🗨️「小松基地の騒音区域が変わると、うちの防音工事はどうなる?」
防衛省は小松基地まわりの騒音区域を1984年12月以来、42年ぶりに見直します。10月13日に小松市・能美市・加賀市・川北町の首長へ新しい区域図を示す予定で、報道では区域が縮む可能性が大きいとされています。外れた世帯も、告示から新区域の適用まで1年半は国の助成で防音工事ができる見通しです。
[不動産] この記事の要点
2026年10月2日 発表
- 小松市・能美市・加賀市・川北町で、第一種区域に家がある世帯
- 小松基地の近くで家を買う・売る予定の人
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何を見直す | 住宅防音工事などの対象になる騒音区域(第一種〜第三種) |
| いまの区域 | 1984年(昭和59年)12月に変更告示。約6,400ヘクタール |
| きっかけ | F35Aの配備(2029年度までに36機、F15と置き換え) |
| 区域図の提示 | 10月13日、小松市・能美市・加賀市・川北町の首長へ |
| 告示 | 今年度中の予定(時期は未定) |
| 移行期間 | 告示から新区域の適用まで1年半の見通し |
見直しの日程と移行期間は北國新聞・NHKの報道、区域の基準と世帯数は石川県の資料によります。
第一種区域にいる世帯の数
防音工事の助成が受けられるのは、うるささの指数(W値)が75以上の第一種区域です。石川県の資料に載っている、区域を指定したときの居住世帯の概数は次のとおりです。
| 市町 | 第一種区域の世帯数 | うちW値80以上 |
|---|---|---|
| 小松市 | 10,992 | 6,215 |
| 能美市 | 3,785 | 1,048 |
| 加賀市 | 1,652 | 540 |
| 川北町 | 122 | ― |
| 合計 | 16,551 | 7,803 |
出典は石川県環境部「小松基地周辺の騒音対策」(平成28年10月)の表4です。区域内の世帯数は区域指定の際の概数で、いまの世帯数ではありません。北國新聞によると、小松市内で昨年度までに行われた防音工事は42,660件です。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
※ 本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介している商品は、記事の内容に関連するものを編集方針にもとづいて選んでいます。Amazonのアソシエイトとして、おかあさんのおうちは適格販売により収入を得ています。
縮む見込みと調査
新しい区域の根拠になるのは、防衛省が2023〜2025年度に行った騒音の調査です。北國新聞は、区域が縮む可能性が大きいと伝えています。NHKによると、近畿中部防衛局は10月13日に小松市議会にも説明します。
北國新聞は、小松市安宅町の町内会長(74)の「町が区域から外れれば断固反対する」という声を伝えています。数値だけで線を引かれても、住んでいる人にはうるさいことに変わりはない、という訴えです。
外れた家はどうなるか
報道では、区域から外れる世帯でも国の助成で防音工事ができるよう、告示から新区域の適用まで1年半の移行期間を設ける見通しです。小松の住宅防音工事は1975年度から続いていて、区域の基準は85→80→75と下げられるたびに広がってきました。今回は42年で初めて、反対向きに動く可能性があります。
家を売る・買う予定がある人にとっては、区域の内か外かは物件の説明に関わります。10月13日に区域図が示されたら、番地まで当てはめて確かめてください。
生活・仕事にどう効くか
- 防音工事の助成:第一種区域(W値75以上)にある住宅が国の住宅防音工事の対象です。区域から外れると新しく申し込めなくなりますが、告示から適用まで1年半の移行期間が設けられる見通しです。
- 家の売り買い:重要事項説明で騒音区域を確認する場面があります。区域図が出る10月13日以降は、物件がどちら側に入るかを確かめてから話を進めます。
結局どうすればよいか
- 10月13日以降に市町が公表する新しい区域図で、自宅の番地が区域内かを確かめる
- 防音工事をまだしていない世帯は、移行期間のうちに市や近畿中部防衛局へ申し込み方を聞く
- 空調機器の更新など、すでに工事済みの世帯が受けられる助成も合わせて確認する
公式出典
- 北國新聞「騒音区域『線引き』どこに 小松基地周辺、42年ぶり見直し」(2026年10月2日発表)
- NHK「小松基地周辺の防音工事の指定区域 42年ぶり見直しへ」(2026年10月1日発表)
- 石川県環境部「小松基地周辺の騒音対策」(平成28年10月)(2016年10月1日発表)
- 小松市「飛行場周辺地区居住環境整備助成金制度」(2026年10月2日発表)
更新履歴
- 2026年10月2日 初版を公開
※本記事は2026年10月2日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
Googleで「おかあさんのおうち」の新着を優先表示する
災害・道路・住まいの新しい記事がGoogleのトップニュースに出やすくなります。ボタン1回で登録できます。










コメント