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大阪市 液状化/予測図の新版

大阪市 液状化/予測図の新版。国土地理院の航空写真を使用した説明画像。被害写真ではありません。

大阪市の液状化を調べるなら、大阪府が2026年3月31日に公表した図と、以前の想定図を分けて確認します。「ページの更新日が2026年なら、図も新しい」とは限りません。

府の新しい南海トラフ地震の図では、大阪市中心部も一色にはなっていません。まず図の年と想定する地震をそろえ、そのうえで住所の位置を探します。

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公式資料の確認日:2026年10月10日。本文の引用図は大阪府2026年3月31日公表の南海トラフ地震・液状化危険度分布図です。250mメッシュの想定で、個別宅地の調査結果ではありません。
目次

大阪市の新しい図

府の2026年版は、内閣府が2025年3月に公表した想定を踏まえ、地盤条件を大阪府独自のものに置き換えて見直した資料です。南海トラフ地震に加え、上町断層帯などの直下型地震の図も用意されています。

次の引用図は、南海トラフ地震の詳細図31の地図部分です。西九条・弁天町・本町・心斎橋・難波・天王寺などを含みます。駅の周辺にも異なる色が並ぶため、駅名や区名をそのまま一つの危険度にすることはできません。

大阪市中心部の液状化危険度。大阪府2026年版南海トラフ地震図31の引用
引用図:大阪府「液状化危険度分布図(南海トラフ地震)」2026年3月31日公表、図面番号31の地図部分を抜粋。原図の色や地点の配置を変えず、見出しと注記を追加しました。

引用した範囲の外を調べるときは、府の詳細図にある索引で図面番号を探します。資料は1〜36と37〜72に分かれています。図31は大阪市全域を収めるものではないので、市内の北側や南側などは隣接する図面も確認してください。

大阪府サイトで「震度分布・液状化可能性(令和8年3月31日公表)」を探します。ページIDは128326です。その中の「南海トラフ地震」→「液状化可能性」の詳細図が入口になります。震度分布のPDFとは別です。

\資料名と公表年をそろえて確認/

大阪府の公式サイトを見る ›

サイト内でページID「128326」を検索すると、2026年公表の資料に進めます。

揺れた瞬間に、部屋の中で起きることを減らすもの

地震のけがの3〜5割は、屋内の家具類の転倒・落下・移動によるものです(東京消防庁)。壁にネジを打てない部屋でもできる手から並べます。

平安伸銅工業 家具転倒防止突っ張り棒 REQ-35(取付高さ35〜50cm)

平安伸銅工業 家具転倒防止突っ張り棒 REQ-35(取付高さ35〜50cm)

東京消防庁の実験では、L型金具で壁に直接ネジ止めするのが最も効果が高いとされています。賃貸で壁に穴を開けられない部屋での代わりがこれです。家具の両端の側板部を、できるだけ奥で突っ張ります。天井側にも強度が要ります。

平安伸銅工業 家具転倒防止マット UEQ-303(30cm×3枚・突っ張り棒との併用向け)

平安伸銅工業 家具転倒防止マット UEQ-303(30cm×3枚・突っ張り棒との併用向け)

突っ張り棒だけだと効きが落ちます。同じ資料が、ポール式にはストッパー式や粘着マット式の併用をすすめています。マット単独でも効果は小さいので、上の棒と2つで1組と考えてください。

尾西食品 アルファ米 携帯おにぎり 4種8袋(鮭・五目おこわ・わかめ・昆布)

尾西食品 アルファ米 携帯おにぎり 4種8袋(鮭・五目おこわ・わかめ・昆布)

お湯でも水でも作れて、袋のままおにぎりの形になります。断水すると鍋も食器も洗えません。洗い物の出ない形を先に入れておくと、水の減り方が変わります。

白神山地の5年保存水 2L×6本

白神山地の5年保存水 2L×6本

飲料水は1人1日3L。4人家族の1週間分で84L=2Lボトル42本なので、6本入りだと7ケースぶんです。5年保存タイプなら入れ替えの手間が減ります。

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色と指数を読む

2026年版の原図には、液状化指数が0の区分から25を超える区分まで、7段階と対象外の表示があります。指数は地盤の液状化の危険度を表す指標です。地震の発生確率や、その家が壊れる割合を表しているわけではありません。

大阪府2026年版の液状化指数と8区分の凡例
大阪府の同じ2026年版の原図凡例に基づき、当サイトが作成。指数の範囲と「液状化対象外」を分けて示しています。

「なし」は指数0の区分、「液状化対象外」は別の表示です。いずれも、建物全体の安全を採点した結果ではありません。ほかの地図の白い範囲や色なしを、同じ意味だと決めつけることもできません。

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読者

低い色なら、その土地では液状化しないのですか?

おかあさん

府は、可能性が低い地域でも発生しないことを保証するものではないと説明しています。地図の平均的な地盤と、宅地の状態は必ずしも一致しません。

推計単位は250mメッシュです。さらに、地盤改良は考慮されていません。赤い色を見て改良済みの宅地も未対策と決めたり、低い色を見て調査を省いたりせず、建築時の地盤資料を別に確認します。

旧版と混ぜない

大阪市の「災害想定」のページは2026年3月23日更新ですが、南海トラフ巨大地震の図については、内閣府が2012年8月に公表した想定を踏まえたものと説明しています。ページ更新日だけでは、図の計算条件を読み取れません。

大阪府の以前の資料には「平成25年8月算出」と表示されています。現在も検索結果から見つかるため、開いた図が新しいものか、以前のものかを資料名で確認します。

見る資料 確認する条件
府の2026年3月公表図 内閣府2025年想定を踏まえた再計算。本文の引用元
府の平成25年8月算出図 以前の想定を調べるための資料
市の2026年3月23日更新ページ 南海トラフ図の説明は内閣府2012年想定に基づく
地図サービスの表示 サービスごとにレイヤーの想定年を確認

この違いは、旧図を消して読むという意味ではありません。以前の想定を調べる資料としては使えます。ただし、新旧の色や区分を一つの図のように混ぜ、住所の危険度を説明することはできません。

重ねるハザードマップや市の地図サービスを使う場合も、表示中のレイヤーが何年の想定かを確認します。府の新図が公開されたことだけで、別サービスの表示も同時に更新されたと判断しないでください。

住所で確認する

住所から図を読むときは、町名だけでなく、道路・鉄道・川との位置関係を合わせます。メッシュの境に近い宅地なら、敷地がどこにあるかを原本で拡大して確認します。

南海トラフの液状化図を見たら、必要に応じて直下型地震の液状化図も別に確認します。南海トラフの低い区分を、その住所のあらゆる地震への評価として扱うことはできません。

津波も気になる場所なら、津波浸水想定を別に開きます。液状化指数の色から、津波の高さや到達時間を読むことはできません。同じ色の似た地図でも、説明している現象が違います。

私は、地図を保存するときに、住所だけでなく「想定地震・公表年・図面番号」を一緒にメモする方が、後から別資料と比較しやすいと考えています。赤いかどうかだけを記憶するより、条件を戻って確かめられます。

大阪市の住所から公式地図、地盤資料、生活の備えを確認する順番
公式図と宅地の資料を確認する順番。図解:おかあさんのおうち

\公式の液状化図とあわせて周辺地形を確認/

住所の地形・地盤を調べてみる ›

個別宅地の液状化判定ではありません。

住まいリスク診断は周辺地形や地盤情報の補助的な入口です。個別の液状化判定や地盤改良の効果を返すものではありません。府の公式液状化図と宅地の地盤調査を置き換えずに使います。

住宅と生活の備え

土地・中古住宅を選ぶ場面では、地盤調査報告書、改良工事の施工記録、基礎の図面をそろえて確認します。資料がない場合は、分かっていない項目を残して、地盤や建物の専門家へ相談する順番です。

杭やベタ基礎という名前だけでは、周辺道路や水道の被害までは判断できません。建物の確認と、断水・移動の備えを分けます。飲料水や簡易トイレなどの備蓄は、家族の人数と保管できる場所に合わせます。

大阪市の液状化図は、「2026年更新」と書いてあるページを開くだけでは選び切れません。公表年と地震名を確認し、住所の位置、宅地の資料へ進む。この順番で、新旧の地図を住まいの判断に使ってください。

出典・原資料

大阪府「震度分布・液状化可能性(令和8年3月31日公表)」ページID 128326、南海トラフ地震の液状化詳細図31。旧版の資料名は「震度分布・液状化可能性(平成25年8月算出)」。

アイキャッチの航空写真:国土地理院・地理院タイル「全国最新写真」を加工。地震被害を撮影した写真ではありません。本文の図の抜粋・説明図作成:おかあさんのおうち。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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