県境をまたぐ区間が1つあります
上から2番目、「高知県仁淀川町森山〜愛媛県久万高原町中津」は、区間の途中で県が変わります。高知県側から入って、愛媛県側で出る形です。
これは実務上、けっこう面倒な形をしています。県の道路規制情報は県ごとに出るので、高知県の一覧を見ても愛媛県の一覧を見ても、区間の片側しか分からないことがあります。国道33号で高知と松山を行き来するなら、県別のページではなく、路線単位で見られる道路情報提供システムのほうが早いです。
同じ四国でも、路線によって公表のしかたが違います
参考に、同じ四国地方整備局の国道55号を見ておきます。事前通行規制区間は2つで、徳島県阿南市福井町日の地〜海部郡美波町北河内が連続雨量300ミリ、高知県安芸郡東洋町野根〜室戸市佐喜浜町入木が250ミリ。どちらも数字が出ています。
一方、同じ四国の国道56号は、以前に調べたときは5区間すべてが「予防的通行規制区間」で、何ミリで閉まるかが1つも公表されていませんでした。同じ地方整備局の管内でも、路線によって公表のしかたがそろっていないということです。走る道が決まっているなら、その路線のページを一度見ておくのが確実です。
現在の連続雨量は、同じページに出ています
道路情報提供システムのページには、区間ごとの「連続雨量」の現在値も並んでいます。雨が続いているときは、この数字が積み上がっていきます。規制値との差が、そのまま「あと何ミリで閉まるか」です。
ただし、気象庁のアメダスで見る24時間雨量とは別物です。観測している場所も数え方も違うので、アメダスの数字から引き算して残りを計算することはできません。見るなら道路側の数字を直接見てください。
生活・仕事にどう効くか
- 越知町〜久万高原町:4区間とも連続雨量250ミリ。四国山地を越える区間がまとめて同じ基準になっている。
- 松山市久谷町〜砥部町千足:300ミリに届かなくても、連続雨量170ミリで時間雨量50ミリを記録した時点で閉まる。松山側の入口にあたる区間。
- 久万高原町東明神〜砥部町千足:「予防的通行規制区間」で、何ミリで閉まるかが公表されていない。
結局どうすればよいか
- 高知〜松山を国道33号で移動する前に、道路情報提供システムで現在の連続雨量を見る
- 時間雨量50ミリの予報が出ている日は、松山側の区間が早く閉まる前提で出発時刻を決める
- 四国山地を越える代替路は限られる。閉まったときに使う道を先に決めておく
公式出典
- 国土交通省 道路情報提供システム「事前通行規制 国道33号(四国地方整備局)」(2026年9月12日発表)
- 国土交通省 道路情報提供システム「事前通行規制 国道55号(四国地方整備局)」(2026年9月12日発表)
更新履歴
- 2026年9月12日 初版を公開。区間と規制条件は2026年9月12日時点の道路情報提供システムの表示にもとづく
※本記事は2026年9月12日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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