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三方五湖 青潮/久々子湖で魚が大量死

🗨️「三方五湖で魚が大量に死んだのは、なぜ?」

青潮(あおしお)が発生したためです。福井県美浜町と若狭町にまたがる三方五湖のうち、久々子湖(くぐしこ)で9月10日に魚の死骸が湖岸などで確認され、11日から美浜町が回収を始めました。12日は町職員ら約30人が作業にあたり、13日も予定されていました。水月湖(すいげつこ)でも死骸が見つかっています。青潮は水中の酸素が極端に少なくなる現象で、魚は酸欠で死にます。今回の発生原因は分かっていません。

[科学] この記事の要点

発表日・更新日

2026年9月13日 発表

影響を受ける人
  • 三方五湖周辺で漁業・養殖に関わる人
  • 福井県若狭地域を訪れる予定の人
  • 内湾・汽水湖の近くに住んでいる人
目次

どこで、いつから起きているのか

三方五湖は福井県の美浜町と若狭町にまたがる5つの湖の総称です。今回いちばん被害が出ているのは、そのうちの久々子湖(くぐしこ)です。

日付できごと
9月10日久々子湖の湖岸などで大量の死骸を確認。一部は運河から若狭湾へ流出
9月11日美浜町が回収を開始
9月12日町職員ら約30人が回収作業。水月湖でも死骸が見つかり若狭町が回収
9月13日回収を継続する予定

青潮は「水が青くなる」現象ではない

名前から水が青くなると思われがちですが、実際に見えるのは白っぽい濁りやエメラルドグリーンです。順番はこうなっています。

段階水の中で起きていること
1プランクトンの死骸などが底に沈んでたまる
2それが分解される過程で、底のほうの酸素が使い切られる(貧酸素水塊)
3酸素の無い底で、硫化水素がたまっていく
4風などでその水が表層へ湧き上がる
5硫化水素が酸素と反応して硫黄のコロイドができ、水が白く濁って見える

色が変わったときには、すでに酸素の無い水が上まで来ています。魚が死ぬのは色のせいではなく、酸素が無いからです。

赤潮とは原因が違う

赤潮と同じようなものですか

つながってはいますが、同じではありません。赤潮はプランクトンそのものが大量に増えて水が色づく現象です。青潮は、そのプランクトンが死んで底に沈んだあと、分解で酸素が消えたところから始まります。赤潮の「その後」に起きることがある、という関係です

三方五湖は塩水と淡水が混ざる湖

三方五湖は、海水と淡水が混じり合う汽水(きすい)の湖が集まっています。塩分の濃さが湖ごとに違うのが特徴で、そのぶん生きている魚の種類も湖ごとに違います。

塩分の濃い水は重いので下にたまり、軽い淡水が上に乗ります。この層が分かれた状態では、上と下の水が混ざりにくくなります。底に酸素が届きにくい条件が、もともとそろっているということです。

久々子湖は五湖のうち若狭湾にいちばん近く、運河で海とつながっています。死骸の一部が湾へ流れ出たのは、この経路によるものです。

原因はまだ分かっていない

報道の時点で、今回の青潮がなぜ起きたのかは判明していないとされています。「猛暑が原因」「水質が悪化したから」と断定した説明は、まだどこからも出ていません。

青潮は条件がそろえば毎年起きるものではなく、風向き・水温・底にたまった有機物の量といった要素が重なったときに現れます。原因の特定には、発生時の水の状態を調べる必要があります。

発生の経過は2026年9月12日時点の福井新聞の報道によります。青潮の仕組みは環境省の解説にもとづく一般的な説明で、今回の発生原因を示すものではありません。

生活・仕事にどう効くか

  • 9月10日:久々子湖の湖岸などで大量の死骸を確認。一部は運河から若狭湾へ流出。
  • 9月11日〜13日:美浜町が回収を開始。12日は町職員ら約30人が作業。
  • 水月湖:こちらでも死骸が見つかり、若狭町の職員が回収した。

結局どうすればよいか

  • 湖岸で白く濁った水や死んだ魚を見つけたら、拾わずに自治体へ連絡する
  • 青潮は赤潮と別の現象。色と原因が違うので、報道の言葉をそのまま読む
  • 原因は判明していないので、断定的な説明を鵜呑みにしない

あわせて読む・調べる

くわしく知る(保存版の記事)

公式出典

更新履歴

  • 2026年9月13日 初版を公開。発生状況は福井新聞の報道、青潮の仕組みは環境省の解説による。

※本記事は2026年9月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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