なら、同じ型なら25日に出ることになります。
この資料には、通行止めになる可能性が高い区間と、その開始見込み時刻まで書かれています。台風13号のときは高速道路が「6日18時以降」、一般道が「6日22時以降」でした。ニュースを待つより、この1枚を見るほうが早いです。
止まるのは沖縄道の全線と、決まった8か所
台風13号の資料に名前が挙がっていた区間です。毎回ほぼ同じ顔ぶれで、共通点は橋・高架橋・海沿いという点にあります。
| 道路 | 区間・箇所 | 予告された開始 |
|---|---|---|
| 沖縄自動車道 | 那覇IC〜許田IC(全線) | 6日18時以降 |
| 那覇空港自動車道 | 豊見城・名嘉地IC〜西原IC | 6日18時以降 |
| 国道58号 浦添北道路 | 宇地泊IC〜浦添北IC | 6日22時以降 |
| 臨港道路 | カーミージー橋・なうら橋・泊大橋 | 6日22時以降 |
| 国道331号 豊見城道路・糸満道路 | 与根高架橋・西崎高架橋・糸満高架橋 | 6日22時以降 |
| 国道331号 | 南城市知念久手堅 | 6日22時以降 |
「区間だけ迂回すればいい」と考えたくなりますが、沖縄自動車道は那覇から許田まで全線がまとめて閉まります。国道58号や国道329号へ降りるしかなく、そちらも浦添北道路の高架部分が同時に閉まります。
台風13号のときは41時間開かなかった
予告された時刻と、実際に閉まった時刻は同じではありません。台風13号での実績です。
| 対象 | 予告 | 実際の開始 | 解除 |
|---|---|---|---|
| 沖縄自動車道(全線) | 6日18時以降 | 7日午前2時 | 8日午後7時 |
| 那覇空港自動車道(全線) | 6日18時以降 | 7日午前2時 | 8日午後7時 |
| 浦添北道路・国道331号の高架橋 | 6日22時以降 | 7日午前 | 8日午後3時 |
高速は予告より8時間遅れて閉まり、そこから41時間開きませんでした。「18時に閉まるなら17時に出よう」という読み方も、「予告どおりに開くだろう」という読み方も、どちらも外れます。同じ7日はゆいレールが終日運休、路線バスの主要4社も終日運休でした。
やんばるは雨量250ミリで陸路が細る
台風13号の資料には、直轄国道の事前通行規制区間として国道58号の2区間が載っています。国頭村宜名真から国頭村与那までの10.36キロは連続雨量250ミリで通行止めの基準に達します。国頭村浜から大宜味村根路銘までの6.2キロは、越波による特殊通行規制の区間です。
この2区間は、本島北部のやんばるへ入る国道58号の海沿い部分です。並行する幹線が無いので、ここが閉じると北部への陸路は実質的に細くなります。私はこれを、家を探すときに見ておく条件のひとつだと考えています。台風のたびに何日ぶんの食料を家に置くかが変わるからです。
市街地側では、直轄国道の冠水想定箇所として嘉手納町野国・西原町小那覇・宜野湾市志真志の3か所が挙がっています。アンダーパスや低い土地は、暴風が収まってからも水が残ります。
ゆいレールは風速25メートルで止まる
車以外の足も同時に消えます。沖縄都市モノレール(ゆいレール)は公式に、風速15メートル毎秒以上で注意運転、25メートル毎秒以上で運転を中止すると説明しています。
台風13号のとき、沖縄気象台が7日に予想した本島中南部の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルでした。25メートルを大きく超えているので、ゆいレールが終日運休になったのは基準どおりの判断です。台風18号も26日9時の予想で最大風速40メートルなので、同じ水準です。
前日の夕方までに動かし終える。これが、沖縄で台風とつき合うときの実務的な締切になります。
生活・仕事にどう効くか
- 車での移動:沖縄自動車道と那覇空港自動車道が同時に閉まる。台風13号では7日午前2時から8日午後7時まで41時間開かなかった。
- 一般道への迂回:国道58号浦添北道路の宇地泊IC〜浦添北IC、臨港道路の泊大橋など、橋と高架橋も同じタイミングで閉まる。高速から降りても迂回先が無い区間がある。
- 車以外の足:ゆいレールは風速25メートル毎秒以上で運転中止。台風13号のときは7日終日運休で、路線バス主要4社も終日運休だった。
- 本島北部の暮らし:国道58号の国頭村宜名真〜与那10.36キロは連続雨量250ミリで通行止めの基準に達する。並行する幹線が無い。
結局どうすればよいか
- 25日に沖縄総合事務局開発建設部・NEXCO西日本・沖縄気象台の連名資料が出ていないか確認する(前回は接近の前日に公表された)
- 車で動かす用事は、最接近の前日の夕方までに終える計画にする
- 沖縄自動車道の状況はアイハイウェイ、直轄国道は南部国道事務所・北部国道事務所のページで見る
- 41時間開かない前提で、食料と水、スマホの電源を2系統用意しておく
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公式出典
- 気象庁 台風第18号(ソウデル)の位置と予報(2026年8月23日9時45分発表)(2026年8月23日発表)
- 沖縄総合事務局開発建設部・西日本高速道路・沖縄気象台「台風第13号の影響による道路通行止めの可能性」(別紙を含む全9ページ)(2026年8月6日発表)
- NEXCO西日本「台風第9号の影響による道路通行止めの可能性」(2026年7月10日発表)
- 沖縄都市モノレール ゆいレール よくある質問(台風・強風時の運行)(2026年8月23日発表)
- 琉球新報「【台風】交通情報 沖縄自動車道、空港道で通行止め<随時更新>」(実際の通行止め開始・解除時刻はこの報道による)(2026年8月8日発表)
更新履歴
- 2026年8月23日 初版を公開
※本記事は2026年8月23日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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