🗨️「山梨でレベル4の土砂災害の警報が出たのは、どこですか?」
9月8日の夜に達したのは富士河口湖町・南アルプス市・富士川町・大月市の4市町です。最初は18時09分の富士河口湖町、最後が21時01分の大月市。このうち富士河口湖町と大月市は、6月26日の地震のあとに警報の基準が通常の7割・8割へ下げられたまま戻っていません。
[災害] この記事の要点
2026年9月9日 発表
- 大月市・富士河口湖町で斜面やがけの近くに住んでいる人
- 9日に中央本線や中央道で山梨県内を通る予定の人
- 6月26日の地震のあと、山梨県内で家の周りの地面が気になっている人
4市町が、3時間かけて順番にレベル4へ上がりました
9月8日の夕方から夜にかけての動きを、時刻順に並べます。
| 時刻 | できごと |
|---|---|
| 17時45分 | 富士河口湖町がレベル3(土砂災害警報) |
| 18時09分 | 富士河口湖町がレベル4。県内で最初 |
| 19時台まで | 南アルプス市と富士川町もレベル4 |
| 21時01分 | 大月市がレベル4。県内で4番目 |
| 23時47分 | 甲府地方気象台の発表は、東部・富士五湖/大月市/富士河口湖町 |
23時47分の発表文はこうです。「東部・富士五湖では、土砂災害に厳重に警戒してください。」土砂崩れが起きたという発表ではありません。
住まいのリスクに対する備え
土地の履歴やリスクを知ったら、次は「起きたときにどうするか」です。最低限そろえておくと動けるものを挙げます。
一から集めると抜けが出ます。まずセットで用意して、家族の人数分と常備薬だけ足すのが早いです。
断水で最初に困るのがトイレです。備蓄で見落とされやすい一方、代用が効きません。
停電時は懐中電灯より、部屋全体を照らせるランタンの方が使えます。電池でも充電でも点くものだと、どちらが尽きても止まりません。
鍵につけて持ち歩けるサイズ。停電や夜道、内見での床下確認にも使えます。備えは「持ち歩けるかどうか」で使用率が変わります。
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先に上がった2つは、基準そのものが下げられています
富士河口湖町と大月市には、他の市町村と違う事情があります。
2026年6月26日22時29分ごろ、山梨県東部・富士五湖を震源とする地震がありました。マグニチュード5.6、深さ20キロ(いずれも暫定値)、最大震度6弱を富士河口湖町で観測しています。
その翌日、気象庁と国土交通省は土砂災害の警報を出す基準を引き下げると発表しました。理由は「地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっている」。引き下げ幅は町ごとに違います。
| 市町 | 発表基準 | 9月8日にレベル4へ |
|---|---|---|
| 富士河口湖町 | 通常の7割 | 18時09分(県内で最初) |
| 大月市 | 通常の8割 | 21時01分 |
| 南アルプス市 | 通常どおり | 19時台まで |
| 富士川町 | 通常どおり | 19時台まで |
ただし「基準が下がっている町だけが危ない」ではありません。南アルプス市と富士川町は引き下げの対象外で、通常の基準のままレベル4に達しています。
6月の話ですよね。もう戻っているのでは?
戻したという発表は出ていません。6月27日の発表は期間を「当分の間」としていて、戻す条件も書かれていません。甲府地方気象台のお知らせにも、通常基準へ戻す旨のものは9月8日時点でありません。基準を戻すときは各地の気象台が明示して発表するので、その発表が無いということは続いていると読めます。
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