🗨️「夕方の交通死亡事故って、何がいちばん多いの?」
歩行者が道路を横断しているところへ車が来る事故です。警察庁が令和3年から令和7年までの5年間を分析したところ、薄暮時間帯の死亡事故で最も多いのは自動車と歩行者の衝突で、事故類型別では横断中が約8割。しかも横断した場所は横断歩道以外が約7割で、その約7割の歩行者に法令違反がありました。日の入りが早くなる秋は、この時間帯が帰宅時間と重なります。
[交通] この記事の要点
2026年9月13日 発表
- 夕方に車やバイクを運転する人
- 夕方に買い物や送り迎えで歩く人・自転車に乗る人
- 塾や習い事で暗くなってから帰る子どもがいる家庭
「薄暮」は何時のことか
薄暮時間帯というのは、日の入り時刻をはさんだ前後1時間ほどの、空が急に暗くなる時間のことです。警察庁が令和3年から令和7年までの5年間の死亡事故を分析したところ、事故は日の入り時刻と重なる17時台から19時台に多く発生していました。
9月から12月にかけて、日の入りは毎週のように早まります。帰宅の時間が動かないまま、暗くなる時刻だけが前に来る。これが秋にこの時間帯の事故が増える理由です。
渋滞と通行止めで動けなくなったときに要るもの
迂回路を調べるにも、その場で待つにも、要るのはトイレと電源の2つです。車に積みっぱなしにできる小さいものだけ挙げます。
渋滞と通行止めで動けなくなったとき、いちばん先に困るのがトイレです。高速道路上ではパーキングまで降りられないので、車に積んでおくものの中では優先度が高い1つです。
渋滞中はナビと地図と渋滞情報でスマホを使い続けるので、電池は思ったより早く減ります。迂回路を調べる段になって充電が無いと、動けるのに動けません。
災害時に多いつまずきが「ケーブルが見つからない・端子が合わない」です。本体にケーブルが付いている型だとそこで止まりません。20000mAhでスマホ数回分。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
中身を分解すると、ほぼ「横断中」
警察庁の分析は、薄暮時間帯の死亡事故の中身をこう書いています。
| 見るところ | 分析結果(令和3〜7年) |
|---|---|
| 多い時間帯 | 17時台〜19時台 |
| いちばん多い組み合わせ | 自動車と歩行者の衝突 |
| 事故類型 | 横断中が約8割 |
| 横断した場所 | 横断歩道以外が約7割 |
| その歩行者の法令違反 | 約7割にあり |
薄暮時間帯には、自動車と歩行者が衝突する事故が最も多く発生しており、事故類型別では、横断中が約8割を占めていること
警察庁「薄暮時間帯における交通事故防止」
読み方を間違えないほうがいい数字
7割に違反があったなら、歩いている人が悪いということ?
そうは読めません。横断歩道以外を渡ること自体は、近くに横断歩道がなければ違反になりません。問題は「渡っている人がそこにいると思っていない車」と「車から自分が見えていると思っている歩行者」が、いちばん見えにくい時間に出会ってしまうことです
暗くなる時間帯は、運転席から見て歩行者の輪郭が背景に溶けることが起きます。歩行者の側は、自分には対向車のライトがはっきり見えているので「見えている=見られている」と思ってしまう。ここが食い違います。
やることは2つしかない
運転する側は、暗くなりきる前にライトを点けること。2026年の秋の全国交通安全運動でも、全国重点の一つが「夕暮れ時の早めのライト点灯と飲酒運転や『ながらスマホ』の根絶」です。
歩く側は、横断歩道まで歩くことと、上着やかばんに反射するものを付けること。反射材は、ライトの光を光源の方向へ返すので、運転席からの見え方が変わります。
夕方の買い物や塾の送り迎えは、ちょうどこの時間に重なります。日の入りが早まっていく秋のあいだは、家の中で「暗くなる前に帰る」の線を1週間ごとに前に動かしておくほうが現実的です。
数値は警察庁が公表している令和3年から令和7年までの5年間の分析によります。各年の詳細な件数は、警察庁の交通事故統計で公表されています。
結局どうすればよいか
- 暗くなりきる前にヘッドライトを点ける(オートライトでも手動で早めに点けられる)
- 横断歩道のない場所を渡らず、遠回りでも横断歩道まで歩く
- 上着・かばん・靴に反射材を付け、日の入り時刻の変化に合わせて帰宅時間を前倒しする
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
ほかに使える無料ツール
公式出典
- 警察庁「薄暮時間帯における交通事故防止」(2026年9月13日発表)
更新履歴
- 2026年9月13日 初版を公開。数値は警察庁の令和3〜7年の分析による。
※本記事は2026年9月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。










コメント