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千葉東金道路も圏央道も今朝開いたのに、国が「一層の渋滞」と名指しした4本に千葉東金道路が入っています

🗨️「千葉の高速が開いたらしいけど、月曜の朝はもう普通に走れる?」

高速の災害通行止めは17日未明にゼロになりました。ただし国土交通省関東地方整備局は8月16日、17日以降に渋滞が増える道路として大網街道・東金街道・茂原街道と、開いたばかりの千葉東金道路の4本を名指ししています。

[交通] この記事の要点

何が起きたか

NEXCO東日本(関東)が2026年8月17日未明、E82千葉東金道路(山田IC〜東金JCT)とC4圏央道(松尾横芝IC〜茂原長南IC)の災害通行止めを解除したと公式Xで発表した。これで国土交通省の第5報(8月16日10時現在)にあった高速道路の通行止め7区間はゼロになった。一方で関東地方整備局は8月16日、『千葉県災害時交通マネジメント検討会』を設置し、8月17日以降に一層の渋滞が予想される道路として大網街道(県道20号)・東金街道(国道126号)・茂原街道(県道14号)・千葉東金道路の4本を挙げた。

発表日・更新日

2026年8月17日 発表

影響を受ける人
  • 東金・大網白里・茂原から車で通勤する人
  • 外房線の誉田〜茂原が止まっていて車に切り替えた人
  • 千葉県内で配送・集荷をしている人
  • 佐倉・四街道の市内を車で移動する人
目次

この記事でわかること

  • 8月17日未明に高速の災害通行止めが解除され、千葉県内の高速に災害由来の通行止めは残っていないこと
  • それでも国が渋滞を警告している4本の中に、開いたばかりの千葉東金道路が入っている理由
  • 国の資料に載る通行止めは都道府県道までで、市町村道は入っていないこと(佐倉市だけで25か所残っている)

先に結論

  • 千葉東金道路(山田IC〜東金JCT)と圏央道(松尾横芝IC〜茂原長南IC)は8月17日未明に解除。高速の災害通行止めはゼロ
  • 国が8月17日以降の渋滞を名指ししたのは4本。大網街道・東金街道・茂原街道と、開いたばかりの千葉東金道路
  • 旧外房有料道路(県道67号)と大網街道(県道20号)は一部が通行止めのまま。外房線は誉田〜茂原が運転見合わせ
  • 国の集計は都道府県道まで。佐倉市の市道は市のページにしか載っておらず、8月16日17時現在で25か所が残っている

高速の災害通行止めは、8月17日の未明にゼロになった

週明けの朝にいちばん知りたいのはここだと思います。NEXCO東日本(関東)の公式Xは8月17日の未明、「災害通行止解除」として2本を出しました。E82千葉東金道路の山田IC〜東金JCT(上下線)と、C4圏央道の松尾横芝IC〜茂原長南IC(両方向)です。

この2つは、国土交通省が8月16日10時現在でまとめた第5報に残っていた高速の通行止めそのものです。第5報の内訳は千葉東金道路が1区間、圏央道が6区間の計7区間でしたから、これで高速の災害通行止めはゼロになりました。日本道路交通情報センターの8月17日5時45分現在の情報でも、千葉県内の高速道路に災害による通行止めは載っていません。

ちなみに8月14日4時現在の第1報では、千葉県内の高速の通行止めは29区間ありました。3日半で29区間がゼロです。

それでも国が渋滞を警告した4本に、千葉東金道路が入っている

ところが、同じ国土交通省の関東地方整備局は、その前日にこう書いています。

お盆明けとなる8月17日以降は、大網街道(県道20号)を始め、東金街道(国道126号)、茂原街道(県道14号)、千葉東金道路において、一層の渋滞が予想されます——。第1回『千葉県災害時交通マネジメント検討会』の開催結果(2026年8月16日)に書かれた一文です。

名指しされた4本を並べると、意味がはっきりします。

名称路線今の状態
大網街道県道20号一部が通行止め
東金街道国道126号渋滞の増加が見込まれる
茂原街道県道14号渋滞の増加が見込まれる
千葉東金道路E8217日未明に全区間が開通

あわせて、旧外房有料道路(県道67号)と大網街道の一部が通行止めのままであること、JR外房線の誉田駅〜茂原駅が運転見合わせであることも同じ資料に書かれています。外房線の再開目標は大網駅〜本納駅が8月18日、誉田駅〜大網駅が8月24日です。

つまり「高速が開いた=もう普通に走れる」ではありません。電車が動かないぶんと、旧外房有料道路が使えないぶんが、開いたばかりの道に乗ってくる、という読みです。高速が開いたことは渋滞が減る理由ではなく、そこへ車が集まる理由として書かれています。

国が「検討会」を作った。委員の顔ぶれに答えが出ている

この警告は、担当者が思いつきで書いたものではありません。関東地方整備局は8月16日15時に『千葉県災害時交通マネジメント検討会』を設置し、同じ日に第1回をWEB方式で開いています(会議は非公開、議事概要は公開)。

委員名簿を読むと、何を心配しているのかがそのまま出ています。千葉工業大学と東京大学名誉教授の学識者2名に加えて、千葉県警察本部の交通規制課長、千葉県の交通計画課長と道路環境課長、千葉市の土木管理課長、関東地方整備局の道路部と千葉国道事務所・首都国道事務所、NEXCO東日本関東支社、そして千葉県トラック協会・バス協会・タクシー協会の専務理事と、日本道路交通情報センターの次長です。さらに資料には「今回、JR東日本も参加」と注記されています。

道路の復旧だけを話すなら、鉄道会社もタクシー協会も要りません。鉄道が止まったぶんが道路に出てくることを前提にした顔ぶれです。実際、検討会の情報提供内容は「代行バス、テレワーク、時差出勤を活用するなど自動車による移動の抑制」への協力要請で終わっています。

「解除」は「元通り」ではない

解除された道の状態も、発表の一行では分かりません。日本道路交通情報センターの8月17日5時45分現在の情報では、千葉東金道路の下りに山田IC付近の第1走行規制(原因は災害復旧工事)が残っています。上下線とも東金JCT〜千葉東JCTには霧による50キロ規制も出ていました。

一般道も同じです。国土交通省の第5報(8月16日10時現在)の時点で、千葉県が管理する道路は7区間、埼玉県が1区間、補助国道では国道296号(佐倉市田町)が冠水で通行止めでした。高速の数字がゼロになっても、この層は残っています。

国の資料に載らない通行止めが、市のページには25か所ある

ここからは私の見方です。私は出発前に見るべきなのは国の資料ではなく、住んでいる市町村のページだと考えています。

根拠は2つあります。1つ目は集計の範囲です。国土交通省の被害状況報告は高速道路・有料道路・直轄国道・補助国道・都道府県道までで、市町村道の欄がありません。第5報の「都道府県道等 千葉県7区間」は、県が管理する道路の数字です。ところが佐倉市の公式ページ(8月16日17時現在)には通行止めが29番まで並んでいて、【解消しました】と付いているのは4か所だけ。1つの市の中だけで25か所が残っています。県全体で7区間、という国の数字とは別の層です。

2つ目は時点のずれです。第5報は国道296号(佐倉市田町)を冠水で通行止めと書いていますが、佐倉市は同じ8月16日の12時に「市内幹線道路の冠水についてはすべて解消されました」と出しており、17時現在の一覧でも田町の中村食堂(国道296号鹿島橋付近)から寺崎北のベイシア交差点までの区間には【解消しました】が付いています。国の資料が間違っているのではなく、10時時点の情報がそのまま残っているだけです。

この2つが重なると、国の資料だけを見て動く人は「開いている道を避けて、閉じている市道へ向かう」ことになります。県や国の資料は全体像をつかむのに向いていますが、今日の朝どこを走るかを決める材料としては粗すぎる、というのが私の結論です。

なお、この大雨では運行中のタクシーが水没して乗客1名が亡くなっています(国土交通省 第5報)。水が残っている道と、崩れた斜面の下の道は、遠回りになっても避けてください。

生活・仕事にどう効くか

  • 東金・大網白里から千葉方面へ通勤する:千葉東金道路と圏央道は通れるようになった。ただし国は千葉東金道路を含む4本で所要時間の大幅な増加を見込んでおり、テレワークと時差出勤の活用を呼びかけている。
  • 電車が動かないので車に切り替える:外房線は誉田〜茂原が運転見合わせで、再開目標は大網〜本納が8月18日、誉田〜大網が8月24日。この区間の移動が道路へ流れ込む前提で、国と県が渋滞を予想している。
  • 佐倉・四街道の市内を移動する:佐倉市の8月16日17時現在の一覧では通行止めが29番まで並び、解消したのは4か所。国土交通省の集計に市町村道は入らないため、国の資料だけでは25か所ぶんが見えない。

結局どうすればよいか

  • 出発前に日本道路交通情報センターで現在の規制を見る。国の被害状況報告は時点が数時間前なので、当日の朝の判断には使わない
  • 住んでいる市町村の公式ページを開く。県道までしか載らない国の集計と違い、市道の通行止めは市のページにしか出ていない
  • 動かせる予定なら時差出勤やテレワークに寄せる。国が名指しした4本は、高速が開いたぶん逆に交通が集中する

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公式出典

更新履歴

  • 2026年8月17日 初版を公開

※本記事は2026年8月17日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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