🗨️「今シーズンのインフルエンザワクチンは、足りるの?」
厚生労働省の見込みでは、2026/27シーズンの供給量は約5,190万回分です。過去3年の使用量の平均は約4,689万回分なので、使われてきた量は上回っています。出荷も前倒しで、10月2日の時点で6割を超える約3,147万回分が出る見込みです。同じ10月1日からは新型コロナワクチンの定期接種も始まる方向で準備が進んでいます。
[暮らし] この記事の要点
2026年9月13日 発表
- 定期接種の対象になる高齢者
- 子どもに2回接種を受けさせる家庭
- 受験や仕事の予定から逆算して接種日を決める人
数で見る今シーズン
厚生労働省が令和8年8月の時点で示した見込みを並べます。
| 項目 | 回分・人数 |
|---|---|
| 2026/27シーズンの供給量 | 約5,190万回分 |
| うち定期接種に使える製剤 | 約5,010万回分 |
| 10月2日時点の出荷見込み | 約3,147万回分(6割超) |
| 過去3年の使用量(平均) | 約4,689万回分 |
| 定期接種の実施者数(平均) | 約1,965万人 |
供給量が使用量を上回る見込みで、10月の早い時期に6割が出ます。
「早めに」と言われるのは、量ではなく時期の問題
数だけ見れば、今シーズンは足りない見通しではありません。それでも医療機関の予約が10月に集中するのは、打てる期間が限られているからです。
足りるなら、12月に打っても同じですか
効果が出るまでに時間がかかるので、流行が始まってからでは間に合わないことがあります。子どもが2回打つ場合は、間隔もあけなければなりません
出荷が10月上旬に6割まで進むのは、この集中に合わせたものです。
コロナの定期接種も10月1日から
同じ資料には、新型コロナワクチンの予定も載っています。2026/27シーズンの定期接種に使う抗原の組成は令和8年5月の審議会で決まり、各企業で開発と薬事の手続きが進んでいます。厚生労働省は、薬事承認と供給の見通しを踏まえて10月1日から定期接種を開始する方向で準備しているとしています。
2つの接種が同じ月に始まるので、高齢の家族がいる家庭は、どちらをいつ受けるかを医療機関に相談することになります。
自己負担は自治体で違う
定期接種の対象になる人や自己負担の額は、市区町村ごとに決まっています。無料のところもあれば、数千円かかるところもあります。全国共通なのは供給の話までで、窓口で払う金額はそれぞれです。
接種の予約が始まる日も医療機関によって違います。近所の医院に電話して、予約開始日と金額を一度だけ聞いておくと、10月に慌てずにすみます。
供給量は見込みで、今後変わることがあります。最新の状況は厚生労働省の公表資料を確かめてください。
生活・仕事にどう効くか
- 量の見通し:供給は約5,190万回分の見込み。過去3年の使用量平均(約4,689万回分)を上回る。
- 出回る時期:10月2日の時点で6割超の約3,147万回分が出荷される見込み。
- コロナのほう:新型コロナの定期接種は10月1日開始の方向で準備が進んでいる。
結局どうすればよいか
- かかりつけの医療機関に、予約の開始日と料金を先に聞く
- 子どもが2回接種なら、2回目までの間隔を見て1回目の日を決める
- 定期接種の対象や自己負担額は市区町村で違うので、住んでいる自治体のページで確かめる
公式出典
- 厚生労働省「2026/27シーズンの季節性インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチンの供給等について」(第40回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 研究開発及び生産・流通部会 資料1)(2026年8月26日発表)
更新履歴
- 2026年9月13日 初版を公開。供給量は厚生労働省の資料による。
※本記事は2026年9月13日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。
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