MENU
お役立ち記事
【近日公開】AIが物件資料からSUUMO・at homeの入稿文を作成「入稿メイト」|先行登録受付中(無料)

君津 緊急安全確保/小糸川、対象は299世帯

目次

小糸川の水位は25時間、一度も下がっていません

市が名前を挙げた中島地先には、国土交通省の水位観測所があります。君津市中島の「中島」観測所です。時間ごとの水位を20日の夕方から並べると、下がった時間帯が1つもありません。

増水した川が、街なかの公園のわきを勢いよく流れている
中島の水位は20日の夕方から25時間、一度も下がらずに4.74メートル上がりました(写真はイメージ)(写真: Pexels)
時刻水位時刻水位
20日18時3.34m21日10時6.89m
20日22時3.73m21日13時7.35m
21日2時4.92m21日16時7.63m
21日6時5.93m21日18時7.90m
21日8時6.54m21日19時8.08m

20日18時から21日19時までの25時間で、4.74メートル上がりました。平均すると1時間に19センチです。19時20分の時点でも1時間あたり18センチのペースで上がり続けていて、まだ頭を打っていません。

水位の数字そのものは観測所ごとに基準の高さが違うので、他の川の値と比べても意味がありません。比べられるのは「上がっているか下がっているか」と「どの基準水位に達したか」です。

市が使ったのは「発生または切迫」という言葉です

君津市のページの原文は、次のとおりです。

「令和8年9月21日(月)16時30分 小糸川の中島地先付近において、すでに氾濫が発生または切迫しています。小糸地区の浸水想定区域内にお住まいの方は、ただちに安全を確保してください。」

「氾濫した」と言い切ってはいません。国土交通省の観測所側も、21日19時20分の時点では氾濫危険水位に達している段階で、氾濫発生の区分には入っていません。

どちらなのか、はっきりさせてから動いたほうがいいのでは?

逆です。緊急安全確保は、はっきりするのを待たずに出す情報です。内閣府のガイドラインは、この段階で外を歩くこと自体が危ないという前提で書かれています。「まだ氾濫していないらしい」は、動いてよい理由になりません。

この住所は浸水しやすい場所ですか?

住所を入れるだけ。ハザードマップの指定(浸水・土砂・津波)と地盤の強さが5秒で出ます。会員登録も電話番号も要りません。

小櫃川のほうは、いったん引いてから戻っています

君津市には小糸川のほかに小櫃川が流れています。21日19時20分時点で、市に関係する3か所がいずれも氾濫危険水位に達しています。

  • 中島(小糸川/君津市中島) 8.12メートル 1時間で+18センチ
  • 雨城橋(小櫃川/君津市久留里大和田) 8.57メートル 1時間で+53センチ
  • 富川橋(小櫃川/袖ケ浦市打越) 7.04メートル 1時間で+16センチ

小櫃川の雨城橋は、朝10時に8.07メートルまで上がったあと、14時に6.25メートルまで下がり、そこから19時に8.39メートルへ戻りました。いったん引いたあとに、朝より高くなっています。ずっと上がりっぱなしの小糸川とは形が違いますが、昼に水が引いたのを見て安心した人にとっては、こちらのほうが危ない動き方です。

雨は市内の坂畑で271.5ミリ

君津市内のアメダスは坂畑にあります。21日0時から19時までの積算は271.5ミリ、最大1時間雨量は6時10分までの49.0ミリでした。

千葉県内18地点の24時間降水量(21日19時30分時点)では、市原市の牛久が357.5ミリで最も多く、大多喜353.5ミリ、茂原353.0ミリ、船橋345.5ミリと続きます。県の南半分が広く300ミリ前後で並んでいる状態で、君津だけが突出して多いわけではありません。それでも川が上がり続けているのは、上流を含めた流域全体に降り続けているからです。

生活・仕事にどう効くか

  • 今夜の行動:小糸地区の対象区域では、避難所へ歩くより自宅の上階へ移るほうが安全な段階です。土砂災害警戒区域は崖と反対側の部屋へ。
  • 車の移動:市は市道の通行止めを別ページで出しています。小糸川・小櫃川ぞいは水位が下がっていないので、迂回路も川を渡らない道を選ぶ必要があります。
  • あすの朝:気象庁の土砂災害の警戒レベル4相当は「21日17時から22日6時まで」と示されています。朝まで区分が下がらない前提で動くことになります。

結局どうすればよいか

  • 自分の住所が小糸地区の浸水想定区域に入るかを、君津市WEB版防災マップで確かめる
  • 対象区域なら、外に出ず自宅の浸水しない上階へ移る(崖のそばなら崖と反対側の部屋へ)
  • 小糸川・小櫃川の様子を見に行かない。水位はまだ上がっている

\気になる住所を1つ入れるだけ/

災害リスクを住所で調べてみる ›

浸水・土砂・地盤をまとめて表示(無料)

公式出典

更新履歴

  • 2026年9月21日 初版を公開(21日19時30分時点の観測値で作成)

※本記事は2026年9月21日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する

災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。

1 2

地域の新着

もっと見る
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

コメント

コメントする

目次