サッポロビールのGOLD STAR(ゴールドスター)と麦とホップは、2026年10月20日から酒税法上の「ビール」として売られています。どちらも、これまでは「新ジャンル(発泡酒②)」、いわゆる第三のビールでした。麦とホップの樽は、ひと足早く10月13日に切り替わっています。
ビールになると濃く重くなりそうですが、数字は逆でした。サッポロ公式の成分表を新旧で比べると、100mLあたりのカロリーはGOLD STARが42kcalから38kcal、麦とホップが45kcalから42kcalに下がっています。アルコール分はどちらも5%のままです。
運営者はビールになった2本を飲んでいません。サッポロの発表と公式の成分表、発売を伝えた記事をもとに整理します。
サッポロビール
サッポロ GOLD STAR 350mL×24本(ビール)
10月20日からビールアルコール分5%販売元 Amazon.co.jp
10月20日時点のAmazonの商品ページは予約受付中で、発売予定日は10月21日と表示されています。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより(クリックでAmazonの商品ページが開きます)
先に結論
- ✓ GOLD STARと麦とホップは、10月20日から発泡酒②ではなくビールです。
- ✓ アルコール分は5%、純アルコールは350mL缶で14gのまま変わりません。
- ✓ 100mLのカロリーはGOLD STARが38kcal、麦とホップが42kcalで、どちらも前より下がりました。
- ✓ 350mLの酒税は10月1日から54.25円。ビールになった日に増えた税は0円です。

ビールになったGOLD STARの商品ページは、下のボタンから開けます。24本入りで、販売元はAmazon.co.jpです。
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GOLD STAR ビール(350mL×24本)を見てみる ›
10月20日時点では予約受付中の表示です。
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今のゴールドスター・麦とホップとの違い
サッポロビールは2026年6月17日の発表で、10月の酒税税率改正に合わせて2本の品目を「ビールへ変更」すると書いています。ビールの中の安い価格帯「エコノミー」の中心に置く、という位置づけです。
中身も変えています。GOLD STARは「新うまいどこまでも製法」を見直し、ドイツ産のアロマホップと、黒ラベルと同じ「旨さ長持ち麦芽」を一部に使います。麦とホップは欧州産と北米産をブレンドした「厳選うまみ麦芽」を一部に使い、麦芽の比率を上げました。
原材料の表示からは、大麦スピリッツが消えました。発泡酒②のころはどちらも「発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)」でした。今の公式ページでは、GOLD STARが「麦芽、ホップ、スターチ」、麦とホップが「麦芽、ホップ、大麦」です。麦とホップの新しい缶には「麦100%」と入っています。
| 品目 | 発泡酒② → ビール(2本とも) |
|---|---|
| アルコール分 | 5% → 5%(変わらない) |
| 純アルコール(350mL) | 14g → 14g |
| カロリー(100mL) | GOLD STAR 42 → 38kcal/麦とホップ 45 → 42kcal |
| 糖質(100mL) | GOLD STAR 2.5 → 2.4g/麦とホップ 3.5 → 3.3g |
| プリン体(100mL) | GOLD STAR 約8.7 → 約7.1mg/麦とホップ 約9.0 → 約10mg |
| 容量 | 350mL缶・500mL缶(麦とホップは樽10L・20Lも) |
ビールはサッポロ公式の商品ページ(2026年10月20日確認)。発泡酒②は同じページのインターネットアーカイブの記録(GOLD STARは2025年7月、麦とホップは2026年6月)。
読者
プリン体は、2本とも減ったの?
そこは逆向きです。GOLD STARは約8.7mgから約7.1mgに減りましたが、麦とホップは約9.0mgから約10mgに増えています。増えた理由は、サッポロの発表には書かれていません。プリン体を気にしている人は、GOLD STARのほうが少なめです。
値段は上がる?
「ビールになったら高くなる」とは限りません。財務省によると、ビール・発泡酒・新ジャンルの酒税は2026年10月に一本化され、350mL換算で54.25円になりました。発泡酒②だったGOLD STARと麦とホップの税は、10月1日の時点ですでに46.99円から54.25円に上がっています。
10月20日にビールへ切り替わっても、350mLの酒税は54.25円のままです。税のうえでは、ビール化で増えた額は0円です。サッポロは2本ともオープン価格としていて、希望小売価格は出していません。
西日本新聞は、各社とも値段の上乗せは増税分程度にとどめる方針だと伝えています。値札が動いたのは、ビール化の日ではなく10月1日の酒税改正の日です。酒税の変わり方は10月1日の酒税改正の記事にまとめています。
味は変わる?
サッポロは、ビールになったGOLD STARを「キレのある飲み口と、雑味のない研ぎ澄まされた後味」と説明しています。麦とホップは「ビールらしい飲みごたえと芳醇なコク」です。GOLD STARはすっきり、麦とホップはコク、という分け方はこれまでと同じです。
発売日の10月20日、グルメWatchの石渡竜希さんは2本の発売を伝え、GOLD STARは製法を刷新し、麦とホップは「うまみ麦汁製法」と「高濃度仕込製法」を使うと紹介しています。
GOLD STARは2024年にも中身を変えています。そのときの新旧を飲み比べた週末酒プレのHオカさんは、違いを小さなものと見ていました。
旧に比べ、新の方が、微妙に生ビール色が強くなっているかという印象でした。
週末酒プレ Hオカ「【徹底比較】GOLD STAR新旧の飲み比べ」2024年1月15日(2024年のリニューアル時の比較)
今回は品目そのものが変わり、大麦スピリッツも抜けました。前回より大きな変化なので、飲み比べの感想が出てくれば違いが見えてくるはずです。
ビールになったGOLD STARと麦とホップを飲んだ人の記事や動画、X投稿は、10月20日の時点で見つかっていません。
買い間違えない見分け方
10月20日をまたいで、店にもAmazonにも新旧の缶が並びます。度数はどちらも5%で、缶のデザインもほとんど同じです。見るところは3つです。
- 缶の下の小さな表示。前のGOLD STARは「発泡酒②」、ビールになったGOLD STARは「生ビール」と書かれています。
- 麦とホップは、新しい缶に「ビール」と「麦100%」の表示が入ります。
- Amazonの商品名。ビールの商品には「ビール化して新登場」、前の商品には「旧発泡酒2です」と書かれています。
画像:Amazon.co.jp の商品ページより
画像はAmazonの商品ページのものです。コクのある麦とホップのほうが好きな人は、こちらのボタンから商品ページを開けます。
どちらを選ぶか
- すっきりした後味が好きで、カロリーとプリン体を少しでも抑えたい人は、GOLD STAR。
- 麦のコクと飲みごたえがほしい人は、麦100%の麦とホップ。
- 飲む量を変えたくない人も、純アルコールは350mL缶1本14gで、前と同じです。
- 値段だけで選ぶ人は、ビールになった日に税は増えていないので、店の値札を見比べてから決めても遅くありません。
この記事で確認した情報源
- ・サッポロビール ニュースリリース「『サッポロ GOLD STAR』『サッポロ 麦とホップ』新ジャンル(発泡酒②)からビールへ品目変更」2026年6月17日(ビールへの変更、10月20日発売、製法、5%・純アルコール量、オープン価格。)
- ・サッポロビール 商品情報「サッポロ GOLD STAR」(ビールの原材料・栄養成分・プリン体。発泡酒②のころの値は同ページのインターネットアーカイブの記録(2025年7月20日)。)
- ・サッポロビール 商品情報「サッポロ 麦とホップ」(ビールの原材料・栄養成分・プリン体。発泡酒②のころの値は同ページのインターネットアーカイブの記録(2026年6月16日)。)
- ・財務省「酒税に関する資料」(2026年10月の一本化、350mL換算54.25円。)
- ・グルメWatch 石渡竜希(2026年10月20日)(発売の報道。)
- ・週末酒プレ Hオカ(2024年1月15日)(2024年のリニューアル時の新旧飲み比べ。)
- ・西日本新聞 伊東秀純(2026年10月7日)(各社の値段の方針。)
ビールになったGOLD STARの商品ページは、こちらのボタンから開けます。
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