MENU
お役立ち記事
【近日公開】AIが物件資料からSUUMO・at homeの入稿文を作成「入稿メイト」|先行登録受付中(無料)

カーナビ 緊急情報/警報が画面に出る仕組み

大雨や大雪のとき、カーナビの画面に「緊急情報」と赤い表示が急に出ることがあります。10月22日には九州で、実際には出ていない「大雨特別警報」が誤ってカーナビに配信されました(くわしくは九州 カーナビ 大雨特別警報/誤配信だった)。

あの表示は、どこから、どうやって届いているのでしょうか。VICS(ビックス)センターと国土交通省の資料からまとめました。

先に結論

  • ✓ カーナビの緊急情報は、ラジオのNHK-FM(エヌエイチケイ エフエム)の電波に乗って届く
  • ✓ 道路を管理する国の役所などが文字を打ちこみ、県ごとにまとめて送る。車の場所に合わせて出るものではない
  • ✓ 大雨特別警報がポップアップで出るのは、VICS WIDE(ビックスワイド)対応のカーナビ。古い型は文字だけの表示になる
目次

表示が届くまでの道すじ

道路の通行止めなどを知らせる緊急情報は、次の順で届きます。

  1. 道路を管理する国土交通省の地方整備局などが、知らせる文字を打ちこむ
  2. 日本道路交通情報センターを通って、VICSセンターに届く
  3. VICSセンターが、NHK-FMの電波に重ねて、県などの単位で流す
  4. 電波を受けたカーナビが、画面にポップアップで出す(1回に最大15文字×2行)

NHK-FMの電波を使うので、受け取れる範囲はNHK-FMが聞こえる範囲とほぼ同じです。電波は全国53か所(中継局468か所)から出ていて、情報は5分ごとに新しくなります。

VICSセンターの「気象などの特別警報」のページ。カーナビ画面の緊急情報の表示イメージ
VICSセンターの「気象などの特別警報」のページ。表示にタッチすると、くわしい内容(最大127文字)が出る(10月22日撮影)

冠水した道で車が動けなくなったときに要るもの

JAFのテストでは、セダンが走れなくなる水深と、ドアが開かなくなる水深がほぼ同じでした。つまり止まった時点で、窓を割る以外に外へ出る方法がなくなります。車に置いておくものから挙げます。

緊急脱出用ハンマー シートベルトカッター付(JIS規格適合品)

緊急脱出用ハンマー シートベルトカッター付(JIS規格適合品)

水に浸かった車は、外からの水圧でドアが開かなくなります。割れるのは側面のガラスで、フロントガラスは合わせガラスなので割れません。グローブボックスの奥ではなく、座ったまま手が届く場所に置いてください。

TORRAS スマホ防水ケース(IPX8・水中でも操作可・浮く設計)

TORRAS スマホ防水ケース(IPX8・水中でも操作可・浮く設計)

119番も家族への連絡も、スマホが生きていることが前提です。水に落とすと沈んで探しようがなくなるので、浮く型かどうかがそのまま連絡手段の有無になります。入れたまま操作できます。

キーホルダー型 LEDライト(充電式・小型)

キーホルダー型 LEDライト(充電式・小型)

鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。

※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。

どんな情報が出るのか

VICSセンターの案内では、カーナビに割りこんで出る情報は大きく3つです。

情報 だれが出すか
気象などの特別警報(大雨・大雪・津波・噴火など) 気象庁の発表をもとに作成
大雪のときの通行規制の情報 国土交通省の地方整備局
弾道ミサイルの情報(Jアラート) 都道府県警察の交通管制センター

出典:VICSセンター「気象などの特別警報」「緊急情報」。大雪の通行規制の情報は、北海道(札幌)・東北・北陸・関東・中部・近畿・九州が対象です。

九州地方整備局は2026年10月6日から、これにアンダーパスの注意を加えました。大雨特別警報(レベル5)や大雨危険警報(レベル4)が出たとき、冠水の情報が入ったときに、「アンダーパス危険です!」と配信します。九州には、道路が線路などの下をくぐるアンダーパスが289か所あります。

古いカーナビだと出かたがちがう

同じ警報でも、カーナビの型によって出かたがちがいます。

これまでのVICS VICS WIDE対応
大雨などの気象警報・特別警報 文字情報 ポップアップ
大津波警報 ポップアップ ポップアップ
噴火警報 一覧に無い ポップアップ

出典:VICSセンター「気象などの特別警報」。VICS WIDEでは、地震を除くすべての特別警報がポップアップで出ます。1時間に50ミリ以上の強い雨が降っている場所を、250メートル四方のます目で地図に出すこともできます。

VICS WIDEは、送れる情報の量をこれまでの2倍にした仕組みです。使うには、VICS WIDEに対応したカーナビが必要です。自分のカーナビがどちらかは、取扱説明書かメーカーのサイトで確かめられます。

?

読者

ナビに「アンダーパス危険」と出たら、そのアンダーパスが今つかっているってこと?

おかあさん

そうとは限らないのよ。この表示は県などの広い範囲にまとめて送られるの。「この先のどこかで水がたまるかもしれない」という合図だと思って、くぐる道をさけて遠回りしてね。

表示が出たらどうするか

  • アンダーパスなど、まわりより低い道に入らない
  • 表示だけで判断せず、ラジオや気象庁のサイトで警報が出ているか確かめる
  • 前の車が水の中で止まっていたら、引き返す

表示はカーナビの型によってちがい、機種によっては「直ちに命を守る行動をとってください」などの文が出ることもあります。10月22日の九州のように誤って出ることもあるので、ほかの情報と合わせて確かめるのが安心です。

アンダーパスが多い県はアンダーパス 多い県/1位は埼玉の270か所に、大雨特別警報がこれまでに出た県は大雨特別警報 過去/最多は長崎・福岡・鹿児島にまとめています。

アイキャッチ写真:日産の車のカーナビ(ティーティーティーエヌアイエス撮影・パブリックドメイン、ウィキメディア・コモンズ)。

Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する

災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。

災害・防災の新着

もっと見る
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ハウスメーカー2社で営業職を経験し、不動産・建築の基礎を習得。
その後、地域密着型の不動産会社にて営業事務として勤務し、
契約書作成、ポータルサイト管理、物件情報の入力・更新など、
実務全般に携わってきました。

特に、ポータルサイトを「より魅力的に見せる工夫」や、
反響につながる「分かりやすい間取り図作成」を得意としています。
自分が関わった物件に反響があった時の喜びが、今の原動力です。

現在は子育てのため一線を退いていますが、
これまでの実務経験を活かし、
フリーランスとして不動産会社様向けの
バックオフィスサポート業務を開始しました。

現場目線を大切にしながら、
「早く・正確に・伝わる」業務サポートを心がけています。

コメント

コメントする

目次