🗨️「新潟で毒キノコの注意報が出たって本当? 何があったの?」
新潟県は10月8日、「毒きのこ食中毒発生注意報」を出しました。同じ日に加茂市の親子2人がツキヨタケを食べて食中毒になったと確認され、今秋の県内で初めての毒きのこ食中毒になったためです。初発日の10月8日は、令和4年以降でいちばん早い日付です。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月9日 発表
- 新潟県内できのこ狩りをする人
- 山で採ったきのこをもらう人・配る人
- 直売所以外で野生のきのこを手に入れる人
加茂市で起きたこと
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 食べた人 | 加茂市に住む親子2人 |
| きのこ | ツキヨタケ(前の日の7日に、山の中で食用と思って採ったもの) |
| 食べ方 | 自宅で煮込みうどんに入れて夕食に |
| 症状 | 8日の未明から吐き気と嘔吐。1人が入院し、快方に向かっていると報じられています |
| 県の対応 | 8日に県内へ「毒きのこ食中毒発生注意報」を発令 |
採った場所は、新潟日報などの報道では田上町の山中とされています。県のページには、今年の1件目として「10月8日・ツキヨタケ・2人・加茂市・食用のきのこと誤食」とだけ載っています。
クマの出る地域で用意しておくもの
出没地域に住む・通勤するなら、音で存在を知らせるのが基本です。遭遇を避けるための備えを挙げます。
出没地域では散歩やゴミ出しでも音を出すのが基本です。消音機能があると、街中では鳴らさずに持ち歩けます。
鈴で避けるのが前提で、これは遭遇したときの最後の手段です。屋外作業や通勤路が山際にある場合の備えとして。
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今年は初発が早い
県がまとめた、シーズン最初の毒きのこ食中毒の日付です。今年の10月8日は、令和4年以降でいちばん早くなりました。
| 年 | 件数・患者数 | きのこ | シーズン初発日 |
|---|---|---|---|
| 令和3年 | 0件 | - | - |
| 令和4年 | 2件・6人 | ツキヨタケ、コレラタケ | 10月21日 |
| 令和5年 | 2件・6人 | ツキヨタケ2 | 10月22日 |
| 令和6年 | 2件・2人 | ドクササコ、ツキヨタケ | 11月14日 |
| 令和7年 | 1件・4人 | ドクササコ | 11月13日 |
| 令和8年 | 1件・2人(10月8日時点) | ツキヨタケ | 10月8日 |
新潟放送の報道では、県の生活衛生課が「9月に雨が多く気温も高かったため、きのこの発生が多い」と説明しています。
新潟でいちばん多いのがツキヨタケ
新潟県内では、昭和57年から令和7年までに毒きのこの食中毒が214件・705人ありました。そのうち113件・395人がツキヨタケで、半分以上を占めます。次がドクササコの39件です。
厚生労働省は、ツキヨタケと間違えやすい食用きのことしてヒラタケ・ムキタケ・シイタケを挙げています。県の過去の例でも「ヒラタケと思った」「ムキタケと思った」がくり返し出てきます。採った人が慣れていても、見た目で取り違えるのがこのきのこの怖さです。
県の予防強化期間
新潟県は毎年、9月から11月中旬までを「毒きのこ食中毒予防強化期間」にしています。県の保健所(地域振興局の健康福祉部)では、原則として野生きのこの鑑別を受け付けていません。採ったきのこを「調べてもらえばいい」とは考えずに、判断できないものは持ち帰らないのが確実です。
秋の山に入る前に
きのこ狩りの時期は、冬眠前のクマが餌を探して動く時期とも重なります。山に入るときは、鈴やラジオなど音の出るものを身につけ、1人で奥まで入らないようにします。採る・食べるの判断と同じく、入る前の準備も家で済ませておくと安心です。
生活・仕事にどう効くか
- 採ったきのこを食べるとき:厚生労働省によると、ツキヨタケは食べて30分〜1時間ほどで、吐き気・下痢・腹痛などが出ます。今回も、前の日の夕食に食べた人が翌日の未明に症状を訴えて入院しました。
- 知り合いからきのこをもらうとき:県は「採らない」「食べない」「人にあげない」を呼びかけています。採った人が食用と思い込んでいても、受け取った側には見分けがつきません。
結局どうすればよいか
- 食用と言い切れないきのこは採らない・食べない・人にあげない
- 昔からの言い伝えで食べられるかを決めない(県は根拠のない迷信としています)
- 鑑別を頼みたいときは、先に近くの保健所に受け付けているかを確かめる(新潟県の保健所は原則として受け付けていません)
公式出典
- 新潟県「本日、『毒きのこ食中毒発生注意報』を発令しました」(2026年10月8日発表)
- 新潟県「毒きのこによる食中毒情報」(発生状況・過去の累計)(2026年10月8日発表)
- 厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」(2026年8月28日発表)
- 新潟ニュースNST「有毒ツキヨタケを『煮込みうどん』で食べて入院」(Yahoo!ニュース配信)(2026年10月8日発表)
更新履歴
- 2026年10月9日 初版を公開
※本記事は2026年10月9日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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