🗨️「台風が来てるけど、明日の本宮は雨で中止にならない?」
大阪管区気象台が9月19日17時に出した大阪府の降水確率は、宮入りが並ぶ6時から12時が10%で、1日のうちいちばん低い時間帯です。上がるのは夜で、18時から24時が30%。つまり降りやすいのは宮入りではなく、灯入れ曳行のほうです。台風25号は20日18時の予想でもまだ日本の南にいて、本州へ近づくのは21日。そして「雨天決行」と書いている公式のページは、市にも神社にも見当たりません。
[話題] この記事の要点
2026年9月19日 発表
- 9月20日の本宮を見に行く予定の人
- 夜の灯入れ曳行を目当てにしている人
- 岸和田市内で20日に車を使う予定の人
降りやすいのは宮入りではなく夜
本宮の曳行は9月20日の午前9時から午後10時まで、13時間あります。この長さに、時間帯ごとの予報を重ねると見え方が変わります。
| 時間帯 | 降水確率 | そのとき何をしているか |
|---|---|---|
| 9月20日 0〜6時 | 20% | ― |
| 6〜12時 | 10% | 宮入り(春木8:30/岸城神社9:30/天神宮10:00) |
| 12〜18時 | 20% | 午後の曳行 |
| 18〜24時 | 30% | 灯入れ曳行(22時まで) |
20日の天気は「くもり 所により 雨」、風は「北の風 後 やや強く 海上 では 北の風 強く」。気温は大阪で9時に29度の予想です。雨よりも先に効いてくるのは暑さのほうかもしれません。広報きしわだも昨年の号で「祭礼当日は猛暑が予想されます」と書いていました。
朝から夕方まで会場を歩く日の持ち物
朝から夜までの長丁場で、キャリーケースを持ち込めない会場がほとんどです。手で持てる範囲で、電池と暑さ対策だけ先に用意しておくと当日が楽になります。
幕張メッセの1〜11ホールでは、テザリングとモバイルルーターの使用が禁止されています。電子チケットの提示も、整理券の抽選も、写真も全部スマホなので、朝から夕方まで1台で持たせる前提になります。本体にケーブルが付いている型だと、忘れ物で詰みません。
主催者が「9月とはいえ、まだまだ厳しい暑さに見舞われる可能性があります」と書いています。開場前の待機列は屋外で、日陰がありません。羽根なしなら列でも音が出ません。
展示ホール1から11までを行き来すると、館内だけでかなりの距離を歩きます。しかも試遊は立って待つ時間が長い。夕方の脚のだるさを減らす目的で履いておくものです。
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台風25号は20日いっぱい「日本の南」にいる
気象庁が9月19日18時45分に出した進路の予想から、本宮の日にどこにいるかだけ抜き出します。
| 時点 | 中心の位置 | 中心気圧 |
|---|---|---|
| 9月19日18時(実況) | 日本の南(北緯27.5度・東経138.7度) | 975hPa |
| 9月20日18時 | 日本の南(北緯29.7度・東経137.3度) | 975hPa |
| 9月21日15時 | 八丈島の西約150km | 960hPa(強い台風) |
20日のあいだ、台風の中心はずっと日本の南にあります。大阪管区気象台が20日の予報文で「台風第25号や湿った空気の影響で」と名指ししているのは、台風の周りから流れ込む湿った空気のことです。台風本体が大阪へ来る日ではありません。
台風が来てるのに、やるんですか?
20日の大阪は台風の外側です。近づくのは21日で、しかも進路は関東寄り。中止の告知も19日夜の時点で出ていません。
「雨天決行」と書いている公式は見つからない
ここは正直に書きます。岸和田市のだんじり祭のページ、交通規制のページ、宮入り順位表、広報きしわだ、岸城神社、大阪観光局。探した範囲では、「雨天決行」「荒天中止」にあたる記述はどこにもありませんでした。
まとめサイトの多くは「雨天決行です」と書いていますが、その根拠になる公式の1行が見つからない、という状態です。つまり読む側は、公式の文言ではなく、実際に何が起きてきたかで判断するしかありません。
雨が降った年も、だんじりは走っている
岸和田市の広報広聴課が毎年書いている「きしわダイアリー」に、当日の天気がそのまま残っています。
13日の午前、春木地区のパレード時に少し雨が降りましたが、天気の大きな崩れもなく、真夏のような暑さの中で計34台のだんじりが岸和田のまちを駆け抜けました。(2025年)
前の年も「15日の午前中に雨が降りましたが」と書かれていて、雨と宮入の時間が「重なる町もありました」とあります。いずれの年も曳行は行われました。ただし雨そのものを理由に曳行が中止・中断された年の公式記録は、今回の調べでは見つかりませんでした。無かったと断定はできません。
中止が出たとき、どこに出るか
直近で祭りが丸ごと中止になったのは2020年で、理由は新型コロナです。1945年以来75年ぶりの中止で、岸和田地区の22町会が7月3日に決めたと報じられました。2018年には台風21号の影響で資材が確保できず、有料の観覧席の設置が中止になっていますが、祭り自体は行われています。
| 見る先 | 連絡先 |
|---|---|
| 岸和田市公式サイト(だんじり祭のページ) | 新着情報が出る |
| 岸和田市公式X | @CityKishiwada |
| 岸和田年番本部 | 072-436-0358 |
| 春木年番本部 | 070-1046-1740 |
| 岸和田市 観光課 | 072-423-9486 |
市の公式サイトに中止の判断基準が書かれていない以上、「誰が決めるのか」も公表されていません。2020年の例からわかるのは、町会の側が決めた回があるということまでです。
宮入りの時刻は、市と神社で違う
最後に、当日いちばん混乱しやすいところを。岸城神社の宮入りについて、岸和田市は9時30分から11時22分と出していますが、神社のサイトは9時から12時30分と書いています。
食い違いではなく、数えている場所が違います。市の表には「時刻につきましては、こなから坂下発進時刻となります」と注記があります。坂を登り始める時刻と、神社に入る時刻は別ものです。神社の前で待つなら、神社側の広い枠で考えたほうが外しません。
| 神社 | 時刻(市の公表) | 先頭 |
|---|---|---|
| 弥栄神社(春木地区) | 8:30〜11:05 | 春木若松町 |
| 岸城神社 | 9:30〜11:22 | 宮本町(宮1番) |
| 岸和田天神宮 | 10:00〜11:15 | 沼町(天1番) |
春木地区の会場は南海本線の春木駅のすぐそばです。宵宮と本宮の違いを聞かれることも多いのですが、19日の宵宮が祭りの始まりで、20日の本宮が宮入りのある日、と分けて覚えるのが早いです。
生活・仕事にどう効くか
- 時間帯:本宮は9月20日午前9時から午後10時まで。降水確率は6〜12時が10%、12〜18時が20%、18〜24時が30%。雨に当たりやすいのは夜の曳行のほう。
- 台風の位置:気象庁の9月19日18時45分発表では、台風25号は20日18時の予想位置でも北緯29.7度・東経137.3度の「日本の南」。強い勢力で八丈島の西約150kmに達するのは21日15時の予想。
- 中止の決まり方:岸和田市の公式サイトに中止の規定や判断基準は書かれていない。2020年の中止は岸和田地区の22町会が7月3日に決めたと報じられた。
結局どうすればよいか
- 宮入りを見るなら朝に行く。春木は8時30分、岸城神社は9時30分、岸和田天神宮は10時から
- 夜の灯入れ曳行まで残るなら、降水確率が30%に上がる時間帯なので雨具を用意する
- 中止・中断の告知が出るとすれば岸和田市の公式サイトと公式X。出発前に見る
- 市が出している宮入りの時刻は「こなから坂下発進時刻」。神社の前で待つなら、表の時刻どおりには来ないことを見込んでおく
公式出典
- 岸和田市「岸和田だんじり祭」(令和8年度の曳行時間・宮入り順位表)(2026年9月19日発表)
- 岸和田市「春木地区のだんじり祭」(2026年9月19日発表)
- 気象庁 大阪府の府県概況(2026年9月19日16時32分発表)(2026年9月19日発表)
- 気象庁 台風第25号の位置・勢力(2026年9月19日18時45分発表)(2026年9月19日発表)
- 岸和田市 広報広聴課「きしわダイアリー」2025年のだんじり祭(2026年9月19日発表)
- 日本経済新聞「岸和田だんじり祭、中止 新型コロナで75年ぶり」(2020年7月3日発表)
更新履歴
- 2026年9月19日 初版を公開(大阪管区気象台9月19日17時発表の予報と、気象庁9月19日18時45分発表の台風情報)
※本記事は2026年9月19日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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