電車内でモバイルバッテリーの発煙・発火に気づいたら、まず自分の安全を確保して、係員へ知らせます。予防では落下などの衝撃と高温を避け、膨張や破損のある製品を使い続けないことが基本です。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月20日 発表
- 電車でモバイルバッテリーを持ち運ぶ人
煙や火に気づいたら
電車内では、発煙した物を自分だけで処理しようとせず、周囲の安全を確保して係員へ知らせます。国土交通省は車内で発火を見かけた場合、安全を確保して速やかに係員に知らせるよう案内しています。
熱い製品を素手でつかんだり、人のいる方向へ投げたりする行動は避けてください。近くにいる人も、撮影のために近づかず、乗務員や係員の案内に従える位置へ離れます。
ここでは消火の手順を一律には示しません。煙や火が出ている状況、車内の設備、乗務員の対応によって行動は変わります。まず異常を伝えることが、車内全体で対応する入口になります。

\発表の原文と最新案内を確認できます/
衝撃と高温を避ける
国土交通省の2025年8月29日の大臣会見では、車内の発火を防ぐため、落下させるなどの強い衝撃を与えないこと、高温となる場所に置かないことを挙げています。これは当日の事故速報としてではなく、予防の考え方を確認する資料として使っています。
通勤かばんの底で重い物に押される、座席の隙間に落とすといった使い方を避け、状態を確認できる持ち方にします。取り出せなくなった製品は無理に車両の設備を動かさず、係員へ相談できます。
暑い季節を過ぎても、直射日光が当たる場所や熱源のそばなら温度は上がります。気温だけを見て安心せず、製品を置く場所と取扱説明書の条件を確認してください。

膨張・破損とリコール
外装が膨らんでいる、割れている、以前と違う熱さやにおいがあるなど、異常があれば充電や使用を続けないでください。見た目を戻そうとして押しつぶしたり、穴を開けたりすることも避けます。
持っている製品がリコール対象かどうかは、メーカー名だけでなく、型番や製造番号など指定された情報で照合します。同じブランドの別製品まで対象だと決めたり、購入年だけで対象外だと判断したりしないでください。
処分方法は自治体やメーカーの案内を確認します。膨張品や破損品は、通常の回収方法では受け付けられないことがあります。回収箱に入れる前に、その状態の電池を受け付ける窓口かを確認できます。


交通機関ごとの案内
鉄道車内と航空機内の持ち込み条件は別です。飛行機の個数・容量や機内使用のルールを、そのまま全鉄道に当てはめることはできません。乗る会社の最新案内を確認してください。
東急電鉄は車内でモバイルバッテリーを使用して携帯電話などを充電することを控えるよう協力を求めています。これは同社の案内です。全国の列車で充電が禁止された、という意味には広げられません。
発火したというニュースを見て、手元の製品がすべて危険だと判断する必要はありません。ただ、膨張、破損、強い衝撃、リコール対象という具体的な確認は乗車前にもできます。煙に気づいたときは、製品の検索より先に係員へ伝えてください。
結局どうすればよいか
- 異常時は安全を確保し係員へ知らせる
公式出典
更新履歴
- 2026年10月20日 公式原文を確認して初版を公開
※本記事は2026年10月20日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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