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インドネシア・バンダ海でM6.2地震 津波なし

目次

現地の被害は「今のところ確認されていない」

インドネシア国内の複数の報道機関(RRI、現地の経済ニュースサイト、リプタン6など)が地震発生直後から速報を出していますが、2026年9月12日時点で、建物被害やけが人についての報告は確認されていません。「被害なし」と断定できる段階ではなく、「今のところ大きな被害の情報は出ていない」というのが正確な状況です。

震源が陸地から約250km離れた海域にあり、深さも148kmと深いため、地表での揺れが弱まりやすかったことが、被害情報が出ていない一因と考えられます。

津波の心配はない

BMKGは地震発生後、津波の可能性についてシミュレーション(津波モデリング)を行い、「TIDAK BERPOTENSI TSUNAMI(津波の可能性なし)」と発表しました。日本の気象庁も、この地震について2026年9月12日時点で特に発表を出していません。海外で発生した地震について気象庁が津波情報を出すのは、日本沿岸に津波が到達するおそれがある場合に限られます。

読者

深さ148kmの地震って、そもそも津波を起こしやすいの?起こしにくいの?

おかあさん

起こしにくいほうです。津波は主に、震源が浅い(おおむね深さ数十km以内)大地震で海底が大きく上下に動いたときに発生します。今回のように震源が148kmも深い地震は海底の変動が小さく、津波にはつながりにくいとされています。

なぜインドネシアでは地震が多いのか

インドネシアは「環太平洋火山帯(リング・オブ・ファイア)」と呼ばれる、世界で最も地震・火山活動が活発な帯の上に位置しています。米国地質調査所(USGS)によると、世界の主な地震の多くがこの帯の周辺に集中しています。

インドネシア周辺では、ユーラシアプレート、インド・オーストラリアプレート、太平洋プレートという3つの巨大なプレートが押し合っています。さらに今回の震源に近いバンダ海周辺は、これらのプレートがぶつかる場所の中でも特に複雑な地形をしていて、3つのプレートが1点に集まる「バンダ海トリプルジャンクション(三重会合点)」と呼ばれる場所があります。

この地域を特徴づけているのが、弓のように大きく曲がった「バンダ弧」です。曲がり方が180度近くにもなる珍しい形をしていて、海側のプレートが両側から沈み込む「二重沈み込み」という構造を持っているとされています。インド・オーストラリアプレートは年間およそ7cmという速さでユーラシアプレート側へ動き続けているとされ、そのひずみが今回のような中深発地震(深さ70〜300km程度で起きる地震)として繰り返し放出されています。

今後の余震に注意

BMKGは地震発生から約19分後の19時15分の時点で余震(本震のあとに続く地震)の観測はないと発表しましたが、あわせて「今後の余震に注意するように」と呼びかけています。

中深発地震は震源が浅い地震に比べて余震が少ない傾向がありますが、ゼロというわけではありません。バンダ海周辺は2026年8月にも近い場所でM6級の地震が発生しており、この海域そのものが日常的に地震活動の続く場所です。

日本への影響はあるのか

今回の地震による、日本への津波・地震の直接的な影響はありません。震源のバンダ海は、直線距離で東京から約4,900km離れた場所にあります。津波の可能性がBMKGによって否定されていること、気象庁からも特に発表が出ていないことから、日本国内で警戒すべき事項は生じていません。

一方で、インドネシアは日本と同じ地震の多い国であり、今回のような地震は珍しいものではありません。離れた場所で起きた地震のニュースは、自宅の地震への備えを見直すきっかけにもなります。

i 本記事の震源情報・震度・津波の可否はBMKG発表にもとづく現地報道(2026年9月11日時点)によるものです。被害情報は2026年9月12日時点で確認できた範囲のもので、今後変わる可能性があります。最新情報はBMKG公式サイト(bmkg.go.id)でご確認ください。

生活・仕事にどう効くか

  • 備え:深さ148kmの中深発地震は津波を起こしにくい一方、震源が浅い地震は日本国内でも繰り返し発生しています。自宅の家具固定や備蓄を見直すきっかけになります。
  • 安否確認:現地に家族や知人がいる場合、電話回線が混み合うことがあります。SNSやメッセージアプリでの安否確認のほうがつながりやすいことがあります。
  • 情報収集:BMKGは余震への注意を呼びかけています。現地に滞在中の人は、BMKGや外務省海外安全ホームページなど公式情報源を継続して確認できます。

結局どうすればよいか

  • 現地に家族・知人がいる場合はSNS等で安否を確認する
  • BMKGなど公式情報源で余震・被害情報の更新を確認する
  • この機会に自宅の家具固定や備蓄など地震への備えを見直す

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公式出典

更新履歴

  • 2026年9月12日 初版を公開

※本記事は2026年9月12日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。

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この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

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