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大雨特別警報 過去/最多は長崎・福岡・鹿児島

🗨️「大雨特別警報は、過去にどこで出たことがあるのでしょうか。自分の県で出たことはありますか」

気象庁が検証資料を公開している2019年7月から2026年8月までに、大雨特別警報は20回出ています。出た都県は28で、最も多いのは長崎県・福岡県・鹿児島県の4回です。大阪府・京都府・兵庫県・愛知県・北海道など19道府県は、この期間に一度も出ていません。

[災害] この記事の要点

発表日・更新日

2026年10月3日 発表

影響を受ける人
  • 自分の県で大雨特別警報が出たことがあるか知りたい人
  • 引っ越し先や家を買う場所の、大雨の起こりやすさを比べたい人
  • 「特別警報が出たことがない県は安全」と考えている人
目次

2019年7月からの20回

大雨特別警報は、数十年に一度の大雨が予想されるときに気象庁が出す、いちばん上の段階の警報です。気象庁は、出した事例ごとに「予測と実際はどうだったか」を検証した資料を公開しています。その一覧は2019年7月から始まっていて、2026年10月1日に8月の3事例が加わりました。

一覧の件名と資料の本文から、大雨特別警報が出た事例を並べると、次の20回になります。

出た日都道府県
2019年7月20日長崎
2019年8月28日佐賀・福岡・長崎
2019年10月12〜13日(東日本台風)静岡・神奈川・東京・埼玉・群馬・山梨・長野・茨城・栃木・新潟・福島・宮城・岩手
2020年7月(令和2年7月豪雨)熊本・鹿児島・福岡・佐賀・長崎・岐阜・長野
2020年10月10〜11日(台風14号)東京(三宅村・御蔵島村)
2021年7月10日鹿児島・宮崎・熊本
2021年8月13〜15日佐賀・長崎・福岡・広島
2022年8月3〜4日山形・新潟
2022年9月17〜19日宮崎
2023年7月10日福岡・大分
2023年8月15日鳥取
2024年7月25日山形
2024年9月21日石川
2024年11月9日鹿児島
2025年8月8日鹿児島
2025年8月11日熊本
2025年10月9日東京(伊豆諸島)
2026年8月13日千葉
2026年8月27日石川・富山
2026年8月30日福井
夜の大雨の中、傘をさして歩く人
特別警報は夜中に出ることもある(Photo: Pexels)

いちばん多くの都県に一度に出たのは、2019年10月の東日本台風です。12日15時30分に静岡県から長野県までの7都県に出し、その後、茨城県から岩手県までの6県に広げて、13都県になりました。

一覧には、2019年7月3日の鹿児島県と、2020年9月の台風10号の資料も入っています。この2つは大雨特別警報を出していない事例なので、数えていません。台風で暴風や高潮の特別警報だけが出た事例も、大雨の回数には入れていません。

住まいのリスクに対する備え

土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。

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鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。

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都道府県別の回数

20回を都道府県ごとに数え直すと、次のようになります。

回数都道府県
4回長崎・福岡・鹿児島
3回佐賀・熊本・東京
2回宮崎・長野・新潟・山形・石川
1回岩手・宮城・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・神奈川・山梨・富山・福井・岐阜・静岡・鳥取・広島・大分
0回北海道・青森・秋田・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・奈良・和歌山・兵庫・島根・岡山・山口・徳島・香川・愛媛・高知・沖縄

上位の6都県のうち5県が九州です。東京の3回は、3回とも伊豆諸島か、東日本台風のときのものです。

8月30日の福井県のように、特別警報が解除されたあとも、レベル4が続く市町が残ることがあります。解除の時刻だけで安心しないほうがいい理由は、こちらにまとめています。

0回の県も出たことはある

表の0回は、2019年7月から2026年8月までに出ていない、という意味です。気象庁の検証の一覧は2019年7月から始まっているので、それより前の事例は入っていません。

大雨特別警報が初めて出たのは、運用が始まった直後の2013年9月16日です。台風18号の大雨で、京都府・滋賀県・福井県に出ました。京都府と滋賀県は、上の表では0回です。表だけを見て「うちの県は出たことがない」と思わないほうが安全です。

もう一つ、2026年5月29日から、警報の名前と段階が変わっています。大雨特別警報は「レベル5大雨特別警報」になり、その下に「レベル4大雨危険警報」ができました。土砂災害も別の警報になっていて、9月8日の伊豆諸島では、出ていたのは大雨ではなく土砂災害の特別警報でした。今後の回数は、大雨と土砂災害を分けて数える必要があります。

この住所は浸水しやすい場所ですか?

住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。

私はこう読みました

表を作ってみて、九州の多さよりも、東日本台風の13都県のほうが目に留まりました。台風が一つ通るだけで、ふだん大雨の印象がない群馬県や山梨県にも特別警報が出ています。回数が少ない県でも、1回で広い範囲に出ることがあります。

それと、特別警報はいちばん上の段階なので、出たときにはもう動きにくいことが多いはずです。夜中や、すでに道が水につかっている時間帯に出ることもあります。回数の表は「自分の県でも起きる」と知るためのもので、避難の合図は、その手前のレベル4と考えておくのがよさそうです。

県の回数より大事なのは、自分の住所が浸水や土砂災害の区域に入っているかどうかです。そこは県単位の表では分からないので、住所ごとに確かめるしかありません。

よくある質問

Q. 大阪府に大雨特別警報が出たことはありますか。
A. 2019年7月から2026年8月までの20回には入っていません。それより前の事例は気象庁の検証一覧の外なので、この記事では数えていません。大阪市では、危険警報や特別警報が朝7時に出ていると学校が休みになります。くわしくは「危険警報」って何?にまとめました。

Q. 大雨特別警報が出る前に、避難指示は出ますか。
A. 避難指示は市町村が出すもので、警戒レベル4にあたります。特別警報(レベル5)を待ってから出るものではありません。

Q. 自分の家のまわりで、どこが水につかりやすいか知りたいです。
A. 道路の冠水しやすい場所は、市区町村ごとに道路冠水マップ どこで見られるの?から探せます。

Q. なぜ最近、豪雨が多いと感じるのですか。
A. 気象庁の観測では、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の回数が増えています。数字はなぜ豪雨が続くの?に書きました。

生活・仕事にどう効くか

  • 回数を見るとき:多い県は九州と、台風が通った東日本。0回の県は、この7年間に出ていないだけで、2018年以前には出た県もある。
  • 出たとき:レベル5は、すでに災害が起きているか、起きる直前の段階。避難は、その手前のレベル4までに済ませる。
  • 家を選ぶとき:県の回数より、住所が浸水や土砂災害の区域に入っているかのほうが効く。ハザードマップで住所ごとに見る。

結局どうすればよいか

  • 下の表で、自分の県が何回か、いつだったかを見る
  • 自分の住所が浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っているかを、ハザードマップで確かめる
  • レベル4(危険警報・避難指示)で動くと、家族で決めておく

\気になる住所を1つ入れるだけ/

災害リスクを住所で調べてみる ›

浸水・土砂・地盤をまとめて表示(無料)

公式出典

更新履歴

  • 2026年10月3日 初版を公開

※本記事は2026年10月3日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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