🗨️「9月に食品が値上げされるのは知っているけど、結局何がいくら上がるの?」
帝国データバンクの調査で、2026年9月は食品・飲料4,923品目が値上げされ、2026年で最多の規模です。しょうゆ・酢・バター・コーラなど毎日の買い物に直結する商品が対象で、キッコーマンのしょうゆは336円から356円、コカ・コーラは200円から220円(税別)になりました。10月にはさらに3,033品目の値上げが控えています。
[不動産] この記事の要点
2026年9月4日 発表
- 毎日の食品・日用品を買う家庭
- しょうゆ・調味料・乳製品・飲料をよく使う人
- 食費の予算を組んでいる人
結局、何がいくら上がったのか
帝国データバンクが発表した「9月に4,923品目値上げ」という数字は、業界全体の集計値です。実際にレジで見る価格がどう変わったのか、主要メーカーの公式発表から具体的な商品を拾いました。すべて各社のニュースリリースまたは報道で確認できた価格です。
| 商品 | メーカー | 旧価格 | 新価格 | 値上げ率 |
|---|---|---|---|---|
| いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ 450ml | キッコーマン | 336円 | 356円 | 約6.0% |
| 濃いだし本つゆ 500ml | キッコーマン | 390円 | 422円 | 約8.2% |
| 穀物酢 500ml(税別) | ミツカン | 180円 | 208円 | 約15.6% |
| 雪印北海道バター | 雪印メグミルク | 621円 | 636円 | 約2.4% |
| 6Pチーズ | 雪印メグミルク | 514円 | 528円 | 約2.7% |
| コカ・コーラ 500mlペット(税別) | コカ・コーラ ボトラーズジャパン | 200円 | 220円 | 10.0% |
いつもの買い物カゴで比べると
1品ずつの値上げ額は数十円でも、まとめて買うとどれくらい違うんですか?
上の6品目を1回の買い物でまとめて買った場合で計算してみます。
| 価格合計 | |
|---|---|
| 値上げ前(6品目) | 2,241円 |
| 値上げ後(6品目) | 2,370円 |
| 差額 | +129円(約5.8%) |
1回の買い物で129円というと小さく見えますが、この6品目は毎週の献立に繰り返し登場するものです。月4回買えば約500円、年間では6,000円前後の負担増になります。しかも今回の一覧はスーパーで買う品目のごく一部にすぎません。
「据え置き」に見えて実は値上げの商品もある
値札の数字が変わらないまま、中身の量だけ減る「実質値上げ」も広がっています。味の素冷凍食品は2026年10月1日納品分から、看板商品「ザ★チャーハン」を価格据え置きのまま580gから520gへ内容量を減らします。価格だけを見ていると気づきにくい値上げです。
帝国データバンクの数字が示す全体像
個別商品の値上げが積み重なった結果が、帝国データバンクの調査でいう「9月4,923品目」です。分野別に見ると、家庭の食卓に直結する調味料と加工食品が突出しています。
| 分野 | 品目数 |
|---|---|
| 調味料 | 1,959 |
| 加工食品 | 1,848 |
| 酒類・飲料 | 466 |
| 乳製品 | 278 |
| 菓子 | 272 |
平均値上げ率は月平均11%で、前年同月(1,467品目)の約3倍にあたる規模です。単月で4,000品目を超えるのは2023年10月以来のことです。
なぜここまで値上がりするのか
帝国データバンクが値上げ企業に理由を尋ねたところ(複数回答)、最も多かったのは原材料高で90.7%、次いでエネルギー(電気代等)65.1%、中東情勢27.8%という結果でした。個社の発表を見ても理由は共通しています。
- キッコーマン:物流費・人件費・製造設備費・原材料費・包装材料費の上昇
- ミツカン:原材料費・包装材料費・エネルギー費の継続的な上昇
- 雪印メグミルク:生乳価格は据え置きだが、その他原材料・包装資材・物流コストの上昇分を転嫁
- 日清食品冷凍・味の素冷凍食品:国際情勢の影響による包装資材価格の高騰、円安による輸入原材料費・燃料費の上昇
値上げは9月で終わらない
帝国データバンクの同じ調査では、10月にも3,033品目の値上げが予定されていることが分かっています。単月で3,000品目を超える見通しで、2026年通年(1〜11月判明分)の累計は19,083品目、2年連続で年間2万品目を超えるのがほぼ確実な情勢です。11月には明治の「きのこの山」「たけのこの里」など11品目、アサヒ飲料の「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」など151品目の値上げも控えています。
買い物客の実際の声
値上げをどう感じているか、実際に買い物をしている人たちの投稿です。
スーパーでお醤油を手に取ったら、値段が変わってました。
— 小兰|中国からの日本観察マンガ (@xiaolan2013) 2026年9月3日
9月、日本で4923品目の食品・飲料が値上げされるそうです。
中でもお醤油は22%も。
中国でも「これ、前より高くない?」ってよく話題になるけど、
日本は値上げのお知らせが丁寧で、
まるで「ごめんね、少し上げますね」みたいな優しさ。…
毎日スーパーに行っているのでわかる。いろんな物が値上げされていて値上げされていない物は量が減っている。おそろしい9月。
— 平民金子 (@heimin) 2026年9月1日
朝立ち寄るスーパーでちょいちょい購入するペットボトルコーヒーが88円(税別)→128円に値上げされてて驚愕した🤣
— 還暦トレーニー(なんちゃってボディビルダー) (@hirosimi1) 2026年9月3日
9月、食品4,923品目が値上げ。
— こころの天気予報 (@choiyoku_life) 2026年9月3日
平均の値上げ率は11%です。
だから今月、買い物で見るのは「値札」だけじゃなくこの3つ。
・100g/mlあたりの単価
・PB商品との差
・本当に使い切れる量か
「安いから大容量」は、余らせたら節約にならない。
今日から1つだけ。
スーパーでは価格÷内容量で比べる。…
まとめ
2026年9月は帝国データバンクの調査で過去最多となる4,923品目が値上げされ、しょうゆ・酢・バター・コーラといった毎日の買い物に直結する商品が軒並み値上がりしました。10月にはさらに3,033品目の値上げが控えており、値上げの波は9月だけでは終わりません。値札の数字だけでなく、内容量が減っていないかもあわせて確認することをおすすめします。
生活・仕事にどう効くか
- 毎回の買い物:しょうゆ・酢・バター・チーズ・コーラなど代表的な6品目をまとめて買うと、値上げ前後で約129円(約5.8%)の差が出る。
- 内容量の減少:味の素冷凍食品の「ザ★チャーハン」のように、価格が変わらないまま内容量が580gから520gへ減る「実質値上げ」も広がっている。
結局どうすればよいか
- レシートや値札で、よく買う商品の値上げ額を確認する
- 価格だけでなく内容量(g・ml)も見て、実質的な単価で比較する
- 10月にも値上げが控えている商品があるため、値上げ前にまとめ買いするか検討する
- 特売・PB(プライベートブランド)商品との価格差を確認し、置き換えられるものは置き換える
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
ほかに使える無料ツール
公式出典
- 帝国データバンク「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2026年9月(2026年8月31日発表)
- キッコーマン ニュースリリース(2026年6月1日発表)
- 雪印メグミルク ニュースリリース(2026年7月30日発表)
- コカ・コーラ ボトラーズジャパン ニュースリリース(2026年5月25日発表)
更新履歴
- 2026年9月4日 初版を公開
※本記事は2026年9月4日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


コメント