🗨️「三重県のカメムシ注意報って何? 被害はどれくらい?」
三重県病害虫防除所が10月9日付で出した「病害虫発生予察注意報第4号」です。10月上旬に調べたカキ園の被害果率は63.0%で、平年の2.2%の約29倍、過去10年で最も高い数字でした。対象はカキとかんきつ類で、地域は県内全域です。
[暮らし] この記事の要点
2026年10月14日 発表
- 三重県内でカキやみかんなどを育てる農家
- 庭にカキやみかんの木がある家庭
| 調べたもの | 2026年 | 平年 |
|---|---|---|
| カキ園の被害果率(10月上旬の巡回調査) | 63.0% | 2.2% |
| かんきつ園の叩き落とし虫数(平均) | 1.3頭 | 0.2頭 |
| 松阪市の予察灯 チャバネアオカメムシ(9月第2半旬〜10月第1半旬) | 9,220頭 | 1,914頭 |
| 同 ツヤアオカメムシ | 6,177頭 | 549頭 |
| 御浜町の予察灯 ツヤアオカメムシ(9月上旬〜下旬) | 25,967頭 | 4,098頭 |
出典:三重県病害虫防除所「病害虫発生予察注意報第4号」(2026年10月9日)。カンキツの叩き落とし虫数だけ過去10年で2番目、ほかは過去10年で最も高い・多い数字です。
カキの被害果率は平年の約29倍
県の巡回調査は、10月上旬にカキ園とかんきつ園を回って行われました。カキ園の被害果率は63.0%で、平年の2.2%を大きく上回り、過去10年で最も高い数字です。
調べた果実の6割以上にカメムシの被害が出ています。かんきつ園は叩き落とし虫数が平均1.3頭で、平年0.2頭の6.5倍にあたります。
予察灯は平年の約5〜11倍
予察灯は、夜に光へ集まる虫を県が数える装置です。松阪市では、9月第2半旬から10月第1半旬(5日ごとの区切り)の誘殺数が、チャバネアオカメムシで9,220頭(平年の約4.8倍)、ツヤアオカメムシで6,177頭(約11倍)でした。どちらも過去10年で最多です。
御浜町では、9月のツヤアオカメムシが25,967頭と、平年4,098頭の約6.3倍でした。こちらも過去10年で最多です。

5月、8月に続く3回目
三重県の果樹カメムシ類の注意報は、5月、8月に続く3回目です。今回の第4号は、10月に入っても園地への飛来が多く、果実の被害が広がると見て出されました。県は、飛来数が園地によって大きく違うこと、過去に飛来が多かった園地や山林に近い園地では特に気をつけること、台風などの強風のあとに急に多数が飛んでくることがあることを挙げています。
いつまで続くか
注意報に、終わりの日付は書かれていません。名古屋地方気象台の1か月予報(10月8日発表)は気温が高い見込みで、県は「果樹カメムシ類の活動に好適な状況が続く」としています。
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