🗨️「9月になれば涼しくなりますよね? いつまでこの暑さに付き合えばいいんですか。」
8月13日発表の1か月予報では、9月前半にかけて全国的に平年より高い気温が続く見込みです。しかも7月の時点では「残暑は長引かない」予想でした。見通しは3週間で変わっています。そして電気代の値引きは、9月使用分で終わります。
[災害] この記事の要点
気象庁は2026年8月13日に最新の1か月予報を発表し、8月15日〜9月14日の平均気温は北海道から沖縄まで全国的に「平年より高い」見込みとしました。厳しい残暑は9月前半にかけて続く見通しです。7月21日発表の3か月予報では「9月は沖縄・奄美を除き平年並み」とされており、見通しがこの3週間で暑い方向へ変わりました。
2026年8月13日 発表 (2026年8月15日 更新)
- 9月に運動会・引越し・屋外の仕事を予定している人
- 電気代の値引き(9月使用分で終了)を前提に冷房を使っている家庭
- 暑さに弱い高齢の家族と住んでいる人
先に結論
- 8月13日発表の1か月予報:8月15日〜9月14日は全国的に平年より高く、厳しい残暑は9月前半にかけて続く見込み
- 7月21日の3か月予報では「9月は沖縄・奄美を除き平年並み」=見通しは3週間で暑い方向へ変わった。次の答え合わせは8月25日頃の3か月予報
- 電気・ガスの値引きは9月使用分で終了。8月分4.5円/kWh→9月分3.5円→10月分からゼロ
- 「ダブル高気圧」は気象庁の用語ではなく、ウェザーニューズが使う通称
「いつまで続くのか」への最新の答え:9月前半にかけて高温
Yahoo!知恵袋に7月15日、「いつまでこの猛暑が続くのでしょうか?」という質問が投稿されています。回答欄で支持を集めたのは「9月上旬まで」という趣旨の答えでした。8月13日に気象庁が発表した1か月予報は、この見立てをほぼ公式に裏づけています。対象期間の8月15日〜9月14日、平均気温は北海道から沖縄まで全国的に「平年より高い」予想で、厳しい残暑は9月前半にかけて続く見通しです。
ニュースでよく見る「ダブル高気圧」という言葉についても整理しておきます。これは太平洋高気圧の上にチベット高気圧が重なる状態を指す、ウェザーニューズが使っている通称で、確認できた範囲では気象庁の発表文には出てきません。そのウェザーニューズの8月5日の見解では、8月下旬から9月上旬にこの重なりで厳しい残暑となり、和らぐのは9月中旬以降、10月以降も全国的に平年より気温が高い傾向とされています。
暑さを抑えるために先に手を入れるもの
家の性能をすぐに変えるのは難しいので、窓と空気の流れから対処します。効果と費用の釣り合いが良い順です。
窓から入る熱を止めるのが、エアコンの効きを上げる一番安い方法です。西向きの部屋は特に差が出ます。買う前に窓の幅と丈を測ってください。
エアコンの冷気は下にたまります。天井方向へ空気を回すと、設定温度を上げても体感が変わります。
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3週間前の予報は「残暑は長引かない」でした
「気象庁の見通しは夏の初めからずっと同じ」と思っていた人には、ここが本題です。7月21日発表の3か月予報の時点では、9月は沖縄・奄美を除いて「平年並み」=残暑は長引かない予想でした。それが8月13日の1か月予報で「9月前半にかけて厳しい残暑」に変わっています。3週間で、9月の見通しが涼しい側から暑い側へ動いたことになります。
これは予報が当てにならないという話ではありません。長期予報はもともと更新されながら精度を上げていくもので、実務的な結論はひとつです。7月に立てた9月の予定は、8月の予報で引き直す。その次の更新、9〜11月を対象にした3か月予報は8月25日頃の14時に発表されます。運動会や引越しなど秋の大きな予定は、そこでもう一度確かめられます。
電気代の値引きは、暑さより先に終わります
残暑が9月前半まで続くと決まって、真っ先に効いてくるのが電気代です。国の電気・ガス料金の値引き(経済産業省が6月に認可した支援策)は、9月使用分で終わります。単価の推移はこうです。
| 使用月 | 電気の値引き単価 | 残暑の見通し |
|---|---|---|
| 8月使用分 | 4.5円/kWh(最大) | 厳しい暑さが継続 |
| 9月使用分 | 3.5円/kWh(最終月) | 前半にかけて厳しい残暑 |
| 10月使用分 | 0円(値引き終了) | 平年より高い傾向(ウェザーニューズ見解) |
月260kWh使う標準的な家庭なら、8月分の値引きは約1,170円です。
予報どおりなら、暑さの側は9月前半まで続き、ウェザーニューズの見解では10月以降も平年より高い傾向。つまり冷房を使う期間の最後のひと月は、値引きが消えた素の単価で払う可能性が高い、というすれ違いが起きます。冷房を我慢するなら値引きが最大の8月ではなく、判断の材料は実額で持っておくのが得です。目安として、冷房の設定温度を27℃から1℃上げた場合の節約額は年間約940円(資源エネルギー庁試算。外気温31℃・2.2kWの機種・1日9時間の条件)です。
9月の暑さで気をつける場所は、外より家の中
最後にひとつだけ。昨年5〜9月の熱中症搬送は10万510人と調査開始以降で最多になり、そのうち38.1%は住居内で発生しています。直近の1週間(8月3日〜9日)だけでも搬送は7,611人(速報値)。9月前半まで残暑が続くということは、「家の中の暑さ」への警戒もあとひと月続くということです。家の中で何が起きているかは、今朝公開した記事で詳しく書いています。
生活・仕事にどう効くか
- 9月の予定:運動会・引越し・外作業の想定気温は「平年並みの9月」ではなく「8月の続き」で見積もる必要があります
- 10月の請求書:値引きは8月使用分4.5円/kWhが最大で、9月使用分3.5円を最後に終了。残暑で冷房が10月まで残ると、値引きゼロの単価で払う月が生まれます
- 家の中の熱中症:昨年5〜9月の搬送10万510人のうち38.1%は住居内。9月前半も「家の中の暑さ」は続きます
- 次の情報更新:9〜11月の見通し(3か月予報)は8月25日頃14時に発表されます。秋の予定はそこで引き直せます
結局どうすればよいか
- 9月前半の屋外の予定は、涼しくなる前提を捨てて時間帯と休憩場所から組み直す
- 冷房の我慢は値引きが最大の8月使用分にはしない。9月以降は「設定1℃の差=年間約940円」という実額で判断する
- 8月25日頃の3か月予報を確認してから、秋の大きな予定(引越し・改修など)を確定する
あわせて読む・調べる
くわしく知る(保存版の記事)
- 電気代の値引きは8月使用分がいちばん大きい そして9月で終わります
- 「10年に1度の高温」って40℃になるの? 東京の予想は34℃、搬送10万人の38.1%は家の中でした
- 猛暑に強い家・弱い家|記録的な夏から考える住まい選び3つの視点
自分の場合を調べる(無料ツール)
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- 住所まるごとチェック — 住所の表記ゆれ・実在をまとめて確認する
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公式出典
- 気象庁 長期予報(1か月予報・3か月予報の発表スケジュール)(2026年8月13日発表)
- ウェザーニュース「気象庁1か月予報 全国的に気温が高い予想 厳しい残暑に要注意」(2026年8月13日発表)
- ウェザーニュース「猛暑見解2026(更新) 暑さが長引く予想 ダブル高気圧で厳しい残暑も」(2026年8月5日発表)
- 総務省消防庁 熱中症による救急搬送状況(速報値)(2026年8月13日発表)
- 消費者庁「エアコンの温度設定による節約額(資源エネルギー庁試算)」(2025年7月1日発表)
更新履歴
- 2026年8月15日 初版を公開
※本記事は2026年8月15日時点で公表されている情報にもとづきます。数値・制度・進路などは今後変わる可能性があるため、最新の内容は各公式発表をご確認ください。


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